2010年10月20日水曜日

2010年10月20日発行のメールニュースより

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■1(北海道)
2010年10月25日(月)16:15~18:15@北海道大学 学術交流会館講堂
北海道大学サステナビリティ・ウィーク2010 湯浅誠氏&中島岳志氏の講演
日本における貧困問題の実態と解決の方向性

■2(愛知)【お知らせの文を更新しました】
2010年10月25日(月)19:00~21:00@愛知県司法書士会館
愛知発! 貧困の連鎖を断ち切ろう ~反貧困ネットワークあいちからの提案~

■3(東京)
2010年10月29日(金)11:30~13:00/13:00~14:00(詳細下記)@参議院議員会館101号室
子どもの性暴力被害に対する法整備と支援体制の創設を求める院内集会のお知らせ

■4(東京)
2010年10月30日(土)10:00~17:00@全水道会館4階大会議室
2010年 住宅研究・交流集会 「家賃補助の実現、住宅政策の転換を」

■5(東京)(大阪)
<東京会場>2010年10月30日(土)13:30~16:30@東京ウイメンズプラザ・ホール
<大阪会場>2010年10月31日(日)13:30~16:30@ドーンセンター・パフォーマンススペース
<パレード>2010年11月7日(日)時間等詳細下記またはHP
日韓暴力防止シンポジウム 第2回「あるこうよ・むらさきロード2010」プレ公開講座
&あるこうよ・むらさきロード2010

■6(東京)【できるだけ事前申込を】
2010年11月13日(土)13:30~16:30@スター研修センター神田 502号室
年末に向けて、生活困窮者支援の方策を学ぼう!
「初めての生活保護~申請同行から取消訴訟まで」

■7(全国)【署名のお願い】
井上さん・小川さんの京都大学 文学研究科図書館への復職を求める緊急署名


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■1

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北海道大学サステナビリティ・ウィーク2010

   湯浅誠氏&中島岳志氏の講演
日本における貧困問題の実態と解決の方向性   

【@10月25日(月)北海道大学 学術交流会館講堂】
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1990年代以降、それまでの「日本型社会システム」は機能しなく
なってきた。2008年のリーマン・ショック以降、本格的に新しい
社会のあり方への構築が始まりつつあるが、そのビジョンは社会的に
共有されていない。日本の貧困問題の実像を微視的・巨視的に
見ながら、今後の解決策の方向性を考えます。

■講演者
湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
中島岳志 (北海道大学公共政策大学院准教授)
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【日時】10月25日(月)16:15-18:15
オープニング・シンポジウムの第3セッション「社会のしくみと生活」の中で二
人の講演があります。

▼チラシのダウンロード
http://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/jp/events/2010/opening

【参加費】無料
【参加申込】必要 ウェブサイトにて受付

▼申込みサイト
https://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/application/index.php
※10月25日オープニング全体会「ひとり一人がすこやかに人間らしく生きる社
会」を選択してください。

【主催】北海道大学
【問合せ先】
北海道大学サステナビリティ・ウィーク事務局
TEL: 011-706-2093 FAX: 011-706-2915
E-mail: office1[at]sustain.hokudai.ac.jp
http://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/jp/events/2010/opening
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■2

「反貧困ネットワークあいち」主催貧困の学習会
第3回「子どもの貧困」

【日時】2010年10月25日(月)午後7時~午後9時
【場所】愛知県司法書士会館
名古屋市熱田区新尾頭1-12-3(金山総合駅南口徒歩5分)

※愛知県司法書士会館(マップ)
http://www.ai-shiho.or.jp/access/index.html#a3

=『子どもの貧困』シンポジウム=
愛知発! 貧困の連鎖を断ち切ろう
~反貧困ネットワークあいちからの提案~

パネリスト
平松 知子氏
けやきの木保育園園長
著書『保育は人 保育は文化―ある保育園民営化を受託した
保育園の話』

小島 俊樹氏
名古屋市立工芸高等学校教員
名古屋市高等学校教員組合副委員長

多田 元氏
弁護士 NPO法人子どもセンターパオ理事長
南山大学法科大学院教授

コーディネーター
小野 政美さん 反貧困ネットワークあいち
愛知県春日井市立牛山小学校教員


**********

■ 2010年5月,県内で労働者,生活困窮者,多重債務者,外国人
等を支援する市民や諸団体が集結し,「反貧困ネットワークあいち」
を設立しました(全国で20番目)。
■ 設立初年度の活動として,反貧困ネットワークあいちは,「シリ
ーズ2010・反貧困の学習会」(全6回))を行っています。
■ 第3回のテーマは「子どもの貧困」です。
■ 来春,全国「反貧困ネットワーク」の最大イベント「反貧困フェ
スタ」が愛知で開催されます。フェスタでは「子どもの貧困」も大き
なテーマの一つとなるでしょう。
■ 今回の学習会は,地元・愛知の実態と取り組みを知り,何ができ
るかを考えます。保育・学校・子ども向けシェルターの各現場の最前
線におられる,平松知子氏,小島俊樹氏,多田元氏の3氏をお招きし,
「子どもの貧困」についてシンポジウムを行います。
■ 貧困はお金だけの問題ではありません。当日は,人間関係や心の
支援,諸個人や諸機関による協力の具体的な方法と体制などについて
も議論します。
■ フロアとの意見交換の時間もあります。「貧困の連鎖」を断つた
めの処方箋を一緒に考え,発信しませんか。

【主催】反貧困ネットワークあいち info@hanhinkon-aichi.net
事務局 453-0014 名古屋市中村区則武一丁目10番6号
名古屋法律事務所内

【お問い合わせ】
※本学習会のお問い合わせは、担当・大山(金城学院大学人間科学部教員 下の通り)まで
E-mail: saya@kinjo-u.ac.jp
TEL: 052-798-0180(代表)


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■3

子どもの性暴力被害に対する法整備と支援体制の創設を求める院内集会のお知らせ

前略

皆様の、日ごろの性暴力の課題についての精力的な取り組みについて感謝し
ております。

性暴力は、被害者の心身に大きな傷を残す重大な人権侵害であり、被害者へ
の支援の充実及び加害者への処罰および性暴力の防止は世界共通の課題です。

日本では、性暴力被害者についていまだに支援体制は不充分であり、性暴力
被害者全体の6割以上は誰にも被害を相談していません。また、被害者支援の根
拠法も皆無に等しく、被害者にとっての正義を回復するための刑罰法規も被害者
の現実や感情と乖離しており、そのため多くの加害者が処罰されないまま野放し
にされており、また性暴力の防止についてもほとんど普及しておりません。

最近、やっと、性暴力被害者支援について重要性が認識されはじめ、私たち
は被害者支援体制の充実に向けた動きがあることを歓迎しており、その動きを
加速することを期待しておりますが、被害の発見・申告、事情の聴取、証拠採
取、支援、カウンセリング等に特別の配慮が必要な子どもの性暴力被害者につ
いて、専門機関や専門体制の確立が強く求められております。

他方、隣国の韓国では、1994年に性暴力禁止法が成立し、官民が連携して性
暴力被害者への支援活動に取り組み、2004年には韓国政府(女性省)の支援を受
けてソウルに、13歳未満の子どもたちへの性暴力被害者を対象とするひまわり
児童センターが設立されました。

今回、ひまわり児童センターの副所長ウ・ギョンヒさんを招聘し、そこで行
われているワンストップサービスの活動やその背景などについて報告していた
だきます。この機会を、わが国における性暴力被害者支援、とりわけ子どもの
被害者支援及び法律の制定・改正に役立てていただければ幸いです。ご多忙と
は存じますが、性暴力被害者対応を一層推進できるよう、ぜひともご参集いた
だきますよう、御案内差し上げます。ご来場をお待ちしております。

草々



【院内集会日時】2010年10月29日(金) 11時30分~13時
*13時~14時/記者も含めた質疑応答
【会場】参議院議員会館 101号室

●報告者/国立・ひまわり児童センター 副所長 ウ・ギョンヒ さん 
●内容/・ひまわり児童センターの設立の経緯、ワンストップセンターの現況
・ 国会議員等との意見交換 ・法整備への提言

【主催】NPO法人 女性の安全と健康のための支援教育センター/NPO法人 女性ネットSaya-Saya
/NPO法人 G.Planning/NPO法人・全国女性シェルターネット/すぺーすアライズ 等

【当日の連絡先】/木村/090-9397-0921 鈴木/090-9847-4351
【事前の連絡先】すぺーすアライズ T 047-376-6556 / Fax 047-320-3553 E-mail
allies@crux.ocn.ne.jp


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■4

10/30住宅研究・交流集会のお知らせ

2010年 住宅研究・交流集会
「家賃補助の実現、住宅政策の転換を」

昨年10月24日「住まいの貧困の解決」を主なテーマに3団体の共催による
初めの住宅研究交流集会を開催しました。この住研集会では「本物の住宅セーフ
ティネットを」など4つの分科会を実施し、120名が参加しました。これを土
台に今年4月16日には「住宅政策の転換を求める国会集会」を開催しました。
この院内集会には内閣府参与を務めた湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)
が講演を行ない、同時に「提言 今こそ住宅政策の転換を」を3団体の共同とし
て発表しました。

2010住研集会は、この提言の具体化と実践化を、家賃補助(現行の住宅手当
の拡充含む)と公的保証、居住セーフティネットについて行ない、シンポジウム
と分散会を通じて、提言を深め、今後の運動、取り組みの力とし、住宅政策転換
の展望を開こうとするものです。多くの皆さんのご参加を。

【日時】2010年10月30日(土)午前10時から午後5時
【会場】全水道会館4階大会議室 東京都文京区本郷1-4-1
電話 03-3816-4196
JR水道橋駅東口(御茶ノ水寄り)下車徒歩3分
【地図】http://www.mapion.co.jp/m/35.6999088888889_139.758733333333_9/
【参加費】資料代500円

プログラム

10:00~10:30 主催者あいさつと基調報告
「家賃補助、公的保証の実現と居住セーフティネットの確立をめざす提言」
坂庭国晴・住まい連代表幹事

10:30~12:30 シンポジウム
追い出し屋被害者、障害者、女性、若者、高齢者からの発言と告発
コメンテーター
塩崎賢明・日本住宅会議理事長(神戸大学教授)
稲葉 剛・住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人
コーディネーター
鎌田一夫・住まい連幹事(新建築家技術者集団全国幹事)

(休憩)
13:30~15:45 交流・分散会
4つの分散会(1分散会約25人)で、①居住の実態や要求、②取り組みや
運動の経験、③提言、住宅政策転換への意見など、交流します。

16:00~17:00 全体会 4分散会の報告と全体討論、まとめ
まとめと閉会あいさつ
鈴木 浩 日本住宅会議理事(福島大学名誉教授)

【開催団体】日本住宅会議、国民の住まいを守る全国連絡会(住まい連)、
住まいの貧困に取り組むネットワーク
【連絡先】NPO法人住まいの改善センター(台東区台東2-25-10)
電話 03-3837-7611 ファックス 03-3837-8450


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■5

【東京版】
日韓暴力防止シンポジウム
第2回「あるこうよ・むらさきロード2010」プレ公開講座

 DVや、性暴力など、女性や子どもに対する暴力を防止する
ために、我が国でもさまざまな民間の活動や、行政の取り組み
が始められています。しかし、まだまだ地域社会においては、
意識が低く、無関心な人たちが圧倒的に多いのが現状です。

 今、私たちは、日本で性暴力防止法を作ろうと、草の根で動
いていますが、隣国の韓国では、いち早く性暴力禁止法が成立
しました。学校教育の中でも、国が法改正をし、暴力防止の授
業を義務付けています。

 このシンポジウムは東京と大阪の2カ所で開催し、韓国から
のゲストに国や草の根の先進的な活動例を報告していただきま
す。また今年4月からスタートした日本で初のワンストップセ
ンター「SACHICO」の取り組みも紹介します。ぜひご来
場ください。

<東京会場>
【日時】10月30日(土)13:30~16:30
【場所】東京ウイメンズプラザ・ホール
東京都渋谷区神宮前5-53-67 TEL 03-5467-1711
【参加費】1000円

招聘講師と内容
①国立・ひまわり児童センター 副所長ウ・ギョンヒさん
性暴力被害にあった子どもたちのためのワンストップサービス実施状況について

②韓国安養市「安養女性の電話」代表チェ・ビョンイルさん
中学校で実施している同世代性相談員養成教育の実施とその効果について

③「韓国女性の電話」富川支部 代表キム・スジョンさん
夫からの強姦で有罪判決を勝ち取った実践例とそのキャンペーンに関して

④はるクリニック 加藤治子医師 (東京会場のみ)
日本初のワンストップセンター「SACHICO」(性暴力救援センター・大阪)の設立経緯と実践について

【主催団体】日韓暴力防止シンポジウム実行委員会@東京
NPO法人女性ネットSaya-Saya /NPO G..Planning/NPO法人女性の安全と健
康のための支援教育センター

【共催団体】ウイメンズカウンセリング京都/ウイメンズセンター大阪/
さくらんぼ女性サポートルーム(大津)/女性サポート大阪/
G..Planning文京/性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」/
性暴力救援センター・大阪/性暴力禁止法をつくろうネットワーク/
NPO法人全国女性シェルターネット/全国フェミニスト議員連盟/
すぺーすアライズ /ふぇみん婦人民主クラブ大阪

【申し込み・お問い合わせ窓口&参加費振込先(東京会場のみ)】
NPO法人 女性ネットSaya-Saya事務局(枝松・佐藤)
TEL/FAX:03-6454-3983~4

【申込金入金方法】
郵便局 口座番号 00130―4―688105
口座名 あるこうよ むらさきロード

*当日参加も受付ます


【大阪版】
日韓暴力防止シンポジウム
第2回「あるこうよ・むらさきロード2010」プレ公開講座

<大阪会場>
【日時】10月31日(日)13;30~16;30
【場所】ドーンセンター・パフォーマンススペース
【参加費】500円

招聘講師
①国立・ひまわり児童センター 副所長ウ・ギョンヒさん
性暴力被害にあった子どもたちのためのワンストップサービス実施状況について

②韓国安養市「安養女性の電話」代表チェ・ビョンイルさん
中学校で実施している同世代性相談員養成教育の実施とその効果について

③「韓国女性の電話」富川支部 代表キム・スジョンさん
夫からの強姦で有罪判決を勝ち取った実践例とそのキャンペーンに関して

④ウイメンズカウンセリング京都代表 井上 摩耶子さん(大阪会場のみ)
「性暴力被害者に寄り添うということ」

⑤性暴力救援センター・大阪 高見 陽子さん  (大阪会場のみ)
「SACHICO」(性暴力救援センター・大阪)の設立経緯と実践報告

【主催団体】日韓暴力防止シンポジウム実行委員会@大阪
女性サポート大阪/ウイメンズカウンセリング京都/性暴力救援センター・大阪/
さくらんぼ女性サポートルーム(大津)/NPO法人 女性ネットSaya-Saya/
NPO G.Planning/NPO 女性の安全と健康のための支援教育センター

【共催団体】性暴力禁止法をつくろうネットワーク/性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
/NPO法人全国女性シェルターネット/全国フェミニスト議員連盟/すぺーすアライズ/
G..Planning文京/ふぇみん婦人民主クラブ大阪

【申し込み・お問い合わせ窓口】
●女性サポート大阪 松下
TEL:090-7096-2477
FAX:072-649-5343

●参加費(500円)は当日会場にて集金します。


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あるこうよ・むらさきロード2010

「なんで私たち隠れなきゃいけないの、堂々と街を歩きたい!」
昨年に引き続き、DVや性暴力被害をなくそうとする女性たち
とともに、表参道の公道で女性と子どもへの暴力防止を訴える
パレードを行います。パープルリボン(女性への暴力防止)と
オレンジリボン(児童虐待防止)にちなんで、パレードのテー
マカラーは「むらさき」と「オレンジ」です。

みなさまに持ってきていただきたいものは、安心で自由な社
会をつくるための「希望」です。ご一緒に、新しい未来に向け
た一歩を歩きだしましょう。

【日時】2010年11月7日(日曜日)11:00(準備)~16:00
13:00(パレード出発)~14:00

【場所】ウィメンズプラザ東京(準備)
国連大学前路上→表参道→神宮前区民会館(パレード)

【参加費】500円(こども無料)
【問い合わせ】むらさきロード実行委員会
arukoumurasaki@yahoo.co.jp
http://arukoumurasaki.blog37.fc2.com


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■6

首都圏生活保護支援法律家ネットワーク 第13回研修会 at 東京
共催・つながる総合相談ネットワーク東京,ホームレス総合相談ネットワーク

年末に向けて、生活困窮者支援の方策を学ぼう!
「初めての生活保護~申請同行から取消訴訟まで」

首都圏生活保護支援法律家ネットワーク
代  表 弁護士 釜井 英法
代  表 弁護士 猪股  正
事務局長 弁護士 森川  清
(事務局・連絡先)森川清法律事務所 
豊島区駒込1-43-14SK90ビル302
電話 03-6913-4650 FAX 03-6913-4651

生活保護の受給者は190万人を超え(今年6月時点),制度の存在意義や社会的関心は
増大する一方です。他方,ホームレス状態になった生活困窮者への劣等処遇やいわゆ
る「水際作戦」といわれる窓口での違法対応で真に必要な人が制度利用を妨げられて
いるという現実も未だになくなりません。
そこで,生活困窮者支援に当たっては,生活保護利用を適切に援助助言し,また,行
政の違法な対応に対して適切に対処できる知識を備える必要があります。
首都圏生活保護支援法律家ネットワークは,2007年4月21日の設立以来,280人を
超える法律家にご登録いただき,毎日寄せられる相談を配点しています。当ネット
ワークは,援助の輪を広げるべく首都圏各地で研修会を行ってきましたが,設立時に
立ち戻り今回は東京で研修会を行います。都内で相談実績のあるつながる総合相談
ネットワーク東京,ホームレス総合相談ネットワークと共催し,生活保護に関する援
助が初めての方にも,最新論点や動向をフォローしておきたい方にも対応できる充実
した内容となっております。
各ネットワークに未入会の方や一般の方も,参加歓迎です。

※会場及び配付資料の都合がありますので、できるだけ下記によりお申込みいただき
たく存じます。

【日時】2010年11月13日(土)13:30~16:30
【費用】弁護士・司法書士 1,000円 一般 500円
【内容】初心者向け講座(寸劇)と解説 ~申請同行から取消訴訟まで~
各地の訴訟と支援活動の状況,相談申込み状況,配てん状況,相談概要 等

【会場】スター研修センター神田 502号室 03-5217-5577
東京都千代田区神田美土代町3-2 神田アベビル 3~8F
http://kanda-kc.net/access/index.shtml
<アクセス>都営新宿線「小川町」駅,丸ノ内線「淡路町」駅
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B6出口徒歩3分
JR山手線「神田」駅,東京メトロ「神田」駅 徒歩6分

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首都圏生活保護支援法律家ネットワーク事務局 御中
(FAX:03-6913-4651)
□ 上記研修会に,参加します。
年  月  日
氏名               (□弁護士 □司法書士 □一般)
連絡先・事務所                      

電話           FAX              
メールアドレス                   

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≪各団体紹介≫

○首都圏生活保護支援法律家ネットワーク
2007年4月設立。
280名を超える弁護士・司法書士が登録して、受付電話048-866-5040
で受け付けた相談の配点を受けて、生活困窮者支援に当たっている。
昨2009年の相談配てん件数は、1244件。

○ホームレス総合相談ネットワーク
2003年2月設立。
司法書士・弁護士・支援者により構成。路上・施設での法律相談会、排除問題への対
応などを実施。
最近では、更生保護施設での相談会を実施したり、「路上からできる生活保護申請ガ
イド」(通称ノイエ本)を発行したりしている。

○つながる総合相談ネットワーク東京
2009年3月活動開始(正式設立は、同年9月)
派遣村の後、東京でワンストップ相談を実現すべく、法律家、専門家、支援者が参加
して、毎月1回相談会を実施している。法テラス東京などが共催。
毎月100件前後の相談に対応している。


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■7

井上さん・小川さんの京都大学 文学研究科図書館への復職を求める緊急署名

呼びかけ 京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー組合員一同
http://extasy07.exblog.jp/13374203/

京都大学文学部との復職交渉の力とするため、署名活動への協力お願いします。
以下のファイルをダウンロードしていただき、一次集約日10月26日までに、組合
まで郵送・faxお願いします。

署名PDF(説明付き)
http://kyototto.com/image/shomei-bungakubu.pdf
署名用紙のみPDF
http://kyototto.com/image/shomei-bungakubu-1p.pdf


呼びかけ文

ユニオンエクスタシーは、2007年3月に結成されました。文学研究科図書館
で働く井上昌哉さんと小川恭平さんのふたりが、やむにやまれぬ思いで立ち上
がったのが始まりです。全国で、そして京大でもすすむ「3年でくび」「5年
でくび」という雇い方に対し、小さな組合ながら「使い捨てはイヤ!」と声を
上げたのです。

ユニオン結成のきっかけは、職場の上司のパワーハラスメントに対する怒り
でした。文学研究科図書館では、T整理掛長(当時)による日常的なパワハラが
横行していました。ユニオン結成後はさらにひどくなり、その帰結が、5年を待
たずに4年でくび、でした。

私たちユニオンエクスタシーは、理不尽な雇止め解雇に反対し、京大に団体
交渉を要求、09年7月には裁判を起こし、闘ってきました。しかし、京大は団交
の拒否を続け、「不当労働行為」を繰り返すばかりでした。

不誠実な対応を続ける京大に対し、今年3月、労働委員会に救済を申し立て
た結果、8月には文学部との団交が実現しました。さらに、その席上、赤松明
彦研究科長(当時)は、T整理掛長のパワハラについて、調査委員会の設置を
約束しました。

雇止めから2年半あまり・・・、ようやく山が動きだそうとしています。私
たちはこの好機をとらえ、井上さん、小川さんの【文学研究科図書館への復職】
を、京大に要求する署名活動に取り組んでいます。京都の、そして全国の非正
規労働者のみなさん、使い捨て雇用に「ノー!」と言い、皆が楽しく安心して
生きていける社会を願うみなさん、ふたりの復職実現のために、署名のご協力
をお願いします!

●署名宛先 京都大学文学研究科長 佐藤昭裕 殿
●要求項目 文学研究科はパワハラを認め、井上・小川の両名を直ちに文学研究科
図書館に復職させよ。


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