2011年12月6日火曜日

2011年12月6日発行のメールニュースより

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☆★【トップ掲載】

◇◇◇反貧困たすけあいネットワークイベント◇◇◇
BREAD AND ROSES 8 ~私たちにパンと誇りを!~
2011年、日本と世界が揺れた

大震災、原発事故、エネルギーシフト、TPP、アラブの春、世界経済危機、
そして「We are the99%」・・・。2011年は、間違いなく、日本史と世界史に
刻まれる一年となりました。多様化・細分化されたと言われて久しい現代世界
で、これだけ世論を二分するような「大問題」が噴出するのは、私たちを取り
巻く地殻変動の大きさを物語っているのかもしれません。
2011年の年の瀬、とても「過去」にはならないこの一年を、多彩なゲストとと
もに振り返ってみたいと思います。

【日時】2011年12月9日(金)19:00~22:00/ OPEN 18:30
【場所】六本木スーパーデラックス
〒106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F(六本木ヒルズ隣)
【アクセス】日比谷線/大江戸線、六本木駅より、六本木通り沿いを西麻布方
面へ徒歩5分
【入場料】500円(反貧困たすけあいネットワーク会員は無料です。この機会
にぜひご加入ください!)

SPEAKER:
河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
湯浅 誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局次長)

SPECIAL GUEST(順不同):
雨宮処凛(作家)
大野更紗(作家、「困っているひと」著者)
金子 勝(慶應義塾大学経済学部教授)
熊谷晋一郎(小児科医)
田原 牧(東京新聞 元カイロ特派員、現・特別報道部デスク)(予定)
七沢 潔(ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」担当ディレクター)
福山哲郎(民主党、前・内閣官房副長官)
福島みずほ(社会民主党党首)(予定)
小池 晃(日本共産党 政策委員長)

DJ: Freedom School Crew

★インターネット生中継あり★
http://www.ustream.tv/channel/breadandroses

■「反貧困たすけあいネットワーク」とは?
ワーキングプアのための「たすけあい制度」を運営しています。就業中の方が
、病気やケガで働けなくなったときの「休業たすけあい金」給付、生活困窮時
の「生活たすけあい金」による救援に加え、若者のための居場所づくり、労働
・生活相談などを行っています。

■反貧困たすけあいネットワーク会員募集中
ホームページから、オンライン入会手続きができるようになりました!
http://www.tasukeai-net.org/

■支援カンパ大歓迎!
ワーキングプアの「たすけあい制度」をご支援ください。
[ゆうちょ銀行]
郵便振替口座:00170-4-357236
口座名:反貧困たすけあいネットワーク
*通信欄に「たすけあいカンパ」とお書き添えください。
[みずほ銀行]
みずほ銀行 大塚支店 普通 2091514
口座名:反貧困たすけあいネットワーク
*住所・氏名・金額の内訳を、事務局までお知らせください。

【お問い合わせ】
反貧困たすけあいネットワーク
代表運営委員:河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
事務局長:湯浅 誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局次長)
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-33-10 東京労働会館5F
公共一般労組内 首都圏青年ユニオン気付
Tel. 03-5395-3807 Fax. 03-5395-5139
E-mail: main@tasukeai-net.org
URL: http://www.tasukeai-net.org/


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☆★(東京)【今度の金曜日です!】
2011年12月9日(金)19:00~22:00/ OPEN 18:30@六本木スーパーデラックス
BREAD AND ROSES 8 ~私たちにパンと誇りを!~
―2011年、日本と世界が揺れた

■1(東京)
2011年12月10日(土)13:00~17:00@東洋大学6号館 2階6201教室
3・11から見えてきたもの ~ 子どもの未来を照らす教育を ~

■2(東京)
2011年12月10日(土)14:00~17:00@女性就業支援センター
(旧 女性と仕事の未来館)5Fホール
ミシュカの森2011~悲しみを支えるもの~

■3(東京)
2011年12月11日(日)13:00~16:00(時間内出入り自由)@文京区勤労福祉会館3F 第一和室
首都圏青年ユニオン・反貧困たすけあいネットワーク共催
◇◆◇12月の「ゆう茶房」へのお誘い◇◆◇

■4(東京)
2011年12月17日(土)13:30~15:30(延長あり)@(公財)早稲田奉仕園
日本キリスト教会館6階1号室(旧フォークト・ルーム)
【緊急シンポ】市民社会と巨大財団の連携はグローバル課題解決の力となるか?


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■1

3・11から見えてきたもの
~ 子どもの未来を照らす教育を ~

3月11日、東日本を襲った大震災、津波は2万人におよぶ死者、行方不明
者をもたらしました。そして、福島第一原発事故による放射能汚染。8ヶ月た
った今も、多くの人々が立ち行かぬ暮らしの中にいます。私たちは、何よりも
被災地の声を生かした一刻も早い復旧・復興を求めます。
一方、生活保護200万人(95年88万人)、就学援助155万人(同年
76万人)という日本の姿もあります。3・11で、心にきずを負った上に学
校を奪われた子どもたちに、教育を受ける権利がどのように保障がされてきた
のでしょう。被災県では就学援助受給率が90%を超える学校もあります。こ
うした実態は、今こそ教育費無償という本来のあるべき姿を実現すべきことを
訴えています。学びの保障は、子どもたちの未来を拓く最も基本的な権利の保
障です。子どもや若者をめぐる様々な現実を、その背景にあるものとともに掘
り起こし、未来を照らす共同の輪をつなぐ場としていきましょう。

■パネラー
★杉内清吉さん(スギウチ・セイキチ):福島県高教組教員)
→福島の高校の現場から ◎3・11後の学校の状況と高校生達の姿
 ◎高校再編成、高校進学などをめぐる問題

★鈴木久之さん(スズキ・ヒサユキ):福島県公立学校事務職員
→福島の学校現場から  ◎8ヶ月を過ぎた子どもたちの姿と学校
 ◎子どもたちの成長と学校・地域が抱える課題

★芳賀 直さん(ハガ・ナオシ):元宮城県公立学校事務職員
→被災現場に見る教育費、生活の現実
 ◎8ヶ月を過ぎての学校の状況(就学援助等
 に関わって)
 ◎被災現場の現実と課題

★藤井和子さん(フジイ・カズコ):学生支援機構職員
→奨学金制度の現場から ◎過酷な有利子制度の実態
 ◎学生の学びを保障する奨学金制度をめざして

【日時】12月10日(土)午後1時~5時
【場所】東洋大学6号館 2階6201教室
※■都営三田線「白山」 ■東京メトロ南北線「本駒込」下車
■都営バス JR「巣鴨」から「浅草雷門」行「東洋大前」)

【資料代】500円(学生200円)

【連絡先】第25回教育財政シンポジウム実行委員会事務局 
TEL 090(9675)1067 (植松)


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■2

ミシュカの森2011~悲しみを支えるもの~

世田谷事件から11年、柳田邦男氏、日野原重明氏らの励ましを受け、
悲しみからの修復を探ってきました。

震災を経た今年は、ベグライテンを始め、上智大学グリーフケア研究
所や文学部哲学科のご支援も得て、「悲しみを、いのちを育む力に変
えていこう」と模索する方々と手を携える企画となりました。
「銀河鉄道の夜」の朗読を基調通音に、アートを軸に世田谷事件から
今回の震災に至るまで、地域支援に関わる方々、軽井沢朗読館長青
木裕子氏、全盲のイラストレーターエムナマエ氏、子ども未来研究所
所長柴崎嘉寿隆氏、臨床心理士倉石聡子氏と多彩なゲストをお迎え
します。
従来の単線的な「援助する」・「援助される」と言う関係性を超えた思
考と行動を模索していけたらとの日頃の思いを形にしたいと思って
います。
思いを繋ぐアートセッションにもご参加頂けます。

たくさんの方々のご来場を心よりお待ち申し上げております。

【日時】2011年12月10日(土)午後2時~5時
【場所】女性就業支援センター(旧 女性と仕事の未来館)5F ホール
JR田町駅、都営地下鉄三田駅 徒歩3分
【参加費】1000円

【主催】ミシュカの森実行委員会
【共催】上智大学グリーフケア研究所・上智大学 文学部哲学科・ベグライテン
【連絡先】ANA71805@nifty.com (入江) 090-9146-6667(関根)


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■3

首都圏青年ユニオン・反貧困たすけあいネットワーク共催

◇◆◇12月の「ゆう茶房」へのお誘い◇◆◇
「ゆう茶房」は、おいしい飲み物とお菓子を楽しみながら、みんなでのんびり
と語り合う茶話会です。仕事や学校でのことを聞いてほしい。おいしいお茶や
コーヒーをゆっくりと味わいたい。たわいもない話をしながら、まったりと過
ごしたい…。ひとりでも、友人同士でも、どなたでも大歓迎!和室の落ち着い
た雰囲気の中で、ゆったりとした時を過ごしませんか?皆さんのご参加をお待
ちしています!

【日時】2011年12月11日(日)13:00~16:00(時間内出入り自由)
【場所】文京区勤労福祉会館3F 第一和室(東京都文京区本駒込4-35-15)
JR駒込駅(東口)徒歩9分、東京メトロ南北線駒込駅(1番口) 徒歩11分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0021/6474/map_kinpuku.pdf
【参加費】300円(申込はいりません。当日、直接会場へお越しください。)
【主催】首都圏青年ユニオン、反貧困たすけあいネットワーク

【プログラム】
13:00~ たすけあいネット交流タイム
☆反貧困たすけあいネットワークの活動や、「たすけあい制度」について紹介
する時間です。どなたでも参加できます。
13:30~16:00 ゆう茶房
☆フリードリンク、フリースィーツ、フリータイム!
☆お茶やお菓子の差し入れ大歓迎です!
☆できれば、「マイカップ」をご持参ください。

<「ゆう茶房」とは?>
「ゆう茶房」は、お茶好き・カフェ好きの首都圏青年ユニオン組合員が、誰も
が気軽に訪れることのできる場をつくりたいと思い企画したことからはじまり
ました。この度、様々な方々と交流していけたらと、首都圏青年ユニオンと反
貧困たすけあいネットワークの2団体で、「ゆう茶房」を共同開催することに
なりました。今後も、ホッと一息ついていただけるような心地よい場を、みな
さんと一緒につくっていきたいと思います。

【問い合わせ】
首都圏青年ユニオン
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-33-10東京労働会館 5階 公共一般労組内
TEL:03-5395-5359 E-mail:union@seinen-u.org
反貧困たすけあいネットワーク
TEL:03-5395-3807 E-mail:main@tasukeai-net.org


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■4

【緊急シンポ】市民社会と巨大財団の連携はグローバル課題解決の力となるか?

2008年のリーマン・ショック以降連綿と続く世界的な金融危機と
同時不況--これの背後には、投機マネーを操りバブルを煽る
ヘッジファンドなど強欲資本主義(グリード・キャピタリズム)の
仕掛けがあることは明らかです。

このことから投機マネーを規制しかつ税収を上げるための金融
取引税導入の声が世界的に高まってきています。

先のG20カンヌ・サミットでは金融取引税が初めて正式に議論され、
フランス、ドイツ、スペイン、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカの
6カ国がこれに賛同しました。

一方、大富豪で巨大財団を率いるビル・ゲイツやジョージ・ソロスも
金融取引税を支持し、さらに市民社会との連携を真剣に模索して
います。

グローバル課題の解決と金融取引税などを切り口にし、以下のよう
に「激動する世界における市民社会と巨大財団の連携のあり方」を
考えるシンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。

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■緊急シンポジウム

■激動する世界とグローバル課題:気候変動、世界の貧困解消、
そして金融取引税
市民社会と巨大財団の連携はグローバル課題解決の力となるか?

=ゲイツ財団・ソロス財団主催の市民社会国際会議 参加者からの報告=

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【日時】2011年12月17日(土)午後1時30分~3時30分(延長あり)
【場所】(公財)早稲田奉仕園 日本キリスト教会館6階1号室
(旧フォークト・ルーム)
・住所:東京都新宿区西早稲田2-3-1
・行き方:東京地下鉄東西線早稲田駅2番出口・3b出口下車徒歩5分
・地図: http://www.hoshien.or.jp/map/map.html

【参加費】500円(資料代)
【定員】40名

【申し込み】以下のウェブサイトにアクセスし、申し込みフォームに
所定の事項をご記入の上、ご送信ください。
<参加申し込みフォーム> http://ow.ly/7G6xt
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★世界は今、大きな変化の時期に差し掛かっています。2008年のリーマン・シ
ョック以降の経済危機で、欧米諸国は軒並み弱体化し、一方、中国・インド・
ブラジルなどの新興国が伸びてきています。
この変化は、経済だけでなく政治にも波及しつつあります。この宙吊りの状況
で今後、大きな逆境にさらされかねないのが、途上国の開発と貧困の解消、気
候変動やその他の環境問題など、グローバルな課題です。

★世界の貧困をなくし、気候変動を解決するためには、現在の政府開発援助(
ODA)や気候対策資金では足りません。しかし、欧米の経済的退潮によって、
これらの資金額を現状維持することが難しくなっており、近い将来、大幅に減
少する可能性もあります。世界が欧米を中心とするG8から、新興国も参加した
G20にシフトする中で、これらグローバル課題を解決するための地球規模の「
責任」はどうなっていくのでしょうか。

★ゲイツ財団やジョージ・ソロスの設立したオープン・ソサエティ財団は、「
市民社会」を、問題解決に不可欠なアクターとして見出しています。
本年9月、ゲイツ財団はインドのデリーにて「G20時代の地球規模アドボカシ
ー再構築」(Reframing Global Advocacy in a G20 World)と題し、市民社会
のアクティヴィストたちを招へいして国際的な戦略会議を行いました。オープ
ン・ソサエティ財団は、グローバル課題の解決の代替資金源として金融取引税
に着目し、「国際保健への資金確保:金融取引税のためのアドボカシー」と題
し、市民社会対象の国際セミナーを開催しました。二つの巨大財団は、変動期
の世界においてグローバル課題に取り組む方法として、市民社会との連携を真
剣に検討しています。

★激動する世界。そこにおいて国際的な市民社会はどうあるべきか。
グローバル課題の解決に向けて、民間財団と市民社会の連携の可能性と課題、
また限界はどこにあるのか。上記二つの会議に日本から出席したアクティヴィ
ストが報告・討議します。

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◎発題者:
・大崎麻子さん(ジェンダー・アクション・プラットフォーム)
ゲイツ財団「G20時代の地球規模アドボカシー再構築」会議出席者
・上村雄彦さん(横浜市立大学准教授)
オープン・ソサエティ財団「国際保健への資金確保」会議出席者
・稲場雅紀さん(「動く→動かす」事務局長)
オープン・ソサエティ財団「国際保健への資金確保」会議出席者

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【共催】(五十音順):動く→動かす、オルタモンド、国際連帯税を推進
する市民の会(ACIST)、国際連帯税フォーラム、ジェンダー・アクション
・プラットフォーム

【事務局】動く→動かす 東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F
・電話:03-3834-6902
(担当:稲場)、問合せメールアドレス:ajf.event@gmail.com

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