2010年5月29日土曜日

2010年5月29日発行メールニュースより

■1(東京)
2010年6月4日(金)17:00~19:00@Cafe ラバンデリア
~住まいカフェ:更新料問題相談会のご案内~

■2(東京)
2010年6月14日(月)19:00~20:30@豊島区生活産業プラザ(ECOとしま)地下1階・展示場
(同日リレートークと宣伝行動もあり、詳細下記)
6/14「住まいは人権」パーティのお知らせ

■3(仙台・関東)【仙台は本日放送です!】
「男として 親として~仙台、ある父子(おやこ)の物語」放送日決定のお知らせ

■4(全国)
江戸川子どもの虐待防止キャンペーン
~ 児童虐待のない「子どもにやさしいまち」のためのアイデア募集 ~

■5(全国)【お知らせ】
児童扶養手当法の父子家庭を対象とする改正を歓迎するとともに、
ひとり親家庭支援の方針の再構築を望む声明


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■1

~住まいカフェ:更新料問題相談会のご案内~

アパートやマンションの更新時期を迎え、不動産屋さんから契約の更新のお知らせが来て、
「更新料として家賃の1ヶ月分を請求された」、「更新手数料として家賃の半月分も合わせて請求さ
れている」、「更新料など払いたくないけど、どうやって交渉したらいいのか」等々で悩んでいる方
が多いと思います。こんな悩みの相談に借地借家人組合の役員やネットワークのメンバーがズバリと
回答します。相談料は無料です。

【日時】6月4日(金)午後5時~7時
【会場】Cafe ラバンデリア
http://cafelavanderia.blogspot.com/search/label/MAP

★相談は無料(会場費としてドリンク代のみご負担下さい)
※午後7時からネットワークの例会行ないます。

住まいの貧困に取り組むネットワーク
【連絡先】〒162-0814 新宿区新小川町8-20 こもれび荘もやい気付
E‐mail:sumainohinkon@gmail.com
ブログ:http://housingpoor.blog53.fc2.com


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■2

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「住まいは人権」パーティのご案内
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【日時】2010年6月14日(月) 午後7時~午後8時30分
【場所】豊島区生活産業プラザ(ECOとしま)地下1階・展示場
豊島区東池袋1-20-15
http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/shisetsu_community/005133.html

【パーティ内容】
☆バイオリニスト みほこん(大原未歩子さん)の演奏
☆「みんなのための安心すまいハンドブック」(住まいの貧困に取り組むネットワーク・発行)、
「住宅政策の転換パンフレット」(住まい連・発行)の2つの冊子の発刊記念
☆住まいは人権のそれぞれの思い、交流と各界のアピールなど

【参加費など】会費500円(交流のドリンクつまみ付) 上記2冊の本500円で販売

*大原未歩子さん略歴:4歳よりバイオリンを始める。阪神大震災後、神戸の路上で演奏活動を行い、
以後、新宿の路上生活者の支援の中でライブをする。09年アルバムを発表。

*住まいは人権デーとは
1996年、第2回国連人間居住会議がトルコのイスタンブールで開催され、この会議の最終日
(6月14日)に「居住の権利」が宣言されました。「人間にふさわしい住まいは、命の安全、
健康、福祉、教育や本当の豊かさ、人間の尊厳を守る基礎であり、安心して生きる社会の基盤で
ある。」この宣言は日本政府も調印し、承認しました。その翌年から、6月14日を「住まいは
人権デー」として、住宅関係団体が共同して取り組んでいます。

【6月14日のリレートークと宣伝行動】

【日時】6月14日午後5時30分~6時30分
【場所】池袋東口駅前広場(パルコ前付近)
【内容】住まいは人権デーのビラの配布(手伝える方は直接お越しください)。
ハウジングプアの当事者発言はじめリレートークを行います。
【募集】トーク志願者を募集しています。連絡下記まで。

【連絡先】NPO住まいの改善センター
TEL:3837-7611 Fax3837-8450
〒110-0016 台東区台東2-25-10


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■3

お知らせ

「FNSドキュメンタリー大賞」出品作
「男として 親として~仙台、ある父子(おやこ)の物語」
仙台・宮城地区での放送日決定です。
【仙台放送日】5月29日(土)13:00~13:55 仙台放送

東京・関東圏での放送日が決まりました。
【関東圏放送日】8月30日(月)翌日午前2時40分~3時35分
フジテレビの放送日ですので、関東1都6県
(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城)での視聴が可能です。

ついに告知解禁です! 去年の春先から密着取材を受けていました。
母子家庭も父子家庭も平等に支援を!と求めてきました。
そしてこのたび皆の思いが結集して。
父子家庭へも児童扶養手当が支給されえるようになる。
児童扶養手当改正案が無事、可決されることになりました。
それまでの流れが詰まったドキュメント放送となるかと思います。
今後は、就労支援に向かう中で一人でも多くの方に見て貰いたい思いで
告知させていただきました。

皆様、全父子連のご支援として宜しく告知のご協力お願いいたします。

全国父子家庭支援連絡会 【宮城】理事
ホームページhttp://www.zenfushiren.jp/
ブログhttp://ameblo.jp/papa-support/


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■4

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江戸川子どもの虐待防止キャンペーン
~ 児童虐待のない「子どもにやさしいまち」のためのアイデア募集 ~

http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/
http://twitter.com/edo_childabuse

今年の1月、江戸川区内の小学1年生が両親の虐待を受けて死亡するという事件がありました。
都や区の行政も、大きな問題として検証し、再発防止の対策を発表しました。しかし、今回の事件の
発生のみならず検証、そして方針策定に至るプロセスにおいて「子どもの声が生かされない」ことが、
社会の重大な欠落であると感じています。
子どもにとって、相談しやすいのはどんなところか。本当に必要としていることは何か。ということ
を子どもたちの視点から考えてみたい。そして、子どもたち自身が、社会と未来を担って行く責任と
可能性を感じ取ることを願い、子どもの声を集めるキャンペーンを始めました。

この事業自体も、事件をきっかけに関心を持って集まった、17~24才の若者たちのイニシアテ
ィブで進めています。私たちは、子どもに関わる問題を解決するヒントは、子どもの中にあると考えて
います。

各方面の活動者や専門家の方々等にも協力をいただき、その声が現実に生かされるよう、社会に伝えて
いきたいと思います。メールやインターネットの回答フォーム等も使い、居住地や国籍も問わず、一人
でも多くの子どもの声を、「アンケート」にて、集めたいと思います。

子どものみなさん!今、みなさんが考えていること、感じていること、ふと気づいたことなどを
聞かせてください。みなさんが安心して暮らし、育ち、守られ、参加できる社会にするために、アイデア
をぜひ寄せてください。大人のみなさん!子どもへのアンケートの周知とご協力のほど、なにとぞ
よろしくお願いいたします。

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【呼びかけ文】18才までのみなさんへ、アンケートのお願い

今年の1月、東京都江戸川区に住む小学校1年生の、岡本海渡(かいと)くん(7才)が、
両親からの虐待を受けて亡くなりました。海渡くんは、昨年9月に、虐待を受けたことを歯医者
さんに話しました。そして学校や子ども家庭支援センターなどの大人がそれを知って、海渡くん
の両親と話をしていたのに、命が守られなかったことに、私たちはショックを受けています。海
渡くんの死を無駄にしないためにも、子どもの声が尊重され、子どもの願いが反映される社会に
変えていかなくてはならないと感じました。そして、子どもにかかわる問題を、いままでのよう
に、大人の考えだけで決めてはいけないと思いました。

そこで、みなさんが日ごろから思っていること、この事件を知って感じたこと、ふと気づいた
ことなどを聞かせてください。問題の解決策やヒントが、子どもだからこそ出てくるのではない
かと考えています。子どもが安心して暮らし、育ち、守られ、参加できる社会にするために、み
なさんのアイデアをぜひ聞かせてください。よろしくお願いします。

2010年5月
江戸川子どもおんぶず 代表 大河内秀人
チームあさって メンバー一同

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【 対 象 】0歳~18歳までの人たち

【 用 紙 】http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/
※ご連絡いただければ必要枚数をお送りいたします。

【回答方法】
●FAX    03-3674-6677
●専用メール  edogawa.campaign@gmail.com
●回答フォーム http://form1.fc2.com/form/?id=545538

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┃【 質 問 】

┃1 あなたが困ったときに相談するところはどこですか?
┃  (ない場合は、ないとお書きください)

┃2 もし「虐待を受けているかもしれない…」という子がいたら、
┃  あなたには何ができると思いますか?

┃3 あなたや友だちが「しあわせ」と感じるまちにするためには、
┃  どうしたらいいと思いますか?

┃◎その他、ご自由にお書きください。

┃名前/ニックネーム(            )
┃年齢(    才)※18才まで
┃住んでいる地域(   都道府県      市区町村)

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【回答期限】第1期締め切り...6月6日(火)

※いただいた個人情報については、個人が特定されない形でこのキャンペーンの分析・結果報告
にのみ使用し、本キャンペーン以外の場面で使用・開示いたしません。

▼ご参考
◇朝日新聞記事(5月18日、川の手版)
http://www.juko-in.or.jp/20100518asahikiji1.pdf
◇5/15毎日新聞記事(5月15日、下町版)
http://www.juko-in.or.jp/20100515mainichikiji1.pdf
◇「江戸川子どもおんぶず」について
http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-0e1c.html
◇実施体制と「チームあさって」について
http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-0320.html
◇経緯と目的
http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-da5c.html
▼進捗速報
◇Twitter
http://twitter.com/edo_childabuse ※Twitter会議、近日実施予定!


●━━━ 本キャンペーンについての連絡先 ━━━━●

江戸川子どもおんぶず (代表 大河内秀人)
〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3-35-13
ニックハイム船堀204 小松川市民ファーム内
FAX 03-3654-9188 Eメール eko@mbm.nifty.com
BLOG http://ekombuds.cocolog-nifty.com/blog/
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江戸川子どもおんぶずは、子どもの権利条約の理念を活かした
子どもの市民社会づくりをめざします!
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◎協賛のお願い◎ 協賛金額 一口5千円
資金の面でもあたたかいご協力をお願いいたします。
↓お振込み先など詳細は下記ホームページ↓
http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3279.html


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■5

児童扶養手当法の父子家庭を対象とする改正を歓迎するとともに、
ひとり親家庭支援の方針の再構築を望む声明

NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡
しんぐるまざあず・ふぉーらむ・北海道
しんぐるまざあず・ふぉーらむ・沖縄

2010年5月26日、改正児童扶養手当法が成立し、これまで母子家庭等に支給されていた、
児童扶養手当(月額満額支給で4万1720円)が父子家庭にも支給されることとなった。こ
れは、母子家庭と同様に貧困にさらされている父子家庭とその子どもたちに対する朗報で
あり、歓迎したい。
児童扶養手当制度は、困窮するワーキングプアである母子家庭・父子家庭の親子にとって
命綱としての制度である。しかし、児童扶養手当制度には数々の問題が残されている。

Ⅰ 現行制度の問題点として以下のとおり指摘する
1. 児童扶養手当法第13条の2(一部支給停止措置)を廃止すべきである(手当支給期間を
5年間と定め、以降を半額支給とする条文の廃止)
2. 同じく就労していないと支給しないなどの懲罰的な条文(同法14条及び15条)も廃止す
べきである
3. 一人ひとりの子どもに給付する制度にすべきである
4. 養育費を所得として算入する制度は廃止すべきである
5. DVなどの遺棄(別居)での申請を緩和すべきである
6. そもそも児童扶養手当制度はひとり親家庭を対象とする制度として抜本的に再構築すべ
きである
7. 社会や家族観の変容に対応し事実婚の規定などの人権侵害的な運用を改善すべきである
特に、5年間受給後の半額削減については、現政権で調整が出来次第実現するという大臣
の答弁があったので、早急な実現を望む。

Ⅱ 母子家庭及び父子家庭へのあるべき支援とは
1. これまで行われてきた支援策の効果及び問題点の検証の必要性
09年の政権交代以降、ひとり親家庭の貧困率が54.3%と測定され、生活保護の母子加算
が復活したことは歓迎したい。しかし、新たに父子家庭への支援も始まったのであるから、今
後ひとり親家庭への支援をどのような形で行っていくのか、その支援策の方向性及び具体的検
討をおこなうべきである。また、その議論のためには、前政権の行ってきたこれまでの支援策
について、分析と検証をおこなうことは必要不可欠である。就労支援の効果があがったか(正
規雇用の増加は、収入増になったかなど)検証はされていない。非正規化の傾向はとどまらな
い。そして、ひとり親家庭の貧困率の削減目標を政府は設定すべきである。

2.在宅就労支援の効果への疑問
しかるに現政権は、前政権の就労支援を中心とした支援の検証もしないまま、平成22年度から
は在宅就労支援を行うこととした。
就労状況、産業構造は変化している。だからこそ、どのような就労支援が効果的なのかを、実
態を把握し、専門家とともに当事者を交えて検討すべきである。20年前はヘルパー講座とパソコ
ン講座と医療事務の講座を母子家庭向けに行った。2003年にはさらに自立教育訓練給付事業や、
高等技能訓練促進事業等(これのみ評判がよい)が始まった。そして2010年には内職支援となっ
た。検証が必要である。

Ⅲ 当事者参加による検討を
また就労支援とともに、住宅支援、教育支援、省庁横断的な養育費制度・面会交流の制度の検
討会など、多くの課題が残されている。私たちは、真に実効性のある、ひとり親家庭支援を行う
ためには、もう一度、母子家庭・父子家庭支援のあり方について、透明性を確保し当事者参加に
よる検討会で検討すべきだと考える。
児童扶養手当制度の土台もぐらぐらしたまま、旅館の建て増しのように父子家庭にも支給対象
を増やすだけでは足りない。当事者を交えた検証作業を経て、今後必要とされる支援策を再構築
する必要を強く訴える。


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