2011年3月11日金曜日

2011年3月11日発行のメールニュースより

━━━━━━

☆★(愛知)
2011年3月13日(日)10:00~17:00@金城学院大学
反貧困フェスタinあいちのご案内 ~つながろう!人間らしい生活を求めて~

■1(東京)
2011年3月12日(土)13:30~17:00@全労連会館 2階ホール
官製ワーキングプア告発集会
――放置される公務内の非正規職員! 改善は急務の課題

■2(神奈川)
2011年4月9日(土)13:00~16:00@カトリック鹿島田教会
公開フォーラム 移住者と子どもたちの「貧困」――貧困の再生産をストップさせるために


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆★

++++++反貧困フェスタinあいち のご案内++++++

~つながろう!人間らしい生活を求めて~

反貧困フェスタは、2008年から、反貧困ネットワークが中心となって、
さまざまな方々が気軽に参加でき貧困問題に関心を持っていただく
ための行事として毎年開催してきました。

今年のフェスタは愛知県で開催します。
愛知県は、大量の派遣切り、非正規切りを生み出し、今日の貧困問題
の特徴を多く抱える地域です。

私たちは、こうした地元に特徴的な問題についても、国内あまねく問題
になっている事項とともに、みなさんに関心をもっていただき、みなさんと
いっしょに考えていきたいと考えています。

そして、貧困をなくすさまざまな取り組みに関わる個人、団体が楽しく
交流できる場にしたいと思っています。

+☆++★++☆++★++☆++★+

【日時】2011年3月13日(日)午前10時~午後5時
【会場】金城学院大学(名古屋市守山区)
+名古屋駅から地下鉄東山線「栄」乗り換え
+名鉄瀬戸線「大森・金城学院前」下車徒歩4分
または
+名古屋駅からJR中央線「大曽根」乗り換え
+名鉄瀬戸線「大森・金城学院前」下車徒歩4分

※駐車場がありませんので、公共交通機関でお越しください。

【参加費】無料

+☆++★++☆++★++☆++★+

全体会では、愛知の実情に基づいて貧困問題の現状を告発するとともに、
貧困をなくすためにいま何が必要なのかを、湯浅誠さんの講演とともに
議論します。
韓国で同様の活動をしている方々との意見交換も予定しております。

また、「子どもと貧困」「住まいと貧困」「社会的に排除された人々と就労」
「外国人と貧困」「女性と貧困」「労働問題」「生活保護」や「所得再配分」などを
テーマとした分科会を設けるとともに、さまざまなブース展示、ワークショップ
も用意します。

そのほかにも音楽や映像など、みなさんの手でいろいろな企画を持ち寄って
いただき楽しい1日としたいと思っています。

+++■○■○■○■○■+++

当日は、大学の食堂が臨時営業しています。
昼食は食堂でお召し上がりいただけます。

★ブース出展等のご希望は、反貧困フェスタinあいち実行委員会へお申し出ください。
(連絡先:下をご覧ください。)

その他、フェスタの最新情報はこちら
http://hanhinkon-aichi.seesaa.net/

+++■○■○■○■○■+++

貧困の問題に関心をお持ちのみなさん、反貧困フェスタに集いませんか。
さまざまな取り組みに学ぶとともに、楽しみ、そして元気が出るフェスタに
していきましょう。

それでは、当日、会場でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!!

【主催】反貧困フェスタinあいち実行委員会
名古屋市中村区則武1-10-6側島ノリタケビル2階
名古屋法律事務所内
TEL 052-451-7746
E-mail info@hanhinkon-aichi.net

【共催】愛知県弁護士会(予定:依頼中)

+☆++★++☆++★++☆++★+

※資金カンパのご協力のお願い

反貧困フェスタを開催するにあたっては東京の反貧困ネットワークと
反貧困ネットワークあいちの2団体から財政拠出をいただいています。
また、会場費や広報費用などの節約にも努めています。
しかし、充実した全体会、分科会の準備などのために相当の予算が
必要になっています。

本来なら、実行委員会でこの予算を捻出すべきものですが、もともと
貧困に苦しむ当事者やその支援団体が中心となって結集している実情から、
負担できる範囲にも限りがあります。

そこで、大変恐縮ですが、反貧困フェスタinあいちを成功させ、愛知県に
おける反貧困の取り組みをさらに発展させるために、財政的な協力を
いただきますことをお願いする次第です。

特に、反貧困フェスタでは、全国から貧困に苦しんでいる当事者の方々
の参加を可能にするために一定の交通費援助を行ってきました。

このような交通費援助などについて、地元からの財政支援によって実現
できるよう、皆さまから協力金、賛助金という形でのご協力をいただきます
ようお願い申し上げます。

【振込先】
三重銀行名古屋駅前支店 普通預金 口座番号1172078
名義 反貧困ネットワークあいち 樽井直樹


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1

官製ワーキングプア告発集会
――放置される公務内の非正規職員! 改善は急務の課題

国家公務員の非常勤職員は12.6万人、自治体に働く非正規労働者は50万人、全国
の臨時教員や非常勤講師は20万人、郵政職場で働く非正規労働者は20万人といわれ
ています。
全労連公務部会は、「官製ワーキングプア」を告発する集会を2008年から毎年開
催し、不当な雇い止めなどをさせないたたかいを進めてきました。国においては、
「期間業務職員制度」が創設されましたが、正規職員との待遇格差は依然として大
きく、均等待遇に向けたとりくみをさらに大きくしていく必要があります。とりわ
け、今春闘では、「すべての労働者の賃上げ」、「誰でも時間額100円以上の賃上げ
」、「最低賃金1,000円以上」と非正規労働者の労働条件改善を前面に押し立て、全
労連・国民春闘共闘が春闘をたたかっています。公務部会においても、「官製ワー
キングプア」の現状打開にむけて集会を開催し、関係機関への働きかけを強めるこ
ととしています。

【日時】2011年3月12日(土)13:30~17:00
【場所】全労連会館 2階ホール
※地図はこちら→ http://www.zenroren.gr.jp/jp/chizu.html

【内容】
◆講演「取材を通してみた官製ワーキングプアの実態」
竹信三恵子氏(朝日新聞編集委員)
※2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞者
【竹信三恵子氏の主な著書:『女性を活用する国、しない国』(岩波書店)、
『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書)、『ワークシェアリングの実像-雇用の分配
か、分断か』(岩波書店)、『女性の就職と企業中心社会』(世織書房)、『日
本株式会社の女たち』(朝日新聞出版)】

◆現場からの発言
国公職場の実態/自治体職場の実態/教育職場の実態/医療職場の実態/福祉職
場の実態/郵政職場の実態など

◆特別報告 民事法務協会労働組合

◆フロア発言
◆アピールの提案など

【主催】全労連公務部会
【連絡先】〒113-8462 東京都文京区湯島2-4-4全労連会館4F
TEL(03)5842-5611 FAX(03)5842-5620
Email:webmaster@zenroren.gr.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■2

***********************************
公開フォーラム
移住者と子どもたちの「貧困」――貧困の再生産をストップさせるために
***********************************

日本政府がはじめて貧困率を公表した2009年以降、日本 社会のなかで進行す
る「貧困」への認識と取組みも着実に拡がってきました。しかし、その議論や実
践のなかで、移住者やその子どもたちが置 かれている貧困の状態には、これま
でほとんど目が向けられてきませんでした。

2009年に結成され た移住連の貧困プロジェクトでは、移住者や子どもたちが
置かれている「貧困」の実態を明らかにするために、子どもの教育、女性(母子
家 庭)、非正規雇用労働者の現状と貧困との関係に関する実態調査を行いまし
た。カラカサンの移住女性も、女性(母子家庭)の現状調査に主体 的に参加し
てきました。
今回のフォーラムでは、これまでの移住連貧困プロジェクトの調査やカラカサ
ンの活動の実 践のなかから見えてきた現実、とりわけ、母子家庭の子どもの生
活や進学率など子どもの教育の実態から見える移住者の子どもの貧困の現状に
焦点をあて、発題者から問題を提起していただきます。
当事者の子どもたちによる発表も受け、貧困の再生産をストップさせるために
何ができるの か、皆さんと共に議論したいと思います。
(日本語-英語・タガログ語の逐次通訳があります。)

【とき】2011年4月9日(土)13:00~16:00
【ところ】カトリック鹿島田教会(JR南武線鹿島田 駅徒歩3分)
(地図:http://www.h2.dion.ne.jp/~aa-kkse/kasimada.htm)
【発題者】樋口直人さん(移住連貧困プロジェクト・徳島大学)
鈴木 健さ ん(移住連貧困プロジェクト・カラカサン)
子どもたちによる寸劇、発表

***<4月9日(土)その他のプログラム>***

10:30~11:00 ヒーリング・ワークショップ
(海外から来日中のファシリテーターによるヨガや身体ケアのためのワーク
ショップです)
11:30~13:00 昼食交流 (フィリピンなどの料理フェアがあります)
13:00~15:30 公開 フォーラム
15:30~16 : 30 カラカサン2011総会

【主催】カラカサン-移住女性のためのエンパワメントセンター
移住労働者と連帯する全国ネットワーク 貧困プロ ジェクト

【お問い合わせ】
カラカサン(担当:山岸)TEL:044-580-4675, e-mail:moto@inada-noborito.com
移住連(担当:大曲)TEL: 03-5802-6033、e-mail:fmwj@jca.apc.org


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━