2012年11月6日火曜日

2012年11月6日発行のメールニュースより

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■湯浅からのおしらせ

都知事選についてのコメント
(11月4日執筆、6日発行)

  この間、多くの方から、都知事選についてお問合せなどいただきました。ご推薦
いただいた方もおられて光栄かつ恐縮でした。率直に申し上げて、今回の都知事選
で私が「勝てる候補」などと言われるのは、ほとんど身の丈に合わない話と思わざ
るを得ないので、わざわざ態度表明するのもどうかと思っていました。しかし、新
聞紙上でも取り沙汰されるようになり、沈黙していることによる不利益も生じかね
ない情勢になってきたことから、コメントしておきたいと思います。結論から申し
上げると、出馬はしません。
  以下、この間の経緯や考えたことを書きます。

  1)大きな社会状況として、すでに数多くのご指摘があるように、橋下維新、石
原新党とつづく世の中の流れには、私も危機感を持っています。石原さんが事実上
の後継者として指名した猪瀬直樹さんが石原都政路線を引き継ぐのだとすると、ま
た、出馬を取り沙汰されている東国原さんが橋下さんとの連携を示唆されているの
だとすると、この間の流れも踏まえつつ、それに違和感を抱いている人たちの思い
を集結させられる対抗馬の擁立(オルタナティブの提示)は必要だと、私も思いま
す。
  2)ただし、1000万人を超える有権者を抱える巨大都市・東京都の知事は、広範
な人々の利害を調整する官僚機構と良好な関係を保ち、企業から生活者を含めた多
様な人々に共感を得る必要があります。イメージとしては、1000万人有権者を自分
から近い順に一列に並べたときに、真ん中(500万人目)からちょっと先くらいの人
たちに言葉を届けられるくらいの幅の広い陣容を組めるかどうかが重要に思います。
  3)では、それは誰か、となるのが選挙です。固有名が出ないことには選挙にな
りません。ただし、その前段階では「こういう人」というイメージが必要です。私
のイメージは以下のようなものでした。

  ①原発事故以降、飛散する放射能や食の安全に対する不安は高まっています。そ
れは社会運動や市民活動に参加したことのなかった人たちも抱いています。人によ
っては濃淡があって、人によっては漠然としてもいる不安感を抱く人たちが共感で
きる人が望ましい。上から降ろしたような脱原発・反原発ではなく、重要なのは「
生活者としての共感でしょう。したがって生活者目線を(「生活者目線!」と訴え
るだけでなく)体現している人が望ましい。
  ②加えて、グローバル化が進行する中、グローバルな競争関係にいかに対処する
か、という知見も必要です。とりわけ巨大都市で一人勝ち状態の東京では、「東京
が牽引役」と漠然と感じている人が多いと思われます。直線的なグローバル批判よ
りも、多様性(ダイバーシティ)、普遍性(ユニバーサル)をキーワードに、「グ
ローバルとは競争の激烈化とイコールではない」「多様性と普遍性の尊重が発展と
成長につながる」という主張を説得的に展開でき、それを体現するグローバルなキ
ャリアを持った人が望ましい。
  ③石原新党や橋下維新の諸政策を「新自由主義」と断じる人たちは、どんな対抗
馬でも票を入れる。しかしそれだけでは数十万票規模にしか達しないだろう。むし
ろ問題は「あのマッチョな感じについていけない」と肌感覚で違和感を抱いている
人たちの共感を得られるかどうか。ソフト・柔軟・親しみといった対極的な諸要素
を併せ持つ人が望ましい。
  ④知名度や実績は高ければ高いほどいい。ただ、仮にそれほどの高い実績や知名
度がなくても、諸分野の専門家のバックアップや候補者に欠けているものを補う態
勢の担保を選挙戦中から示すことで、知名度不足からくる不安感、不信感をできる
かぎり払拭することは不可能ではない。
  その他、政党人でないことなど、さまざまな要素がありますが、ここでは割愛し
ます。

  4)そのようなイメージから、私は今回、都知事選には「生活者としての立ち位
置とグローバルなキャリアを併せ持ち、猪瀬さんや東国原さんとは対極的なキャラ
クターを持つ女性」が望ましいのではないかと考え、それに当たる人を探しました
。幸い、お一人おられたので、11月頭に急遽お会いしてお話してみましたが、残念
ながらお子さんが小さいことなどから固辞されました。この時点で、私にとってベ
ストの候補はいなくなり、あとは誰がベターかという話に移りました。
  5)「勝つ」ことが困難でも、「勝てない可能性が高いが、オルタナティブを提
示し、一定の票を獲得することで、異なる民意を示す価値のある選挙戦ができるか
」という次元もあり得ます。理想的な形は作れなくても、意味のある選挙戦ができ
れば、それは都知事選に続く衆議院選挙、都議会議員選挙に向けて、オルタナティ
ブを望む少なからぬ都民の存在を可視化できる(それは、都知事選を、次の総選挙
で自分の政党の得票数増加に結びつけようといった個々の政党の思惑とは別のレベ
ルの話として)。そのラインは、過去2回の選挙で次点候補が獲得した169万票だろ
うと思います。対戦候補によってはそれだけ取っても勝てないかもしれない。しか
し、次点候補がそれ以上の票数を獲得したのは1975年以来ありません。オルタナテ
ィブを提示しつつ、それだけの票を獲得したとしたら、仮に選挙で勝つことができ
なくても、一定の民意を示したと言えるのではないか、と思います(もちろん「選
挙なんだから勝たなくては意味がない」という言い方もありますが…)。
  6)そのためには、いわゆる「左派」系の政党を支持している人の数では到底足
りません。それ以外の100万人近い人たちが支持してくれないと、その数には至りま
せん。これは、投票する人たちの5人に1人という気の遠くなるような数です。現在
の社会運動の広がり具合、浸透具合を冷静に見るかぎり、その人たちが仮に現在の
石原新党、橋下維新といった流れに何らかの違和感を抱いているとしても、同時に
社会運動や市民活動にも違和感や拒否感を抱いている可能性は少なくない。「どち
らを選ぶか」と問われれば「まあ、どっちもどっちだろうけど、まだ前者のほうに
実績と勢いと展望があるのではないか」「後者では、東京がどうなってしまうかわ
からず不安だ」と感じる人も少なくないのではないかと推測します。危ないのは「
石原新党、橋下維新に違和感を抱いている人は少なくないはずだ」という点に重き
を置きすぎて、「自分たちに違和感を抱いている人も少なくない」という点を軽視
したり忘れてしまうことです。
  7)そうだとすると、目指すべき戦略は、①社会運動や市民活動に対する不安や
不信感をいかに払拭し、②相手候補に対する違和感にいかに明確な言葉を提供でき
るか、ということになります。②は社会運動や市民活動が比較的ふだんからやって
いることで、相対的な得意分野と言えるかもしれません。①は比較的ふだんから忘
れられがちなことで、相対的な不得意分野です。しかも①と②はバーター関係にあ
り、どちらかに偏りすぎると他方を失いますから(先鋭化すれば広がりを失い、広
げすぎれば無原則となる)、両者が得票数最大化に向けて絶妙のバランスを取るよ
うに工夫する必要があります。それは容易なことではありません。選挙の事務局内
でも「ここが均衡点」の判断は分かれるでしょう。容易ではないから、今まで勝て
ませんでした。そして、①が不得手で②が得意なのだとすれば、当面力を入れるべ
きは、当然不得意分野である必要があります。
  8)そのためには、自分たちにないものを補っていく布陣が必要です。実績不足
については実績のある人を、不安に対しては安心感を与えられる人を、不信感に対
しては自分たちと対極にいるような人でチームを構成し、応援団に配置できること
が望ましい。もちろんそれも容易なことではありません。ないものを補ってくれる
ような人たちが、社会運動や市民活動に不安や不信感を抱いている可能性も少なく
ないからです。だからこそ、対話と調整の技法が必要です。それができなければ、
結局選挙戦も広がりを欠くものになります。そして選挙が組織戦でもある以上、社
会運動や市民活動に携わる一人ひとりがそれを身につけていかなければ、候補者だ
けにその広がりの獲得を期待しても、無理な話です。結局、草の根ベースで一人ひ
とりがそれをできるかどうかが、選挙でも問われることになります。その点は、社
会運動や市民活動の日々の現場と変わりません。『ヒーローを待っていても世界は
変わらない』ゆえんです。タテに突き抜けるような一点突破型の手法だけでいける
なら、そもそも苦労はありません。
  9)諸般の事情から、今回の都知事選で私自身がそれを担うことは不可能になり
ました。当初から自分自身についてはきわめて消極的でしたが、現在では完全にゼ
ロです。「諸般の事情」については、いずれご説明する機会も来るかもしれません
が、いま詳細を述べることは差し控えます。ご了承いただければ幸いです。

  最後に、蛇足ながら一つだけ。11月4日の朝日新聞紙上(東京都版)で、私のこ
とについて以下のように報じられています。「『失敗した。石原氏がここで辞める
なら、東京にいた』。10月末、立候補を求めにきた脱原発運動の関係者に漏らした
という」。これは事実無根か、またはかなりの歪曲があると思います。そもそもカ
ギ括弧付の一人称で紹介されていますが、朝日新聞からこの発言を確認されたこと
はありません。「脱原発運動の関係者」という匿名の者からの伝聞を私の第一人称
の発言として紹介するのは初歩的なルール違反ではないかと思います。そもそも大
阪でも活動を始めた目的は、私にとっては上述した都知事選で焦点化されている課
題と同根であり、石原氏が辞任するまで、このタイミングで辞任する可能性がある
ことを予期していなかったことはうかつだったと思っていますが、大阪に来たこと
を「失敗だった」とは考えていません。この点、当日のシンポジウムの記録が残っ
ているようですので、自分自身の正確な発言内容を確認した上で、朝日新聞に対し
て、しかるべき対応を取りたいと思います。



以下、イベント等のお知らせです。


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■イベント情報

■1(東京)
2012年11月10日(土)15:00~17:30@ダイニングバー「Riddim(リディム)」
毎日新聞連載「リアル30‘s」 トークライブの開催について

■2(東京)【イベントの内容についてメールニュースと違いますが、ブログに掲載して
いるものが正しい情報です】
2012年11月11日(日)14:00~19:00頃(開場13:30~)@一橋大学佐野書院
イースト・プレス主催<熊谷晋一郎さん連続講演+討議>

■3(全国)
2012年11月14日(水)・15日(木)・16日(金) 毎日10:00~16:00
電話相談「介護保険ホットライン2012」

■4(東京)
2012年11月24日(土)25日(日)詳細下記@主婦会館プラザエフ 主婦連合会会議室
2012年ひとり親サポーター養成講座 受講生募集中!


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■1

◇毎日新聞連載「リアル30‘s」 トークライブの開催について

「失われた20年」に青春期を過ごし、就職氷河期を経験した30歳世代。彼らが
「生きづらさ」の中で迷い、悩み、考えながら懸命に生きる姿を描いた毎日新聞連
載「リアル30’s」が単行本になりました。出版を記念し、トークライブを開き
ます。
ゲストは写真家の青山裕企さん(34)。青山さんは、普通のサラリーマンがジャ
ンプする姿をとらえた「ソラリーマン 働くって何なんだ?!」や、女子高生を撮
影したフェティッシュ写真集「スクールガール・コンプレックス」などで独自の世
界観を打ち出し、注目を集める写真家の一人。27歳で「写真家」と名乗るまで、
自らの生き方をどう選択すべきか迷い葛藤したそうです。
30‘s世代として、今の時代にどう生きるべきか、写真への熱い思いと共に語っ
ていただきます。会場を訪れてくれた方同士でも交流し、思いを共有できる場にし
たいと思っています。

【開催日時】11月10日(土)午後3時~5時半
【場所】東京都杉並区西荻北3のダイニングバー「Riddim(リディム)」。
【参加費】1000円(1ドリンク付き)
【定員】40人

【申し込み・問い合わせ】メールで受け付けています。タイトルを「リアル30
’sトークライブ」とし、本文に(1)名前(2)年齢(3)ライブに期待する
ことや当日話したいこと――を書いて毎日新聞生活報道部のメール(kurashi@mainichi.co.jp)
へ送ってください。(希望者多数の場合は抽選させていただきます。)

【ご参考】
http://mainichi.jp/feature/real30s/
https://twitter.com/real30s


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■2
【メールニュースでお送りしたものと内容に相違がありますが、こちらが正しい
内容になります】

<熊谷晋一郎さん連続講演+討議>

脳性まひの電動車椅子ユーザーの小児科医兼東京大学先端科学技術研究センター特
任講師であり、『リハビリの夜』で新潮ドキュメント賞を受賞した熊谷晋一郎さん
の連続講演+討議の第6回目です。

●テーマ:発達障害とサリエントな世界秩序
●ゲスト:國分功一郎さん(高崎経済大学経済学部准教授)

前々回にひきつづいてお迎えする國分先生と熊谷さんのご講演と対話、
そして発達障害当事者の綾屋紗月さんにもご参加いただいて、
また、会場のみなさんからのご質問やご意見をいただきながら、
徹底討議を行いたいと思います。

【日時】2012年11月11日(日)14:00~19:00頃(開場13:30~)
【場所】一橋大学 佐野書院(JR国立駅徒歩12分)
会場地図 http://www.econ.hit-u.ac.jp/~coe-res/paper_doc/sano.pdf

【参加費】500円前後
【参加対象等】どなたでもご参加いただけます。

下記メールアドレスあて、なるべく事前予約をお願いいたします。
【お問い合わせ】主催:(株)イースト・プレス 担当・清水檀 shimizu@eastpress.co.jp
                       電話 03-5213-4709


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■3

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電話相談「介護保険ホットライン2012」

【日程】2012年11月14日(水)・15日(木)・16日(金)
【時間】毎日10時~16時

【ホットライン電話番号】 03-3235-2100

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[制度改定について、声をお寄せください!]

日本の高齢者人口は3,000万人を超え、介護保険サービスを利用している人は500万
人になりましたが、介護保険制度は昨年の法律改正、今年の介護報酬改定により、
どのように変わったのでしょうか?

介護保険ホットライン企画委員会は、2006年から毎年、電話相談を開設してきました。

今年もまた、サービスを利用する人、介護する人、働く人たちの困りごとや悩みを
教えていただきたいと思っています。

[どうぞ、お気軽にお電話ください!!]

介護をめぐる悩みはひとりひとり違います。寄せられる相談に方程式のような答え
はありません。

しかし、ボランティア相談スタッフのみなさんとともに、悩みに耳を傾け、調べら
れることはお知らせし、解決できない課題については報告書にまとめて、多くのみ
なさんと共有したいと考えています。

多くのみなさんの声をお寄せください。
お待ちしています。


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■4

~★~★~★~★~★~★~★~★~★
2012年ひとり親サポーター養成講座
受講生募集中 11月24日、25日 東京で
主催 しんぐるまざあず・ふぉーらむ
~★~★~★~★~★~★~★~★~★

  シングルマザー、シングルファーザーと子どもたちを取り巻く現実は複雑で困難
です。そんな中で、ひとり親をサポートするために必要な知識も広範囲にわたりま
す。仕事・生活・離婚前後・子育て・教育…総合的な支援を行うために、最も現場
をよく知る講師陣による養成講座です。今回は、特にシングルファーザーの状況に
ついても1講座設けました。ぜひこの機会を逃さずご参加ください。

【日程】11月24日(土)・25日(日)

●11/24(土)10:00(開場9:45)~
○シングル・マザーの現状と支援  母子福祉施策と子育て支援 赤石千衣子
○シングルマザーが語る「わたしたちの体験」   シングルマザー当事者
○シングル・ファーザーの現状と支援   村上吉宣 . NPO法人 全国父子家庭支
                                        援連絡会 (宮城県父子の会)
○ひとり親の相談対応と精神的サポート   大輪典子 社会福祉士、精神保健福祉士
○講座参加者交流会

●11/25(日)
○日本のひとり親に関する法律手続き離婚時の手続き、財産分与、慰謝料、養育
  費、面接交渉、親権など   打越さく良 弁護士
○シングルマザー支援 マネープランと就労支援   大矢さよ子
○DV被害者の支援について   西山さつき NPO法人レジリエンス 副代表理事

【主催】NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
【共催】(財)主婦会館

【会場】主婦会館プラザエフ 主婦連合会会議室
(JR四谷駅麹町口徒歩1分、東京メトロ南北線/丸ノ内線四ッ谷駅徒歩3分)
  http://www.plaza-f.or.jp/access_index.html
【定員】40名
【参加費】1日3000円、2日間通し5000円(会員は1日2000円、2日間3000円)
    ☆受講申込み後、お振り込み下さい

【申込】メール event@single-mama.com  またはFAX 03-3263-1519宛てにお申し
        込みください。
【締め切り】2012年11月10日

【振込先】三菱東京UFJ銀行 高田馬場駅前支店(店番号657)(普)口座番号
          4536336
          口座名:特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ

【受講対象】さまざまな場面でひとり親支援にかかわる方。母子自立支援員・女性
            相談員など公的機関の相談員・民間で相談を受けている方・この問題
            に関心のある方。

講師プロフィールなど詳細はこちら
http://www.single-mama.com/event/hitorioya-supporter-yousei12112425.html


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2012年10月19日金曜日

2012年10月19日発行のメールニュースより

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■湯浅からのおしらせ

【ごあいさつ】
めっきり秋らしくなってきて、そろそろジャケットを着ようかと思い始めています。
大阪のマンションは所沢のアパートと違って都心にあるので、コオロギの鳴き声と
か聞こえないのが寂しいです。聞こえないと、なんとなく寂しく感じるとは、所沢
のときにはあまり思っていませんでした。

【「ええじゃないか」チラシ第一弾できました】
11月23日から12月2日にかけて大阪で行われる「ええじゃないか」。今のところ43の
企画が立って、依然として増殖中です。一部をピックアップして紹介した第一弾チ
ラシがようやく完成。もうすぐホームページに出ます。
まだまだ企画募集中なので、「自分の思いを形にしたい」と思っている方、ぜひ相
談にいらしてください。
http://www.aibofund.net/

【反貧困世直し大集会】
10月20日は、毎年恒例の世直し集会。今年は港区の芝公園で。スピーカーズ・コー
ナー(分科会)をユーストで多元中継もします。詳しくは、以下のお知らせの中で。
http://antipoverty-network.org/

【近々出ます】
「週刊金曜日」中島岳志氏との対談
「at+」小熊英二氏との対談
NHKハートネット「貧困拡大社会」、テーマは「過労死」

【出ました】
茂木健一郎氏との共著『貧困についてとことん考えてみた』(NHK新書)。10月10日発売です。


以下、イベント等のお知らせです。


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■イベント情報

【トップ掲載】☆★(東京)
2012年10月20日(土)11:00~15:00 パレード出発16時(予定)@芝公園4号地
「反貧困世直し大集会2012」
世の中なんとかしたくない? ~あなたの声を聞かせてください。~

■1(東京)
2012年10月20日(土)14:00~16:30@上智大学11号館 3F 311教室
公共哲学を学ぶ会 連続講演会 「福島を考える」(第5回)
プロメテウスの実験 - 福島原発事故を考える -

■2(東京)
2012年10月23日(火)19:30~@ジュンク堂書店池袋本店
トークセッション:第4回「よりみちパン!セ」学校
<「仕事」と「希望」のあいだには>
玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)×古市憲寿(社会学者)

■3(東京)
2012年10月27日(土)14:30~17:30@がんばれ! 子供村 研修室
「就学援助 学びあいの会」のご案内

■4(東京)
2012年11月3日(祝)19:00~21:00@江東区亀戸文化センター 第1研修室
「学校外教育バウチャー」で教育格差は解決できるのか?
~すべての子ども達の教育機会を保障する新しい仕組み~

■5(東京)
2012年11月4日(日)@11:00~受付開始、詳細下記
むらさきロードパレードのお知らせ

■6(北海道)
2012年11月10日(土)13:30~@市民活動プラザ星園 会議室 大
学習会 「格差・貧困と憎悪――憎しみはなぜ隣人に向かうのか」

■7(東京)
2012年11月29日(木)30日(金)両全日@ウイメンズパル
第58回全国夜間中学校研究会ご案内


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☆★トップ掲載!

「反貧困世直し大集会2012」
世の中なんとかしたくない? ~あなたの声を聞かせてください。~

何が正しくて、誰を信用したらいいの?何を誰がどこまで決めるのが一番妥当なの?
私たちの暮らしは誰がどこでどうやって決めるべきものなの?
私たちの社会のあり方を決めるのは誰なのかという問いが、ここまで多くの人たち
に、ここまで真剣に問われたことは、あまりなかったのではないかと思います。
「他の人たちはどう思ってるんだろう?」多くの人たちがあふれる情報の中から、
自分に響く声を探し求めてもいます。
あなたは、いま何を思っていますか?

【日時】2012年10月20日(土)11:00~15:00 パレード出発16時(予定)
【場所】芝公園4号地(東京都港区)
【アクセス】三田線「御成門」すぐ、浅草線・大江戸線「大門駅」徒歩6分、
            日比谷線「神谷町駅」徒歩7分、JR「浜松町」徒歩12分
【参加費】無料
  ※荒天中止(中止の場合は、当日の午前7時にHPでお知らせします)
【主催】「反貧困世直し大集会2012」実行委員会、「反貧困全国キャラバン2012」実行委員会

◆「反貧困全国キャラバン2012」ゴール到着イベントです!
  各地に反貧困のネットワークを紡ぐため、全国をまわったキャラバンカーが、芝
  公園にゴールします。
◆スピーカーズコーナー
  暮らしのニーズや思いを訴える場を作りました。10ヶ所で30分ずつ、貧困、命や
  暮らしなど様々なテーマ(生活保護、孤立死、消費税、原発、TPPなどなど)を、
  自分にあったスタイルで訴えていただきます。
  多彩なゲストも登場します。飛び入りスピーカーも大歓迎。みんなでワイワイ一
  緒に考えよう!
◆パレードやります!
  約1時間のコースを予定しています。みんなで一緒に楽しく盛りあがろう。

◇情報保障
  全体会と一部「スピーカーズコーナー」に手話通訳がつきます。ノートテイクを
  ご希望の方は、受付までお申し付けください。
◇キッズコーナーやグッズ販売もあります。
◇炊き出しもあります。
◇反貧困TVで生中継をします! http://www.hanhinkontv.blogspot.jp/

<プログラム>
11:00 オープニング(全体会)キャラバンカー迎え入れ
12:00 スピーカーズコーナー(2時間)
14:00 クロージング(全体会)全員参加企画・スタンドアップ
15:00 パレード準備
16:00 パレード出発
17:00 解散 (おつかれさまでした!)


スピーカーズコーナー(12:00~14:00)の内容紹介

1.生活保護
人気お笑いタレントへのバッシング報道を皮切りに強まる生活保護への風当たり。
年末に向けて生活保護基準の引き下げなど制度改悪の動きも本格化します。今こそ
、現場から声を上げ、210万利用者の声を政治に、社会に届けよう!

2.わかちあい
非公開のコーナーです。たくさんの人の中に入るのは苦手、ちょっとゆっくりした
い、という人のためのスペースです

3.反貧困全国キャラバン
7月から3ヶ月をかけて全国47都道府県を駆け巡った「反貧困全国キャラバン2
012」。各地で様々な出会いがあり、新たなつながり・ネットワークもできまし
た。貧困問題の解決へ、各地から報告します。

4.労働
パート・バイト・派遣・請負など、「非正規」が増え、細切れ雇用・低賃金が広が
る一方、正社員には、長時間・過密労働が広がり、時間割すると最低賃金を割り込
むことも起きています。破壊的な労働の実態と人間らしい労働を求める運動を紹介
します。

5.生きづらさ
<雨宮処凛&スペシャルゲスト・鶴見済>
「脱資本主義宣言」を出版したばかりの鶴見済さんとともに、生きづらさと資本主
義の関係などについて、語ります。後半はみんなで意見交換できるような場にした
いです!

6.貧困と尊厳死
石原伸晃の「ナマポ」発言と「わたしは尊厳死協会に入ろうとおもう」発言。生活
保護受給者と、要介護老人は今、政府の財政削減のターゲットになっている。尊厳
死議員連盟なるものも勢力を拡大。「尊厳死の法制化を認めない市民の会」を立ち
上げたメンバーが経済合理主義者を叱る!

7.女性
<女たちのスピーカーズコーナー>
周りに気をつかいすぎて、疲れてない?がんばって働いているのに、前より生活苦
しくなってない?これからどうすればいいんだろうって、不安になってない?ひと
りで悩んでいないで女性同士で語り合いましょう!

8.所得再分配
お金持ちはたくさん稼いで税も安くてお金持ちになり、貧しい人は給料も少ないし
税や保険料が高くてもっと貧乏になる。所得再分配機能が低い日本。いったい所得
再分配ってなに?
というのを実感してもらうゲームを体験します。

9.セクマイ
セクシュアルマイノリティにとって、異性愛者目線で作られた社会は、不都合なこ
とがいっぱい。医療や仕事、レジャー、人間関係などにまつわるあれこれを、多彩
なセクシュアリティの人同士で語ってみよう!みんな集まれ☆

10.移住者
不況で職を失ったのは日本人だけではありません。先がみえない不安のなかで、今
、日本の移住者たちはどのような問題に直面しているのでしょうか。フィリピン人
シングルマザーの女性たちと子どもたちが、生活のこと、仕事のこと、子育てのこ
とを語ります。

11.子ども
ここ数年で大きく広がった「子どもの貧困」の認識と、この連鎖を断つために動き
出した人々や、若い「当事者」の声を集めて伝えます。

12.吃音者のグループ
吃音(きつおん)という病気をご存知でしょうか?言いたいのに言葉が詰まってしま
ったり、言葉を繰り返したりしてしまう言語の障害です。吃音で悩む人々は、恥ず
かしさや傷つきたくないあまり、人前で話すということを避けてしまいがちです。
当日は吃音に悩む人たちが自らの想いのうちを発表します。

13.たたかいと文化
運動を盛り上げ、広げるために文化は必須。脱原発・反貧困・労働運動で生まれた
「たたかいと文化」を取り上げる。青空「川柳句会」もあり。レイバーネットTVの
ジョニーH・乱鬼龍などがコーディネート。


14.世界の貧困
<前半>「世界の貧困は解決できるのか」(動く→動かす)。これまで行われてき
た世界の貧困削減の取り組み、現状、見通しについて。<後半>「届くもの、伝わ
るもの、つなぐ力、今日は生きられる?」(国際協力NGOWE21ジャパン)誰かの役に
立つ自分の力を信じます。もうすこし背伸びしたら手が届く範囲が広がります。WE2
1から伝わる言葉を信じて背伸びをします。誰かに届けるものは私に届けられたもの。
人に伝わるもの、つなぐ力があって、そして怒りをだれに渡しますか?

15.住まい
住まいの問題、あなたの声を。まず絶叫コーナーで思いきり。住まいの何でも相談
会があります。アパートからの追い出しにあっていませんか。専門家がお話ししま
す。住まいに関する各分野からのアピールもお聞き下さい。


◎賛同金のお願い(個人一口1000円、団体一口3000円)
  何口でも可。賛同いただいた方のお名前を公表させていただきます(匿名、ペン
  ネームなども可)。
◎カンパ大歓迎
  郵便振替
  口座番号:00170‐5‐594755
  加入者名:反貧困ネットワーク
  ※通信欄に内訳(賛同金、カンパなど)、名前の公表の不可をご記入ください。

【連絡先】
反貧困ネットワーク(代表: 弁護士 宇都宮健児)
〒162-0814 東京都新宿区新小川町7-7 NKBアゼリアビル202
Tel: 03-6431-0390  Fax: 03-5579-8540
E-mail: office@antipoverty-network.org
URL: http://antipoverty-network.org/


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■1

      公共哲学を学ぶ会 連続講演会 「福島を考える」 (第5回)

       プロメテウスの実験 - 福島原発事故を考える -

【講師】依光 隆明さん(朝日新聞編集委員 「プロメテウスの罠」取材班キャップ)

【略 歴】1957年高知市生まれ。81年4月高知新聞社入社。社会部、経済部、東京支
         社編集部長などを経て 社会部長。 08年11月高知新聞を退社し、同年12月
         朝日新聞に入社。水戸総局長、特別報道部長などを経て12年4月編集委員。

(講師より一言)
福島第一原発の事故を見るにはミクロの目が欠かせません。被災者一人ひとりの人
生がどうなったか、集落がどうなったか、田んぼはどうなったか、消防団はどうな
ったか、村は、街はどうなったか。そして一人ひとりの為政者、官僚、専門家がど
う動いたか。それらにスポットを当てることで、原発の病理が浮き上がってくるよ
うに思っています。
事故直後、首相は自分の携帯電話で必死に電源車の手配をしていました。原発が爆
発した時、原子力安全委員長はあちゃーという顔をし、東京電力社長は壊れたよう
に「ごめんな、ごめんな、どうせまた怒られるんだよ」とつぶやいていました。20
キロ圏の外で放射線量を測った文科省の職員は、線量の高さに驚いて「早くこの数
値を住民に知らせて」と公衆電話にとりつきました。情報が入らない中、風向きを
読むために三春町役場は吹き流しを立てました。風を読み、決断し、町民全員に安
定ヨウ素剤を飲ませました。
「プロメテウスの罠」はミクロの目でファクトを掘り出す企画です。その発想、狙
いを中心に、掘り出されたファクトについても考えます。

【日時】平成24年10月20日(土) 14:00~16:30
【場所】上智大学11号館 3F 311教室
        〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
        JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩7分
       http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

【参加費】1,000円(学生・障害のある人500 円)
終了後、講師を囲んでの懇親会を予定しています。(各自が飲食した分をお支払いいただきます。)
☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。

【主催】ベグライテン・ミシュカの森 【共催】上智大学哲学科

【問合せ】 090-9146-6667(関根) ANA71805@nifty.com(入江)


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■2

トークセッション:第4回「よりみちパン!セ」学校
<「仕事」と「希望」のあいだには>
玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)×古市憲寿(社会学者)

2001年、『仕事のなかの曖昧な不安――揺れる若年の現在』にて、若者の失業の実
態に鋭く迫り、雇用の本質的な問題を提起した玄田有史さん。それから10年後の20
11年、『絶望の国の幸福な若者たち』にて、格差社会のもと、「現在の生活に幸せ
を感じる」と若者の7割が答えるその状況を描いて衝撃を呼んだ古市憲寿さん。
「若者」の意識はどのように変容したのか? 「若者」を通じて、社会はいま、何
をもっとも問われているのか?
ジュンク堂書店池袋本店に登場すること第4回めの「よりみちパン!セ」学校。お
ふたりの考察がスパークするトークイベント、ぜひお越しください。

【日時】2012年10月23日(火)19:30~
【会場】ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
        http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-ikebukuro.html

【定員】40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
【入場料】1000円(ドリンク付)

【受付】お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付いたします。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。

【お問い合わせ・ご予約】
ジュンク堂書店池袋本店 TEL:03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5


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■3

「就学援助 学びあいの会」のご案内

6月に刊行いたしました『元気がでる就学援助の本』
(全国学校事務職員制度研究会+「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク編
、かもがわ出版)の出版を記念し、また、その後の就学援助をめぐる現場の状況や
取り組みの進展を学びあい交流する会を行います。

折しも10月1日、経済的に困難を抱える家庭に給食費や学用品代を補助する就学
援助制度の支給対象となった小中学生は、2011年度に156万7831人に上ったことが文
部科学省の調査でわかりました。
これは、前年度より1万6748人増え、過去最多を更新しています。
調査開始時の1995年度(約76万6000人)から16年連続して増加し、全児童生徒
に占める対象者の割合も過去最多の16%となっています。

子どもたちの暮らしの実際はどうなっているのでしょうか。
ごいっしょに、子どもと家庭を支える各地の取り組みを学びあいましょう。
広い立場の方々のご参加をお待ちいたしております。
身近な実践のお持ち寄り、大歓迎です。

【日時】10月27日(土)14:30~17:30
【場所】がんばれ! 子供村 研修室
  アクセス/JR、東京メトロ、西武池袋線、東武東上線、池袋駅徒歩10分
            東京メトロ雑司が谷駅 1番出口/ 都電荒川線鬼子母神前駅 徒歩7分
            都電荒川線雑司が谷駅 徒歩10分
【地図】 http://kodomomura.com/access.html
        〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷3-12-9

【資料代】500円(可能な方より)

■内容(予定)
・就学援助自治体調査報告/調査チームより
・資料・データでみる就学援助
・中3保護者会で高校学費の相談
・学校のお金の民主主義を考える/中嶋哲彦(名古屋大学・世話人)ほか

【事前申し込みが必要です】
参加ご希望の方は、件名に【就学援助学びあいの会 申し込み】と明記のうえ、
(1)お名前、(2)お立場・ご所属、(3)お住まいの都道府県、(4)電話番号を記し、
10月25日(木)までに、下記の代表メール宛てお申し込みください。
  mail@end-childpoverty.jp

【定員】45人(定員になりしだい締め切ります)

※特に参加票は発行いたしませんので、当日、会場にて、受付・資料代のお支払いを
お願いいたします。

★取材ご希望の方は、その旨と取材方法(筆記、録音など)をお申し添えください。

【問い合わせ・当日連絡先】080-1158-3494

★『元気がでる就学援助の本』ご案内
チラシPDFはこちらからダウンロードできます。
<白黒版>
http://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/06/syuugakuennjo.pdf
<カラー版>
http://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/06/syuugakuennjo_color.pdf

ご購入は以下よりお願いいたします。
最寄りの書店さん、インターネット書店、
かもがわ出版ホームページ(送料無料)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/0525.html


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■4

●今、大阪市や被災地で脚光を浴びる革新的なモデルとは!?
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「学校外教育バウチャー」で教育格差は解決できるのか?
~すべての子ども達の教育機会を保障する新しい仕組み~

講師:一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事 今井悠介氏

【申込フォーム】→http://bit.ly/QtPGLh

2012年11月3日(祝)19時~21時@江東区亀戸文化センター
produced by NPO法人夢職人 http://yumeshokunin.org/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆━━━

「日本は、生まれる前から子どもの将来が決まってしまう国」

そんな話をアナタは信じられますか?

ユニセフ(国際連合児童基金)が2012年にまとめた報告書によると、
日本の子どもの貧困率は14.9%でした。先進国35カ国中9番目に高い貧困率です。
これは日本の子どもの7人に1人が相対的貧困状態にあることを意味します。

また、親世代の経済状況は、子どもの進学状況や職業にも影響し、「貧困の世代間
連鎖」を生み出してしまっています。

教育の機会が保障されている日本で、なぜ、そんなことが起こるのか?

学校教育の機会がすべての子ども達に平等に与えられているのに対して、教育費用
が多額にかかる日本では、学校外教育の機会(塾・予備校、スポーツ、音楽、文化
活動や様々な体験の機会)は家庭の経済的な事情に左右されます。

日本には経済的な理由で、学校外教育の機会を十分に得ることができない子ども達
がいます。そして、それが子ども達の教育格差となり、低学力、低学歴の子ども達
を生みだします。
そのような子どもたちは将来的に安定的な職業に就くことができない場合が多く、
次世代にまで経済的困窮が連鎖するのです。

今、この教育格差を解決する有効的な仕組みが脚光を浴びています。

2011年3月に起こった東日本大震災の被災児童の教育機会を支え、2012年7月より橋下
徹氏が市長を務める大阪市で教育政策として開始され、現在、注目を集めている事
業モデル「学校外教育バウチャー」。

学校外教育バウチャーは、一体、どのような仕組みで、本当に教育格差を解決する
画期的な方法となり得るのか?

自身も小学生の時に阪神淡路大震災を経験し、現在、関西、東北、関東と各地を飛
びまわり、「学校外教育バウチャー」の仕組みを仕掛ける若きチャレンジャーである
一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事 今井悠介氏をお招きし、この
仕組みについて、じっくりとお話をいただきます。

立場や役割を越えて、子どもたちを想うたくさんの方々のお越しをお待ちしていま
す。

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┃■ セミナー概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【日程】2012年11月3日(祝) 19:00~21:00

【場所】江東区亀戸文化センター 第1研修室
      http://www.kcf.or.jp/kameido/kameido_map.html
      ・JR総武線「亀戸」駅北口より徒歩2分
      ・東武亀戸線「亀戸」駅より徒歩2分

※迷われた場合は、下記の携帯までご連絡下さい。
(NPO法人夢職人: 080-5020-8822 )

【定員】50名程度

【対象】・「学校外教育バウチャー」や教育格差に興味関心をお持ちの方
        ・NPO/NGOや社会起業などに興味関心をお持ちの方
        ・子どもや教育に関するお仕事をされている方、また目指されている方
        ・これから被災地や子ども分野でのご支援・CSRをお考えの方 など

【参加費】一般:2,000円/学生:1,000円

【主催】NPO法人夢職人

◆プログラム:

18:30 開場・受付開始

19:00 講演開始

「学校外教育バウチャー」で教育格差は解決できるのか?
~すべての子ども達の教育機会を保障する新しい仕組み~
講師:一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事 今井悠介氏

20:10 休憩

20:20 トークセッション

会場の皆さまにもご意見・ご質問をお寄せいただき、
皆さんと共に一緒に考えを深めていく場にしたいと思います。

21:00 閉会

21:30 懇親会(別途参加費:3,000円程度)

講演会より場所を移って行います。ご歓談をお楽しみ下さい。
講演中に感じた疑問点や不明な点などを直接お話いただけます。


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┃■ 登壇者
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◆ 講 師

一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)

代表理事 今井悠介 http://www.cfc.or.jp/

1986年生まれ、神戸出身。小学2年生のときに阪神・淡路大震災を経験。
2005年に関西学院大学社会学部に入学。在学中、
NPO法人ブレーンヒューマニティーにおいて不登校関連事業部代表を務める。
不登校の子どもの学習支援を行う大学生講師養成システムの構築や、不登校の子ど
もを対象とした富士登山・海外ワークキャンプ事業等の新規事業開発に携わる。
2009年、大学卒業後、株式会社日本公文教育研究会に入社。
同社池袋事務局に配属。直営学習教室の指導者や、地区の教室コンサルタントを経
験。学校外教育の現場に携わる中で、子どもの持つ可能性の大きさと教育の地域・
世帯間格差を知る。
2011年7月に一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン設立のために同社を退職し
、代表理事に就任。現在に至る。

◆ ファシリテーション

NPO法人夢職人代表理事 岩切準 http://yumeshokunin.org/

1982年東京生まれ。人情に溢れる東京の下町に育ち、高校時代は地域の子ども会活
動をサポートする「ジュニアリーダー」に従事。その後、大学時代に教育、福祉、
心理に関する様々な団体で活動経験を積み、大学在籍中(2004年)に「夢職人」を設
立。2008年に法人化し、「特定非営利活動法人夢職人」の代表理事に就任。
これまでにのべ3000人以上の子どもや青少年の成長支援に携わる。

東洋大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士課程修了。
NEC社会起業塾第6期(2007年度)修了。
ゴールドマン・サックス教育社会起業家・
NPO支援プログラム(2009年度)修了。
Panasonic NPOサポート 課題解決プロジェクト/NPOマーケティング研修(2010年度
)修了。
「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)
宮城県南部・最北支部長(2011年度)。


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┃■ 申込方法
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

締切期限までに下記のメールフォームより必要事項を
ご記入のうえ、事前にお申込ください。

【申し込みフォーム】http://bit.ly/QtPGLh
          ♪ 締切 10月31日(水) 19:00まで
※定員となり次第、締切とさせていただきますのでご了承下さい
※参加申込後のキャンセルなどについては、事務局まで直接ご連絡下さい。


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【主催/お問い合わせ先】
NPO法人夢職人(担当:野城・仲田)
〒136-0071 東京都江東区亀戸9-6-15-201
TEL/FAX :03-5935-7302
E-mail : info@yumeshokunin.org

【 団体関連リンク 】
ホームページ : http://yumeshokunin.org/
ブログ(活動日記) : http://yumeshokunin.seesaa.net/
Twitter : http://twitter.com/yumeshokunin
facebook : http://www.facebook.com/yumeshokunin

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■5

   ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
            むらさきロードパレードのお知らせ【転載歓迎】
   <目次>
   《1》11/4(日)パレードのお知らせ
   《2》準備会スタートのお知らせ
  ・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

《1》11/4(日)むらさきロードパレードのお知らせ
  ドメスティック・バイオレンス、性暴力、子ども虐待などの被害当事者(サバイ
バー)を中心にスタートした非暴力を訴えるパレードを今年も開催します。
  DV問題のみならず、性暴力、虐待、既存のジェンダー観によって疎外されてい
たセクシャルマイノリティ、女性の貧困、依存症などの問題にかかわっている人々
、多くの方々と多様に手を広げつないでいきたいと考えています。
  毎年100名以上が集まるパレードも今年で4年目になりました。お友だちも誘
ってぜひご参加ください。

【開催日時】2012年11月4日(日)
当日スケジュール:
  11:00~      受付開始(ウェズレーセンター 港区南青山6-10-11)
  13:00~14:00  パレード行進
  14:30~16:00  交流会(東京ウィメンズプラザ)

★仮装大歓迎。仮装グッズの貸し出。
★訴えたいメッセージなどを書いたボードや旗などもお持ちください。
★パレードの当日ボランティアも、募集しています。
  パレード組の警備や、会場の準備、風船を膨らましたり、コースの誘導をしたり。
  「積極的に旗を持ちますよ!」でもOK。ぜひご連絡ください。

【注意】
パレードの詳細は変更になることがあります。
ブログが最新の情報を載せています。
  公式ブログ http://arukoumurasaki.blog37.fc2.com

【賛同のお願い】
私たちはこの4年間、サバイバーたちがお互いを見つけ、つながり、ともに元気に
なれるこのパレードの重要性を強く感じています。
当日参加が難しい方も、応援の声が聞きたいです。

★個人 一口1000円
★団体 一口5000円
★賛同金振込先
郵便局 00130-4-688105 あるこうよ むらさきロード

【問い合わせ】むらさきロード実行委員会 arukoumurasaki@yahoo.co.jp

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《2》準備会スタートのお知らせ
ちょっとしたダンスの練習や、チラシの送付、バナーや旗を作ったり、サバイバー
さん安心の衣装作成を行います。
ご協力いただけるかた、何かしてみたい方、ぜひご参加ください。

★作業日
  毎週木曜日19時~@御茶ノ水東京YWCA会館にて(東京都千代田区神田駿河台1-8-11)
  毎週やっているので、来られる日においでください。
  なるべく、予約をお願いします。

【お申込み】
お申し込みは、むらさきロード実行委員会まで
arukoumurasaki@yahoo.co.jp

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■6

学習会 「格差・貧困と憎悪――憎しみはなぜ隣人に 向かうのか」

【日時】11月10日(土)13:30~
【会場】市民活動プラザ星園 会議室 大
        (札幌市中央区南8条西2丁目 旧星園高校)

【講師】藤田和恵さん・安田浩一さん(ジャーナリスト)
【主催】反貧困ネット北海道
【後援】札幌地域労組、札幌ローカルユニオン「結」

【資料代】1000円 反貧困ネット北海道会員700円

※チラシはこちらから
http://www015.upp.so-net.ne.jp/hanhinkondo/

さまざまなかたちで語り尽くされてきたわが国の格差・貧困問題がなかなか解決に
向かいません。
問題の深刻さに比べると、解決にむかうスピードは極めて遅いと言わざるを得ない
でしょう。

政権交代」への期待も、政治が混乱を極めるなかで急速にしぼんでいき、いまでは
、「既得権益」に切り込む、橋下市長のような「強い政治家」、「決められる政治
」を待望する空気が社会に蔓延しています。

そうしたなかで、「既得権益」バッシングも背景にしながら、当事者である非正規
労働者や失業者の怒りは、職場を変えよう、社会を変えよう、という方向にではな
く「あいつらは恵まれ過ぎだ」と、隣で働く正規労働者や公務員あるいは労働組合
にむかっているかのようです。

もちろんそれに対して、「いやその考えは間違っている、そこで切り捨てられるの
は私たちみんなの権利である」と反論するのはたやすいことです。しかしながらそ
れではお互いを理解したことにならないのはむろんのこと、「反貧困」という運動
をひろげていくこともできないでしょう。

いま私たちは、格差・貧困が生み出すこうした問題を直視する必要があるのではな
いかと考え、今回の学習会を企画しました。ご活躍のジャーナリストお二人をお招
きしての貴重な機会なので、ぜひご参加下さい。

講師の藤田さんは、雑誌『世界』に「非正規公務員」を連載し、公務員の賃金・労
働条件の切り下げを容認する非正規職場の状況をまとめています。(他にも『民営
化という名の労働破壊』『公共サービスが崩れてゆく』など著者多数)。

安田さんは『ネットと愛国』(講談社ノンフクション賞、JCJ賞を受賞)で、格
差・貧困の広がりのなか、人種差別的なあるいは「愛国」的な「空気」が醸成され
ていく現状を問題提起しています。(ほかにも『ルポ差別と貧困の外国人労働者』
『外国人研修生殺人事件』など著書多数) 


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■7

第58回全国夜間中学校研究大会のご案内

■以下、第58回全国夜間中学校研究大会が開催されますので、ぜひご参加下さい。
  どなたでも参加できます。

【日時】2012年11月29日(木)30日(金)両全日
【会場】ウイメンズパル(東京都葛飾区立石5-27-1 TEL03-5698-2211
        京成お花茶屋駅徒歩8分、京成立石駅徒歩10分)
【内容】以下【要項】参照

  ◆記念講演 講師:角谷敏夫先生(元・松本少年刑務所 松本市立旭町中学校桐分校教官)
               「刑務所の中の中学校 桐分校~その学びと感動~」
  1973年から35年間桐分校教官をされてきた角谷敏夫先生より「桐分校がど
のような学校であるのか、桐分校で体験したこと、出会った生徒たちのこと、その
学ぶ姿、そして卒業後の彼らの生きる姿、角谷先生の歩んできた道等」をお話いた
だきます。

  ※詳しくは、以下【講演要旨】参照
  松本市公式ホームページ「桐分校」より
  http://www.city.matsumoto.nagano.jp/kodomo/gimukyoiku/shochu/junior_high_school/j_asahimachi/asahimachijhkiri.html 

【申込】以下、ホームページを開き、その中の「申し込み」をお開き下さい。
  「参加の申し込み」と「資料集/記録誌の購入」の2点がありますので、必要事項
を記入し、FAX等で事務局にお申し込み下さい。

  ※夜間中学校の見学は東京8校及び千葉・市川市立大洲中学校が可能ですが、給
食をご希望の場合は期限が近づいていますので、大至急お申し込み下さい。

【ホームページ】 http://www1.ttcn.ne.jp/~majit/58th/admission.html 

【参加費】無料。但し、資料代3,000円 (大会資料集、記録誌代を含む)
【事務局(問い合わせ先)】大田区立糀谷中学校夜間学級
      (〒144-0034 東京都大田区西糀谷3-6-23 TEL 03-3741-4340 FAX 03-3744-2668
      メールアドレス kjy-j9@educet.plala.or.jp )

                 【第58回 全国夜間中学校研究大会・要項】
  大会主題 夜間中学校の実態から教育の課題を明らかにし、義務教育未修了者の
  人権としての学ぶ権利を保障しよう。

【1日目(11月29日)】(木)
1.全体会A(10:30~12:45)
  ◎開会行事(10:30~)
  ◎全国夜間中学校研究会についての計画および報告等
  ◎主題提起・記念講演(11:10~)
    ・主題提起 第58回全国夜間中学校研究大会事務局長 (東京・糀谷中)
    ・第58回大会記念講演 講師:角谷敏夫先生(元・松本少年刑務所 松本市立旭
                                             町中学校桐分校教官)
           「刑務所の中の中学校 桐分校~その学びと感動~」

2.全体会B(13:45~15:30)
  ◎生徒体験発表
    ・近畿地区代表生徒
    ・広島地区代表生徒
    ・関東地区代表生徒
  ◎特別報告
    ・公立夜間中学校拡充へ向けて すべての人に義務教育を!専門委員会
    ・福島駅前自主夜間中学からの報告 福島駅前自主夜間中学

3.学校見学・授業参観(17:30~)

【2日目(11月30日)】(金)
4.領域別分科会 (9:30~12:30)
  第1分科会「教育内容、授業」
  第2分科会「学校行事、特別活動、健康教育」
  第3分科会「在日韓国・朝鮮人教育、識字教育」
  第4分科会「引揚帰国者・新渡日外国人教育」
  第5分科会「増設、教育条件、PR活動」

5. 教科別分科会 (13:30~14:45)
    ・日本語A(入門)
    ・日本語B(国語)
    ・数学
    ・社会科
    ・理科
    ・外国語(英語)

6.全体会C(14:45~15:30)
  ◎委員会からの報告
    ・2012年度(平成24年度)要望書についての報告
    ・2013年度(平成25年度)要望書についての提案
    ・すべての人に義務教育を!専門委員会からの報告
  ◎閉会行事
  ・全夜中研理事会報告 全国夜間中学校研究会副会長
  ・閉会の辞 次期開催地代表

7.学校見学・授業参観(一部の学校のみ 17:30~)


            【記念講演・要旨】
  松本市立旭町中学校「桐分校」は刑務所の中にある日本で唯一の中学校です。世
界にも類例はありません。いろいろな事情から義務教育を修了できなかった受刑者
が学んでいる中学校です。
  桐分校は昭和30年に設立されましたが、それは松本市民、長野県民の深い人間
愛と教育への深い理解、教育の力への信頼から誕生したものです。
  57年の桐分校の歴史の中で、私は昭和48年から35年間桐分校に携わり、そ
のうち33年間、桐分校クラス担任を務めてきました。
  今回は桐分校がどのような学校であるのか。桐分校で私が体験したこと。出会っ
た生徒たちのこととその学ぶ姿、そして卒業後の彼らの生きる姿。私の歩んできた
道等をお話したいと思います。そして、その中で学ぶ意味、学ぶ喜び、学ぶ楽しさ
、さらに学びと感動が人を変え人を成長させることを考えてみたいと思います。

  ところで私は35年間、どのような気持ちで、どのような姿勢で生徒と向き合っ
てきたのでしょうか。それは彼らがこれから生きていく心の糧になるもの、人生の
支えになるものを在学中の1年間に1つでいいから見つけて欲しい、作って欲しい。
生きる力を養って欲しい。1日に1つでよいから感動を味わって欲しい。そう願い
ながら入学式から卒業式までの日々を送りました。
  拙著「刑務所の中の中学校」を執筆するという作業は、同時に私自身の35年間
を振り返るという作業でもありましたが、私は彼らに学ぶこと、生きることの意味
を問い続けていたのだと思いました。そしてそれは同時に、私自身への問いかけで
もあったのだと思いました。学ぶことで人は変われる。学ぶ人間の可能性を信じる
ことができます。


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2012年10月3日水曜日

2012年10月3日発行のメールニュースより

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■湯浅からのおしらせ

【ごあいさつ】
  こんにちは。ようやく涼しくなってきましたね。私は、夏の定番、サンダルを脱
いで靴に履き替えました。夏の間は靴下はかなくていいから、楽なんですけどね。
出張の際に靴下を詰めながら「秋になったな~」などと思います。夏用のタオルケ
ットも、そろそろ普通の布団に。大阪は東京より暑いということを実感した一夏でした。

【大阪ええじゃないか】
  早いもので、大阪でも活動を始めてすでに3ヶ月。
  11月23日(金・祝)~12月2日(日)の10日間、「大阪ええじゃないか」と銘打っ
て集中的に企画を立てることが決まりました。現在、期間中に40ほどの企画がエン
トリーしています。単色のものに、別の単色を提示してもオルタナティブにはなら
ない。オルタナティブはレインボー(多様な民意)を示すことなんだと思います。
それが「多様と言いながら結局単色じゃないか」となるのか、「本当に多様だね」
となるのかが、成否の分かれ道ということになるんだろうと思います。
  お楽しみに!

【たねまきジャーナル】
  何度もお伝えしてきた、MBSラジオ「たね蒔きジャーナル」の件ですが、MBSが正
式に打切りを決めたことを受けて、呼びかけ人らが中心となって別の放送局で番組
を始めることを計画中です。詳細はまた後日報告しますが、予想されたとはいえ、
日増しに強くなる「マスメディアに期待すること自体が無意味」との失望感。「た
ね蒔き」には、マスメディアかネットメディアかという二項対立を超える可能性が
あったのにな、とつくづく残念です。
  なお、番組最終回に水野・千葉両アナに花束贈呈しました。その様子は以下で。
  http://www.tanemakifan.net/

【夜な夜なカフェ】
  次回10月8日(月・祝)21:30~22:30の回からは、ユーストリームだけでなくニコ
ニコ動画でもインターネット配信することになりました。
  次回は、いしだ壱成さん(俳優)'津田大介さん(メディア・アクティビスト)で
、テーマは「原発問題」。
  11月26日(月)の最終回では「昼から夜な夜なカフェ」と題して、大阪市・東成
区民センターで7時間のロングセッションを予定。こちらもお楽しみに。

  ラインナップは以下から。
http://www.aibofund.net/応援プロジェクト紹介/#yonayonacafe
  視聴は以下から。
http://www.ustream.tv/channel/aibofund

【『ヒーロー~』4刷】
  おかげさまで、拙著『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出
版、8月21日刊)が第4刷決定です。ありがとうございます。アマゾンなどでは品切
れ状態ですが、また近く出荷するとのことです。新聞書評やラジオ・BSなどでもた
くさん取り上げていただいて感謝しています。

  今後の放送予定は以下。
  10月4日(木)21:00~@ユーストリーム「週刊朝日Ust劇場」
  10月5日(金)14:25~@文化放送ラジオ「大竹まことのゴールデンラジオ」
  10月7日(日)21:30~@TBSラジオ「麻木久仁子のニッポン政策研究所」(3週連続)
  10月9日(火)20:00~@朝日ニュースター「ニュースの深層」

【来年度予算編成へ】
  政局の混乱が予想される中、私にとっての最悪の選択肢を回避するために自分に
何ができるか、日々考えています。判断の分岐点は「来年度予算編成をどの政権で
行うのが『最悪でない』か」ですが、そのためには、そのためには、と逆算してい
くと、周囲で言われていることとはかなり違った動きを自分自身は行うことになり
そうだ、と感じています。つくづく「最善を求めつつ、最悪を回避する」というこ
との難しさを痛感します。


以下、イベントのお知らせです。

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■イベント情報

■1(東京)
2012年10月5日(金)10:00~13:00@衆議院第2議員会館多目的会議室
政策入札研究フォーラム
「障がい者の雇用を広げよう~第6回政策入札研究フォーラムin東京」 NEW!!

■2(大阪)
2012年10月5日(金)13:30~16:30(受付13:00~)@豊中市パーソナル・サポートセンター6F
ヤングケアラーの自立支援を考える連続研修会<第一弾>
児童養護施設出身者のための就労支援の現場から~子どもの公平な機会創出のために~

■3(埼玉)
2012年10月6日(土)・8日(月・祝)時間等詳細下記
反貧困全国キャラバンin埼玉 『無料映画上映会』・『無料なんでも相談会』
集会「人間らしい生活と労働の保障を求めて、つながろう!」

■4(東京)
2012年10月11日(木)14:00~18:00(開場は13:00)@青山学院大学・国際会議場(17号館6階)
10月IMF・世界銀行年次総会サイドイベント
国際シンポジウム: 金融取引税・国際連帯税は世界を救うか?
-革新的資金メカニズムを巡る世界のリーダーと市民社会との対話-

■5(東京)
2012年10月17日~詳細下記(毎週水)19:00~20:30@上智大学四谷キャンパス
死ぬ意味と生きる意味 ―ポストフクシマ時代へ向けて―
上智大学コミュニティ・カレッジ 教養・実務講座2122

■6(大阪)
2012年10月19日(金)13:30~16:30(受付13:00~)@とよなか男女共同参画推進センター
すてっぷ 視聴覚室
ヤングケアラーの自立支援を考える連続研修会<第二弾>
児童養護施設出身者で育つ子どもたちの暮らしと進路
~地域で子どもの育ちを守るために必要なこと・一人一人ができること~

■7(東京)
2012年10月27日(土)11:00~17:00@新宿区・保育プラザ 2階研修室
住宅研究・交流集会開催のご案内
2012年住宅研究・交流集会 ~新たな住宅政策、住宅憲章をめざして~


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■1

政策入札研究フォーラム
「障がい者の雇用を広げよう~第6回政策入札研究フォーラムin東京」 NEW!!

ご興味のある方はぜひご参加ください。
http://www.l-challenge.com/forum/forum.html

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大阪ビルメンテナンス協会とエル・チャレンジは2007年より「障がい者雇用支援
スタッフ養成講座」や「社会貢献セミナー」など協働事業として「障がい者等雇用促
進事業」に取り組んできました。これまでにも、自治体契約物件の入札制度の研究を
行い“総合評価入札” など障がい者等が働きやすい制度を広げる取り組みを進めて
きました。第6 回の政策入札研究フォーラムは、全国の仲間に呼びかけて障がい者を
はじめとする就職困難者が“働き、働き続ける” ための方策について議論し「働き
たいを支援“エル・チャレンジ方式”」「育てる入札“総合評価入札”」「“新雇用
産業” 振興のための、積算基準の抜本的に見直し」を国や自治体に求めたいと考えて
います。

【日時】2012年10月5日(金)10:00~13:00
【場所】衆議院第2議員会館多目的会議室 東京都千代田区永田町2-1-2
【資料代】2,000円

【内容】
1.【開会あいさつ】
2.【基調報告】
  ○これまでの取り組みから/冨田 一幸(エル・チャレンジ代表理事)
3.【シンポジウム】
  ○武藤博己 氏(法政大学大学院 公共政策研究科教授)
  ○吉村 臨兵 氏(福井県立大学教授)
  ○小松 伸多佳 氏(国際公認投資アナリスト)
  ○大阪ビルメンテナンス協会
4.【意見交換・質疑応答】

【主催】一般社団法人大阪ビルメンテナンス協会、エル・チャレンジ
【申込方法】下記の申込書に必要事項をご記入の上、事務局までFAXでお送りくださ
い。

【事務局】エル・チャレンジ
大阪市中央区法円坂1-1-35大阪市教育会館5階
TEL(06)6920-3521 FAX(06)6920-3522

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■2

ヤングケアラーの自立支援を考える連続研修会<第一弾>を開催します。

この連続研修会は、日々、教育 現場や福祉の現場、もしくは地域で子どもの安心・
安全な養育に心を砕かれている皆さまの活動の一助となり、支援ネットワークが広
がることを目的とした研修会です。

【講師】株式会社フェアスタート 代表取締役社長 永岡鉄平氏
【日時】2012年10月5日(金) 13:30~16:30(受付13:00~)
【場所】豊中市パーソナル・サポートセンター6F(PS交流ルーム)

【対象】就労支援員、児童養護施 設スタッフ、学校関係者、生少年育成関係者、
        福祉事務所相談員・職員、求人 開拓員など、児童養護・青少年の就労支援
        に関心のある方

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【児童養護施設出身者のための就労支援の現場から~子どもの公平な機会創出のために~】

様々な事情で子どもたちは児童養護施設にやってきます。
そして、退所年 齢18歳になった時、大抵の子どもは仕事と住む場所を確保しなけれ
ばなりません。

住み込み仕事の減少、高卒求人の減少に加え、施設出身への偏見や保証人問題などで、
多くの子どもは苦境に立たされます。

すべての子どもに公平な機会創出を目指し、また施設出身であることを「強み」ととら
え、求人を集め人材マッチングしていく有料職業紹介所を起業し2年が経過する永岡さ
んを横浜からお招きしました。企業への求人営業、児童養護施設職員や子どもたちとの
信頼関係構築、マッチングの結果など、現場からしか聞けないお話を伺いします。

【申込方法】お電話かメールにて、お申込みください

【電話】06-4866-5640(担当:畑山・渡辺)
【メール】hatayama@ps-toyonaka.net

【主催】豊中市パーソナル・サポートセンター


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■3

「反貧困全国キャラバン2012in埼玉」

映画上映会
【日程】10月6日(土)
【場所】埼玉教育会館2階
【入場】無料
 13:00~14:30 『渋谷ブランニューデイズ』遠藤大輔監督
 14:45~15:55 『フツーの仕事がしたい』土屋トカチ監督
 16:05~17:00 監督トークショー

無料相談会
【場所】埼玉教育会館3階
【時間】13:00~17:00
 弁護士・司法書士・臨床心理士・精神保健福祉士などの専門家がご相談に応じます。

******

集会「人間らしい生活と労働の保障を求めて、つながろう!」
【日程】10月8日(月・祝)
【時間】13:00開会(12:30開場)17:00終了予定
【場所】埼玉教育会館2F
【入場料・申込み】入場無料・申込不要

・基調講演 宇都宮健児さん(弁護士・反貧困ネットワーク代表)
・パネルディスカッション 水島宏明さん(法政大学教授・ジャーナリスト)他。
・当事者のお話
・支援団体の報告

【連絡先】070-6653-4104

 動画↓
 http://youtu.be/IZtQXxgYcVw

 イベントのくわしい詳細はこちらをご覧下さい↓
 http://antipoverty2012.com/?p=1075


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■4

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    国際シンポジウム: 金融取引税・国際連帯税は世界を救うか?
   -革新的資金メカニズムを巡る世界のリーダーと市民社会との対話-
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【日時】2012年10月11日(木) 午後2時~6時(開場は午後1時)
【会場】青山学院大学・国際会議場(17号館6階)
        地図→ http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html

【主催】国際連帯税フォーラム/動く→動かす
【共催】国際連帯税創設を求める議員連盟/開発のための革新的資金調達に関
        するリーディング・グループ

【言語】英日同時通訳が入ります
【参加費】500円(資料代) ただし学生は無料

【申し込み】
   「国際シンポジウム参加希望」並びに氏名と肩書き(あれば)をお書きの上
    Eメール:2012fttsymposium@gmail.com または FAX: 03-3834-2406
    でお申し込みください。

来る10月12-13日東京においてIMF・世界銀行年次総会(本会議)が開催されます。
この総会には各国の政府関係者(財務・開発大臣、中央銀行総裁)はじめ経済界・エ
コノミスト・ジャーナリスト・NGO/市民社会など、公式参加者で1万人、非公式の参加
者を含めれば2万人ほどが参加すると言われています。

この総会に連動して私たちは「金融取引税・国際連帯税は世界を救うか?~革新的
資金メカニズムを巡る世界のリーダーと市民社会との対話~」と題し、現在欧州や世
界各国で“世界の貧困、気候変動、大災害などの地球規模課題解決のための財源”
として熱く議論され、導入されつつある金融取引税そして国際連帯税などの革新的
資金メカニズムをキーコンセプトに、国際シンポジウムを開催します。

本シンポジウムには、フランスのパスカル・カンファン開発大臣をはじめとする各国
の(国際)開発大臣、ドイツと日本の国会議員、ならびにNGOや労働組合などが一堂
に会し、金融取引税や国際連帯税の必要性とその実施について語っていただきます。
みなさまのご参加を心より呼びかけます。

≪海外からの参加予定者(敬称等略)≫
 ・パスカル・カンファン(フランス開発大臣)
 ・マルセル・ドゥ・スーザ(ベナン開発大臣)
 ・ハイディ・ハウタラ(フィンランド国際開発大臣:リーディング・グループ議長)
 ・ピーター・バクビス(ITUC/グローバルユニオン・ワシントン事務所長)
 ・カーステン・ジーリング(ドイツ連邦議会議員・金融委員会所属)
 ・デービット・ヒルマン(英NGO、ロビンフッド・タックス・キャンペーン)
 ・林 芳正(国際連帯税創設を求める議員連盟会長)

※ゲストは変更になる場合がございます。

【当日のスピーカー・プログラムは、 http://www.acist.jp/ の方からご覧ください】


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■5

 死ぬ意味と生きる意味 ―ポストフクシマ時代へ向けて―
(上智大学コミュニティ・カレッジ 教養・実務講座2122)

3.11から、1年半。「フクシマとは、何だったのか?」「どのように再生すべきか?」

これまで、様々な分野で論じられてきました。議論が沈静化しつつあるように見え
る今、これまでの議論を踏まえ、福島と日本の再生の方向についてもう一度考え直
してみたいと思います。
本講座では、これまで自殺と貧困、東日本大震災における災害弱者支援という観点
から、死ぬ意味と生きる意味を考えてきましたが、今季もポストフクシマ時代に向
けて、各分野の専門家から積極的、建設的なご提言をいただく予定です。

【コーディネーター・講師】
上智大学外国語学部教授 浅見 昇吾
専攻分野 / ドイツ思想、生命倫理著作 / 『医療倫理Q&A』(共著)、『魔法の声』
(翻訳)他 eメール /shogo-a@sophia.ac.jp

【ゲストスピーカー】柳 田 邦 男 作家

【講師】
小 田 謙 爾 プリンス・オブ・ソンクラ大学パッタニ校(タイ)専任講師
依 光 隆 明 朝日新聞社東京本社編集委員
大 野 更 紗 作家
古 屋 将 太 認定NPO法人環境エネルギー政策研究所研究員
大 橋 容一郞 上智大学文学部教授
宇都宮 健 児 弁護士、前日本弁護士連合会会長
開 沼 博 社会学者、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員
湯 浅 誠 反貧困ネットワーク事務局長

【曜日・時間帯】水曜日 19:00~20:30 回数 10回  定員 70名 受講料 25,000円
【資料】講師からプリントを配付します(実費徴収)

【講義スケジュール】
1. 10月17日 二つの被災地、二つの復興、タイと日本を比較する 小田
2. 10月24日 ポストフクシマの思想 浅見
3. 11月7日 「プロメテウスの罠」を編んで考えること 依光
4. 11月14日 原発震災と社会的弱者 ―病者や障害者に何が起きたか― 大野
5. 11月21日 地域からの自然エネルギー ―世界の潮流から福島へ― 古屋
6. 11月28日 フクシマへの視座 ―わたしたちはどんな社会を作るのか― 大橋
7. 12月5日 ポストフクシマ ―どのような再生を目指すべきか― 宇都宮
8. 12月12日 地方の論理 ―フクシマから考える日本の未来― 開沼
9. 1月16日 原発事故から何を学ぶのか ―この国と日本人の未来のために―
【ゲストスピーカー】:柳田邦男
10.1月23日 被災者生活支援について 湯浅

【申込方法】
上智大学公開学習センター( 03-3238-3552)に電話する。
既に申込期限を過ぎていますが、定員まで余裕がありますので、10月26日(金)ま
では受け付けます。


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■6

ヤングケアラーの自立支援を考える連続研修会<第二弾>を開催します。

この連続研修会は、日々、教育 現場や福祉の現場、もしくは地域で子どもの安心・
安全な養育に心を砕かれている皆さまの活動の一助となり、支援ネットワークが広
がることを目的とした研修会です。

【講師】社会福祉法人神戸少年の町 施設長 野口啓示氏
【日時】2012年10月19日(金) 13:30~16:30(受付13:00~)
【場所】とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ 視聴覚室
       (阪急豊中駅徒歩1分 エトレ豊中5階)

【対象】小・中・高校の教職員、スクールソーシャルワーカーなど相談員、児童相
        談所や子ども家庭センターなど児童・生徒に関わる支援業務従事者、福祉
        事務相談員・職員、警察関係者、青少年育成関係者、地域の民生員、自治
        会役員など子どもの養育と保護について関心のある方

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【児童養護施設出身者で育つ子 どもたちの暮らしと進路
         ~地域で子どもの育ちを守る ために必要なこと・一人一人ができること~】

養護施設ってどんな子どもたちが、どのようなニーズや経路で入所するのか。
地域との連携で寄せられるリスク情報のキャッチと必要な対応とはなにか
入所後、子ども達のくらしぶりは? 退所後の進路や、自立後のケアは?

あまり知られていない養護施設の子ども達の暮らしと進路を、「神戸少年の町」施
設長とその施設出身の大学生に、養護施設の現状も踏まえてお話していただきなが
ら、地域で子どもを支える方々と一人一人が 何ができるかを考えていきます。

【申込方法】お電話かメールにて、お申込みください

【電話】06-4866-5640(担当:畑山・渡辺)
【メール】hatayama@ps-toyonaka.net

【主催】豊中市パーソナル・サポートセンター


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■7

住宅研究・交流集会開催のご案内
2012年住宅研究・交流集会 ~新たな住宅政策、住宅憲章をめざして~

【日時】2012年10月27日(土) 午前11時~午後5時
【参加費】無料
【場所】新宿区・保育プラザ・2階研修室(新宿区納戸町26-3)

○全体会 午前11時~12時30分
  基調講演「震災復興とこれからの住宅・都市政策」
      塩崎賢明・NPO・都市まち研 杉山理事長(立命館大学教授)
  特別報告「住宅団地の改善・再生自治会活動」
      小池田忠・全国公住協事務局長(森の里荘自治会長)

○分科会 午後1時30分~午後4時30分
☆第1分科会「住宅団地の改善・再生と自治会活動」
座長  公営住宅協議会 天野前事務局長
助言者 新建築家技術者集団 鎌田全国幹事
記録  都庁職・住宅支部 石原支部長

・分科会の主旨
主に公的住宅団地の改善・再生(建てかえ、リフォーム、コミュニティ等)の現
状・問題点とその中での自治会の活動、役割について討論し、交流する。

(1)公営住宅団地(神奈川)
(2)UR団地・東綾瀬団地・江国自治会事務局長
(3)UR団地・千葉幸町団地・長岡自治会会長
(4)公社団地・新出東京自治協副会長
(5)公社団地・大阪神奈川自治協事務局長
   関西団地 増永(神戸松陰女子大)予定


☆第2分科会「民間賃貸住宅の現状と新たな住宅憲章」助言者 塩崎賢明(住宅会議)
座長  日本住宅会議 若松理事
助言者 日本住宅会議 塩崎理事長
記録  住まいの貧困ネット

・主旨
民間賃貸住宅の多面的な実態と現状、そのもとでの整理すべき課題やテーマ、そし
て民間賃貸住宅憲章の策定に向けて討論し、交流する。

(1)低家賃住宅実態 岸岡のりこ・和洋女子大
(2)住宅手当制度の実態など 山田育男(住まいの貧困に取り組むネットワーク)
(3)東京の借地借家実態 佐藤東借連会長
(4)追い出し屋規制法等 林弁護士
(5)新住宅憲章に向けて 細谷全借連事務局長


☆第3分科会「住まいまちづくりNPOと事業の課題・展望」助言者 坂庭国晴(住まい連)
座長  建築ネットワークセンター 長谷川専務理事
助言者 住まい連 坂庭代表理事
記録  住まいの改善センター 宮下理事

・主旨
住宅まちづくり関係のNPOは、さまざまな分野で活動している。その現状を通して、
今後の事業の課題や展望について討論し、交流する。

(1)NPO・都市まち研 杉山理事長
(2)NPO・建築ネット 小川理事長
(3)同・住まいの改善センター 萩原専務理事
(4)同・総合住宅問題支援機構 大久保理事長
(5)住まいとまちづくりコープ 千代崎代表


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2012年9月15日土曜日

2012年9月15日発行のメールニュースより

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【湯浅からのおしらせ】

■はじめに
もう9月中旬!早すぎる・・・。ウチの猫たちも食欲が出てきて、いよいよ秋かな、と
いう感じですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は最近少しフェイスブックに文章を寄せるようにしています。ツイッターでも何
度か試み、そのたびに短期間で「挫折」しているのですが、さて今回はいつまで続
くか・・・。
以下、もろもろおしらせです。

■『ヒーロー・・・』おかげさまで重版
8月21日に朝日新聞出版から刊行した『ヒーローを待っていても世界は変わらない』
ですが、おかげさまで重版となりました。ありがとうございました。アマゾンでも
ちらほらとコメントがつき、メディアでも少しずつ取り上げていただけるようにな
りました。
誤字等についても、何人かの方からご指摘いただき、訂正しました。ありがとうご
ざいました。

■AIBOの活動
大阪での活動も、だいぶ企画数が増えてきました。まったく新しい「活動未経験者
」の企画もちらほら。諸個人の意見や思いが形になって社会化していくことが、い
まという時代に必要なことと考えています。
お近くの方で、「自分も何かやれるかな・・・」と思う方は、ぜひ一度、ご相談にいら
してください。一緒にカタチにしていきましょう。
http://www.aibofund.net/

■夜な夜なカフェ、がんばっています。
毎週月曜日の21~22時にユーストリーム中継を続けています。今後のラインナップ
は以下。ぜひ一度、ご視聴ください。(過去のアーカイブもご覧になれます)
http://www.aibofund.net/応援プロジェクト紹介/#yonayonacafe

 9月17日(月)
  香山リカ(精神科医)× 上田假奈代(ココルーム)
「いろんな“あいだ”を考える」
 9月24日(月)
  倉田真由美(漫画家)×大阪の生活支援団体の人々
「大阪の生活支援現場を訪ねて、どうでした?」
 10月1日(月)
  寺脇研(京都造形芸術大学教授)× 秋山豊寛(元宇宙飛行士/京都造形芸術大学教授)
「日本の教育の未来について」
  10月8日(月)
  いしだ壱成(俳優)× 津田大介(ジャーナリスト/メディアアクティビスト)
「原発について」
  10月15日(月)
  池田香代子(作家・翻訳家)× 森達也(作家・明治大学教授)
「デモで日本人は変わるのか?」
  10月22日(月)
  駒崎弘樹(NPO法人フローレンス理事長)× 川口加奈(NPO法人ホームドア理事長)
「自分で仕事をつくるって、どうするの?」

※配信は以下から。
http://www.ustream.tv/channel/aibofund

■『たね蒔きジャーナル』おかげさまで1000万円
小出裕章氏らと取り組んできた『たね蒔きジャーナル』存続を求める活動ですが、
おかげさまで寄付金が1000万円近く集まりました。短期間ながら、大きな反響をい
ただき、感謝です。MBSの公式発表は9月19日。見通しは厳しいですが、19日の発
表を受けて、寄付者や賛同者の方々に今後の方針をお伝えする予定です。
http://www.tanemakifan.net/

■10月20日、反貧困世直し集会
東京と大阪を往復しながらの活動生活ですが、今年もやります、「反貧困世直し集
会」。今年は、日本初(?)公園各地にスピーカーズ・コーナーを設けて、それぞ
れの主張を展開していただきます。ぜひ、お立ち寄りください。
http://antipoverty-network.org/

※スピーカーズ・コーナーとは?ウィキペディアでこんな解説がついています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC

以下、イベントのお知らせです。


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■イベント情報

■1(神奈川)
2012年9月15日(土)11:00~9月16日(日) 12:00@山下公園
がん啓発イベント@山下公園にいらっしゃいませんか?
チャリティーウオークイベント「リレーフォーライフ」

■2(宮城)
2012年9月15日(土)16日(日)29日(土)10月14(日)各日11:00~16:45@アムウェイプラザ仙台
被災地子ども支援 子どもサポーターズ募集のお知らせ

■3(大阪・その他)
2012年9月16日(日)~@各イベント詳細下記
市民社会フォーラムのご案内 「おおさか社会フォーラム2012」ワークショップなど

■4(大阪)
2012年9月26日(水)・10月11日(木)@各日詳細下記
おおさかPSソーシャルビジネスフェアー&プレゼンテーションカフェ

■5(東京)
2012年9月26日(水)18:50~21:00@墨田区立文花中学校
文花中学校夜間学級 学校公開のご案内

■6(京都)
2012年9月29日(土)10:20~17:00/開場9:50@会場については下記詳細
学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都

■7(北海道)
2012年年9月29日(土)~30日(日)@北海道教育大学釧路校
貧困研究会第5回研究大会(釧路)のお知らせ
~共通論題 地域で支える生活困窮者の自立支援と社会的包摂~

■8(東京)
2012年10月6日(土) 開場14:00/開演14:30@梅窓院 祖師堂(そしどう)
りんりんふぇす Sing with your neighbors 開催!
THE BIG ISSUE Support Live vol.3

■9(神奈川)
2012年10月27日(土)~2013年2月24(日)/応募締切10月13日(土)消印有効・先着順
@新百合21(トウェンティワン)ホール(第一研修室)、川崎市アートセンター
3分間ビデオ制作入門講座2012、募集開始!

■10(東京)
2012年11月17日(土)12:30~17:00(開場12:15~)@大妻女子大学千代田校・図書館
第2回生活困窮者連絡協議会開催のお知らせ テーマ「女性の貧困」
シンポジウム「女性の貧困問題はなぜ取り残されたのか
                  ~女性の貧困問題を今こそ可視化する~」

■11【お知らせ】
映画『医す者として』が文化庁映画賞の優秀賞を受賞いたしました

■12【お知らせ】
映画「~放射線を浴びた~X年後」公開等のお知らせ

■13【お知らせ】
「義務教育議員立法を!国会質問・『集い」アピール」

■14【お知らせ】
リバティおおさかからのお知らせ

■15【お知らせ】
Fashion Resistance to Militarism ファッションショーボランティア大募集!!!!


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■1

がん啓発イベント@山下公園にいらっしゃいませんか?
がんのチャリティーウオークイベント「リレーフォーライフ」

  朝日新聞記者の高橋美佐子@東京本社デジタル編集部デスクです。
  以下、私と夫が、今週末に開かれるがんのチャリティーウオークイベント「リレ
ーフォーライフ」に参加するので、そのお知らせです。
  会場は横浜・山下公園です。15日昼から16日昼にかけて24時間を歩くとい
うもの。といっても、参加者は途中から来たり、途中で帰ったり、ちょっと顔を出
したりということでもかまいません。楽しみながら啓発と寄付集めといった感じ。

  以下のURLを参考まで。http://relayforlife.jp/yokohama/

【日時】9月15日(土) 11:00 ~ 9月16日(日) 12:00
【会場】山下公園

  もしかすると一部ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、なぜ私たちが
このイベントに関心を持つことになったかの経緯を少し説明しますと。。。。

  夫は26歳で精巣がんを宣告された朝日の同僚で、その後に3年間で2度の再発
を繰り返し、患者として感じた医療現場の実情や、死ぬことや生きることについて
考えた自らの闘病体験を2000年ごろに朝日新聞神奈川版で1年間、連載しました。
  これが「がんと向き合って」という単行本として出版され、その祝いの席で山本
恵子記者と初めて対面し、意気投合したのが薔薇棘とかかわるようになったきっか
けで(もう10年以上経つのか)。

  キャンサーギフト、という言葉があるのですが、私たち夫婦はこの経験を通して
、生き方はもちろん、記者としての発信も大いに影響を受けました。特に夫、上野
創は社会部系ですが、いのちの問題にライフワークとして取り組んでいます。今回
のリレーフォーライフ(RFL)の横浜会場実行委員長、西舘澄人さんのブログは
以下の通りです。彼が夕刊一面で連載した「がんその先へ」で取り上げた人物。奥
様を肉腫で亡くしています。以前の報告だけど感動的なのでこちらもどうぞ。
  http://rflshinyokohama.d2.r-cms.jp/blog_my_top/blog_id=1

  私たちは24時間、会場にいるので、良かったら家族サービスのついでにでも寄
ってみてください。
  参加名は「チームがんむき(夫の著書のタイトルの省略バージョン)」でテント
を張っています。
  わからなかたったら、私の携帯090-14284589まで。近くに中華街も
あるし、ぶらっとホントに気が向いたらブラッとどうぞ。まったく面識がなくても
構いません。
  当日はウインドサーファー仲間、夫の闘病を支えてくれた医療者(元主治医やナ
ースに久々再会します!)、家族、取材先、友人が顔を出してくれると言っていま
す。私たちが、まさに「がんと向き合う」ことになった十数年前は、それをカミン
グアウトする積極的な動きはほとんどありませんでした。
  でも、難波ミチヲさんの子宮がん啓発活動「THINK PEARL」http://thinkpearl.jp/
を始め、仕事と治療の両立、メンタル面のサポート、そして国のがん対策への提言
など、私たちの世代からもたくさんのアクティブな動きが出てきています。

  がんになることは恥ずかしいことでも隠すことでもない。むしろ、がんになった
ことで、私たちはたくさんの素晴らしい世界に触れることができた、という感謝の
意を込めて、ささやかながら何かできればと思っています。夜は旅立って行った仲
間たちを光で送る「ルミナリエ」のイベントもステキです。
  このメールは転送大歓迎だし、夜更けになればなるほど「語り」の時間もたっぷ
りありますので、好きな時に気軽にお運びください。もちろん、差し入れ大歓迎です!


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■2

被災地子ども支援 子どもサポーターズ募集のお知らせ

東日本大震災から1年半になりますが、復興住宅の完成は被災5県でたった12戸のみ
という状況です。
仮設住宅のほとんどは4人家族で4.5畳2室、仮設住宅は校庭や公園に建ってお
り、学習や遊ぶスペースの確保に悩まされています。
日々成長する子どもにとって「仮」はなく、毎日が現実です。
そんな子どもたちのために、私たちは今、仮設住宅の子どもの遊びや学習を支援し
ていますが、そろそろ現地を撤退するNPOも多く、後を託されることもあります。
そのため、支援先が増えており、スタッフが不足していますので、一緒に子どもの
ために活動してくださる方を募集中です。

活動前に、以下のような研修をしていただきますので、経験がなくても大丈夫です。

子どもサポーターズ養成講座
【日時】2012年 9月15(土)16(日)29(土)10月14(日)
【時間】各日11:00~16:45
【場所】アムウェイプラザ仙台
        仙台市青葉区本町2-2-3 (地下鉄広瀬通駅東2出口前)
【受講料】一般4000円 学生2000円 1講座のみ聴講の場合は500円
      (終了後、活動に参加していただく場合は活動費、交通費等を支給します。)

各日の講座・講師の詳細は下記を参照
http://www2.ocn.ne.jp/~clmiyagi/sapota.html

【申込み・お問い合わせ】
お申込み・お問い合わせは Email c.l.miyagi@viola.ocn.ne.jp へ。


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■3

市民社会フォーラムのご案内 「おおさか社会フォーラム2012」ワークショップなど

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市民社会フォーラムのご案内

■協賛企画
「おおさか社会フォーラム2012」ワークショップ
イラク戦争の検証‐日本が果たすべき責任と役割
【日時・場所】9/16(日)13:30~16:00@エルおおさか
   詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=16989

■第81回例会
香山リカが語る 脱原発、格差社会、橋下旋風
【日時・場所】9/17(祝・月)13:30~15:30@大阪(開場13:00)
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=16977
■協賛企画
ビルマ(ミャンマー)「変化」の行方
【日時・場所】9/22(土)18:00~@大阪市・クレオ中央
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=17319

■第82回例会
シリーズ企画「311以後の科学コミュニケーション」②
311以後の科学の在り方―民主主義、市民参加の視点から
【講師】平川秀幸さん(大阪大学准教授)
【日時・場所】9/23(日)14:30~@大阪
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=16759

■協賛企画
タリバンの死刑判決による迫害から逃れてきた
アフガン難民、レザさんの話を聞く会
【日時・場所】9/23(日)14:00~16:30@大阪市・ドーンセンター
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=17002

■協賛企画
メディアを考える市民のつどい
マスコミが権力のウソを見抜けない本当のワケ
―報道はなぜ『当局』に弱いのか―
【お話】新聞記者 高田 昌幸さん
【日時・場所】9/30(日)13:30~@兵庫県学校厚生会館
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=17281

■協賛企画
鈴木邦男ゼミin西宮(第13回)
~オウム事件17年目の真実と意味~
【ゲスト】上祐史浩氏 (ひかりの輪代表)
【日時・場所】10/8(祝・月)14:00~@西宮
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=16367

■第83回例会
津田大介が語る 市民運動とソーシャルメディアの可能性
【日時・場所】10/8(祝・月)18:30~@エルおおさか
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=16760
■第84回例会
脱原発シンガー橋本美香さんと歌い語る近畿3都物語
10/12(金)@神戸、13(土)@大阪、14(日)@京都

★神戸イベント
【日時・場所】10/12(金)20:00~22:00@モダナーク・ファームカフェ
★大阪イベント
【日時・場所】10/13(土)19:00~22:00@AIBO
★京都イベント(未定)
【日時・場所】10/14日(日)午後
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=17150

■賛同企画
アーロン&アッシュ(反戦イラク帰還兵)Speking Tours神戸集会
戦争そして人間の和解を求めて
【日時・場所】11/24日(土)13:30~16:30@神戸市勤労会館308
  詳細は、http://civilesociety.jugem.jp/?eid=17287

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■4

おおさかPSソーシャルビジネスフェアー&プレゼンテーションカフェ

おおさかPSソーシャルビジネスセンター事務局から、
「PSソーシャル・ビジネス・ツアーTo Work Passport 2012 vol.1」
についてお知らせさせていただきます。

ソーシャルビジネスに興味のある方や就労支援業務に携わっている方を対象に、多様
な働く場や機会を創出しているソーシャルビジネスを活用した社会参加体験現場を
めぐるバスツアー及び社会起業家を招いた交流イベントからなる「PSソーシャルビジ
ネスフェア」シリーズを開催いたします。多数のご参加をお待ち致しております.

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見学会「バスでグングンいく!ゲンバ数珠つなぎっ!農+就労支援編」

時代の閉塞感を突破する可能性を秘める“農”の中間労働ムーブメント。3つの最新
事例を見学します。

【日時】平成24年9月26日(水) 9:30~17:30
【集合】JR 芦原橋駅前 北出口付近
【定員】25名
【参加費】450円(お弁当代)

内 容:マイクロバスによるツアー型ソーシャルビジネスの現場見学会
      (1)柏原未来農園(柏原市)
      (2)八尾市パーソナル・サポート・センター(八尾市)
      (3)NPO法人おおさか若者就労支援機構(泉佐野市)

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意見交換会「社会的起業家たちのプレゼンテーションカフェ 第一夜」

ソーシャルビジネスに取り組んでいる人、目指す人、興味のある人、就労支援する
人、ゲストプレゼンターとメンター、みんなでつくるから参加型カフェ。アイデアと
ネットワークで未来をつむごうよ。

【日時】平成24年10月11日(木) 19:00~20:30
【会場】A' ワーク創造館 2階特別会議室
【定員】30名
【参加費】無料(交流会参加者は別途1,000円)

【内容】社会起業家や起業を目指す人たちと専門メンター等による意見交換会
【ゲストプレゼンター】吉村 悦子(NPO法人住まいみまもりたい理事長)

【お申込み】
参加をご希望の方は、下記センターまで「催し名/お名前/ご連絡先/参加人数」等
をお知らせください。

おおさかパーソナル・サポート・プロジェクト
PSソーシャルビジネスセンター
〒556-0027
大阪市浪速区木津川2-3-8 A'ワーク創造館1階
Tel & Fax:06-6567-4510
メール:info@osaka-pssbc.jp
ウェブサイト:http://osaka-pssbc.moo.jp/

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■5

文花中学校夜間学級 学校公開のご案内

みなさま

東京・墨田区立文花中学夜間学級の関本です。
以下、本校夜間学級の公開授業のお知らせです。

■文花中学校夜間学級では、現在10代から70才まで、日本、中国、フィリピン
、韓国、ミヤンマー、ネパール等出身の75名の生徒たちが日々勉学に励んでいます。

  申込不要です。どうぞお誘い合わせの上、お気軽にお越しください。
  (お願い:ご持参になった食事を召し上がる会場を準備させていただきますが、
ゴミはお持ちかえり下さい。)

◆文花中学校夜間学級ホームページhttp://www.sumida.ed.jp/bunkachuyakan/
◆交通案内http://www.sumida.ed.jp/bunkachuyakan/shokai/access.html

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                                                                平成24年9月3日
各位
                                                       墨田区立文花中学校(夜間学級)
                                                               校長   長谷川 晋也

                         文花中学校夜間学級 学校公開のご案内

  朝夕の涼風に、やっと秋の気配を感じる頃になりました。皆様にはますますご清
祥のことと存じます。
  文花中学校夜間学級は、秋の新入生を迎え、現在75名の生徒が普通学級と日本
語学級で元気に学んでおります。これもひとえに地域のみなさま、昼間部保護者の
皆さまのご理解とご支援の賜物と感謝しております。
  さて、来る9月26日に今年度第2回目の学級公開を下記のように行います。生
徒の学習や生活の様子を皆さま方をはじめとして、本校の教育にかかわりや関心を
お持ちの方々にも広く公開し、一層のご理解をいただきたいと考えております。
  ご多用中とは存じますが、皆様のご参観を頂きたく、お願い申し上げます

                                           記

【日時】平成24年9月26日(水)18時50分~21時00分

【時程】
           第2校時 18:50~19:30
           第3校時 19:35~20:15
           第4校時 20:20~21:00

  ※給食の用意はできませんが、控え室でご持参のものを召し上がって頂くことが
    できます。
    ゴミはすべて、校内のゴミ箱に捨てずにお持ち帰り下さい。

※1F会議室を控え室に当てております。ご利用下さい。
※駐車場がありませんので、自動車でのご来校はご遠慮下さい。

【問い合わせ】
※この件に関するお問い合わせは次にお願いいたします。
                                   文花中学校  夜間学級直通  TEL 03-3617-1562
                                                          副校長  片庭 正裕


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■6

学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都

【主 催】「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
(京都実行委員会事務局:特定非営利活動法人 山科醍醐こどものひろば)
【協 力】公益財団法人京都市ユースサービス協会

【日 時】2012年9月29日(土)10:20~17:00/開場9:50
【場 所】
<全体会/午前中>京都市男女共同参画センターウィングス京都 セミナー室AB(2F)
                 TEL:075-212-7490
                 http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/

<分科会/午後>京都市中京青少年活動センター(3F)
                 TEL: 075-231-0640

※全体会と分科会会場は、同じ建物でフロア〈階〉が変わります。
〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262

【対 象】全国で学びサポートや暮らしサポートを実践する、あるいは実践しようと
する市民、教師・元教師、弁護士、学生、ソーシャルワーカ-、NPO関係者等150人程度

【資料代】500円(学生無料・可能な方より)

●ご案内チラシはこちらからダウンロードできます
http://end-childpoverty.jp/wp-content/uploads/2012/09/20120929manabikurashisupport.pdf

【申込み】
事前申し込みが必要です。
以下のフォームよりお申し込みください。9月25日(火)まで。

●参加のお申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S32480367/
●取材のお申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S80155512/

※HPトップページからもお申し込み頂けます。
http://end-childpoverty.jp/

【定員】150名
定員になりしだい締め切ります。
参加票は特に発行しませんので、当日受付にて、分科会をご確認のうえ、お支払い
をお願いいたします。


【開催内容】------------------------------

○全体会 10:20~12:00
学びサポート×暮らしサポート 思いっきりトーク
荘保共子 大阪・こどもの里館長
「しんどい子が安心して生きていかれるまちはすばらしい
   ――子どもの貧困を放置しない地域をつくる」(仮)
   幸重忠孝 京都・山科醍醐こどものひろば理事長

12:00~ 昼休み(ポスターセッション)

○分科会 13:00~16:15
■第1分科会 学びサポートはじめのいっぽ
これから学びサポートをやりたい人、始めたばかりの人向け

■第2分科会 暮らしサポート
子ども・家庭の生活支援

■第3分科会 学びリスタート(学びなおし)
高卒認定試験支援などにとどまらず、就労から自立への見通しをもった
長期的なサポート

■第4分科会 政策・運営・スタッフ養成
第1分科会の発展として継続性やシステムづくりについてのワークショップ

■第5分科会 「支援」ってなんだろう
釧路・冬月荘の実践に学びつつ

★分科会の詳細は、追ってホームページに掲載いたします。

○おわりの会(全体会16:30~17:00 )/終了

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【後援】内閣府子ども若者支援・子育て施策総合推進室、文部科学省、厚生労働省(予定)
        京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会(予定)
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【問い合わせ】
京都実行委員会事務局 (こどものひろば 担当:村井/梅原)
電話/FAX:075-201-3490 (TELは平日10:00~17:00)
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
メールアドレス mail@end-childpoverty.jp
当日連絡先 080-1158-3494


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■7

貧困研究会第5回研究大会(釧路)のお知らせ
~共通論題 地域で支える生活困窮者の自立支援と社会的包摂~

貧困研究会の第5回研究大会を釧路市で開催します。
日時等は以下のとおりです。
ふるってご参加下さい。

【日時】2012年9月29日(土)~30日(日)
【場所】北海道教育大学釧路校
        シンポジウム会場:教室棟403講義室
        分科会会場:教室棟303講義室・304講義室
【主催】貧困研究会
【後援】釧路市、北海道教育大学釧路校、NPO法人地域生活支援ネットワークサロ
        ン、くしろ若者サポートステーション、北星学園大学同窓会釧路支部

【参加費(会場費および資料代等)】
9月29日:無料
9月30日:1,000円

○29日 シンポジウム
≪公開シンポジウムの内容≫

今、生活困窮者支援のあり方が岐路に立っています。
国による改革の方向性は、生活保護制度と一体となったものです。とくに福祉事務所
から生活支援サービスをNPO等、民間福祉に「任せる」という方向が色濃くでてい
ます。それは、これまで福祉事務所が行ってきた「給付とサービスの一体化」からの
分離なのか、協業なのか、丸投げなのか。国家責任と国民の権利を明示した公的扶助
制度の解体につながるのかどうか。このシンポジウムでは考えていきたいと思いま
す。

基調講演
木下武徳(北星学園大学准教授) 「福祉事務所と民間福祉の役割と協働-アメリカ
での議論を踏まえて」

シンポジウム
司会:新保美香(明治学院大学教授)
報告:山崎史郎(内閣府政策統括官) 「生活支援戦略について」
      森枝敏郎(前熊本県健康福祉部長) 「熊本県における生活困窮者対策-2.5
                                         人称の視点で」
      木津谷康二(釧路市生活福祉事務所長)  「釧路の自立支援が目指してきたこと」
コメンテーター:木下武徳(北星学園大学准教授)

○30日 分科会

※会員以外の方でも参加できます。
※詳細および最新情報は貧困研究会HP(URL http://www.hinkonken.org/)をご覧ください。


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■8

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   りんりんふぇす Sing with your neighbors 開催!
THE BIG ISSUE Support Live vol.3
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【名 称】りんりんふぇす Sing with your neighbors
          ~「THE BIG ISSUE」support live vol.3

【日 時】2012年10月6日(土)開場 14:00/開演 14:30
【料 金】2000円 (税込・入退場自由)
【会 場】梅窓院 祖師堂(そしどう)
          〒107-0062東京都港区南青山2丁目26-38
*東京メトロ銀座線 外苑前駅1a出口徒歩1分
*駐車場はございません。お車での来場はお控えください。

【予 約】メール予約のみ。チケット申込のフォームにご記入ください。
http://singwithyourneighbors3.jimdo.com/%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E7%94%B3%E8%BE%BC-%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/

【H P】http://singwithyourneighbors3.jimdo.com/

【内 容】音楽ライブ/1部・2部制
          座談会/1部終了後に行います
          炊き出し/簡単な食事(無料)、フェアトレードのコーヒー販売

【出 演】友部正人、片想い、寺尾紗穂、木蓮、ソケリッサ、Broom Duster KAN、なぎら健壱
【座談会】寺尾紗穂、稲葉剛、吉水岳彦、佐野未来、ビッグイシュー販売者、他

【主 催】「THE BIG ISSUE」 support Live vol.3 実行委員会
【協 力】BIG ISSUE基金、NPOもやい、ひとさじの会、MIDIINC.

【問合せ】singwithyourneighbors★gmail.com
         ※★を@に変えてください。
*梅窓院(会場)へのお問合せはご遠慮下さい。


         ☆☆☆

  英語のタイトルだと検索しにくいし覚えにくいとのことで、新名称は「隣の人と
  歌おう!」という「輪」「隣」の音をかけて「りんりんふぇす」になりました。

  注目の若手バンドの片想いから、木蓮、KANさん、ホームレスのおじさんたち
  のダンスカンパニーのソケリッサ、そして、友部さん、なぎらさんまで!

  皆さん、ぜひご予定開けておいてくださいね。

  「THE BIG ISSUE」 support Live vol.3 実行委員会 寺尾紗穂


          ☆☆☆

  「THE BIG ISSUE」を知ってますか?
   http://www.bigissue.jp/

  ホームレスの人が販売者となり、
  売り上げの6割ほどがその人の収入になる仕組の雑誌「THE BIG ISSUE」。

  ホームレスは怠け者、と思ってる人も思ってない人も、
  ビッグイシューを知らない人も知ってても買う一歩が踏み出せない人も、
  魅力的なこの雑誌をとにかく一度読んでみて欲しい!
  そんな思いから出発したイベントです。

  会場には若い音楽ファンはもちろん、
  ビッグイシューの販売者さんもいます、
  元野宿のおじいちゃんもいます、
  そういう人びとを支える活動を担ってきた人たち もいます。

  ぜひ一緒に音楽を楽しみ、一緒に考えましょう。

  あなたと一緒に明日を謳えたらこんなに嬉しいことはありません。


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■9

3分間ビデオ制作入門講座2012、募集開始!

私、土屋トカチとビデオプレス代表松原明さんが講師を務める
「3分間ビデオ制作入門講座2012」の応募が開始されました。
川崎市アートセンターでの開催は、今年4回目を迎えました。

講座案内PVはこちらです。
http://youtu.be/EPieUb_kHX0

講義の内容は、三分間の作品制作です。
撮影・編集・公開まで、基本的な技術を身に着けながら
「私の視点」でつくって、発信していただきます。

完成作品はアートセンターアルテリオ映像館の
スクリーンで上映します。

【講座日程】
講座は土曜日、最後の上映会のみ日曜日です。
2012年 10/27(土)、11/10(土)、11/17(土)、11/24(土)、12/1(土)、12/8(土)
2013年 1/12(土)、1/26(土)、2/2(土)、2/24(日)

【時間】14:00~16:30

【会場】新百合21(トウェンティワン)ホール(第一研修室)、川崎市アートセンター

【講師】土屋トカチ(映画監督)/松原明(ビデオプレス代表)

【募集概要】
■定員:15名
■対象:高校生以上
■参加費:一般20,000円/高校生・学生18,000円(要学生証)
(講座初日に全納ください)

■必要機材
ビデオカメラ/編集用ノートパソコン
(ビデオカメラのみ有料レンタルがございます。講座通じて5,000円)
※機材を新しくご購入いただく必要はありません。
まずはお手持ちのものを使うようにお勧めします。
初日にビデオカメラやパソコン等の機材のアドバイスをいたします。

【応募方法】
往復ハガキに以下の項目をご記入ください。
(1)氏名(2)年齢(3)性別(4)〒住所(5)電話番号(6)メールアドレス
(7)持っているカメラ、パソコンの機種、編集ソフト
※ビデオカメラレンタル希望の方はその旨をご記入ください。

※編集ソフトは「アドビ・プレミア・エレメンツ」を基本として講座を進めます。
その他のソフトも可能な限り対応いたします。

【応募締切】10月13日(土)消印有効
            ただし先着順。定員になり次第締め切ります。

【宛先】
〒215-0004
川崎市麻生区万福寺6-7-1 川崎市アートセンター
3分間ビデオ制作入門講座係
TEL 044-955-0107
FAX 044-959-2200
cinema@kac-cinema.jp
http://kac-cinema.jp/


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■10

第2回生活困窮者連絡協議会開催のお知らせ テーマ「女性の貧困」
シンポジウム「女性の貧困問題はなぜ取り残されたのか
                       ~女性の貧困問題を今こそ可視化する~」

第2回生活困窮者連絡協議会を開催致します。
ご関心のある方はお越しいただければ幸いです。
また、定員が60名となっていますので、あらかじめ申込をよろしくお願いします。
以下がイベントの趣旨と日程です。

テーマ「女性の貧困」
シンポジウム「女性の貧困問題はなぜ取り残されたのか ~女性の貧困問題を今こそ可視化する~」

  2008年のリーマン・ショック以降、「派遣切り」などで非正規労働者が解雇され
、企業の倒産等で生活困窮に陥った人々が住居を喪失し、路上に放り出されました
。それによってわが国の「貧困問題」の実態があぶり出され、それ以降、反貧困運
動は積極的に展開されましたが、しかし、そのことによって「女性の貧困」の実態
が可視化されたわけではありません。「女性の貧困」の中に隠蔽されている実態を
可視化していくことは、「貧困問題」のありようを紐解く鍵と言えます。

  第1回生活困窮者連絡協議会の報告会では、自立援助ホームを退所した後、生活
のために性産業で身体を売ったり、頼る大人がいないために行きずりの男性に利用
されたりするケースなど、若者の生活困窮状態が報告されました。住居を喪失した
女性たちは傷つきながら生きていかざるをえない実態を持っています。

  “女性福祉の最後の砦”ともいわれる婦人保護施設の利用者実態調査によれば、
「貧困」をベースに、劣悪な養育環境の中で性虐待を受けたり、性売買に巻き込ま
れたり、複合的な暴力による人権侵害を受け、転々としながら生きてきた女性たち
が多数存在しています。施設の入所理由は、「生活困難」がトップに挙がっている
ものの、その背景には、女性差別や暴力被害、障がいやPTSDなどの複合的な要因が
あり、生きることを困難にさせられた女性たちの姿が浮き彫りになっています。

  特筆すべきは、施設の多くの女性たちが「暴力被害」を受けているという事実で
す。暴力の加害者は夫、両親、兄弟、他の親族です。要するに、信頼関係を築く近
親者から性暴力を受けているということです。人との信頼関係の構築が削がれる状
況に置かれ、奪われた人生を取り戻すこともできず、自らの命を絶つ女性も少なく
ないと言います。私たちは、こうした女性たちの実態に目を塞ぐわけにはいきませ
ん。「安心と信頼に満ちた社会」を構築するためには、私たち一人ひとりが社会の
当事者として何ができるかを考え、行動することが大切です。

  第2回生活困窮者連絡協議会では、以上の視点から「女性の貧困」の問題に舵を切
り、その問題を通して本質的な「貧困問題」に肉薄したいと考えています。そのた
めに、第2回のテーマを「女性の貧困」とし、第1部はシンポジウムという形式を取
って、
(1)女性における非正規労働者問題、(2)女性野宿者と家庭内ホームレス、(3)女性に
対する暴力と貧困の連鎖、(4)在日・外国人女性の貧困、(5)女子学生の貧困、(6)DV
被害と貧困(その後の困難)、(7)セクシュアル・マイノリティの困難性、(8)障が
い者女性の困難性、(9)単身女性の貧困、(10)シングルマザーの貧困、(11)高齢女性の
貧困、を取り上げ、第2部では、各支援団体からのアピールをしていただきます。

【日時】11月17日(土) 12時30分~17時 (開場12時15分~)
【場所】大妻女子大学千代田校・図書館(JR市ヶ谷駅より徒歩7分)
【参加費】500円(資料代)
【定員】約60名 ※ 会場の都合上、事前にメールでお申し込みください。
【連絡先】iku.yama27★gmail.com (担当:山田育男) ※★を@に変えてください。
【対象者】支援団体、支援者、行政関係者、一般の方

第1部 シンポジウム:テーマ「女性の貧困」
「女性の貧困問題はなぜ取り残されたのか ~女性の貧困問題を今こそ可視化する~」

【報告者】
  丸山聖子氏(婦人相談員)
  二場美由紀氏(婦人保護施設支援員)
  鄭瑛惠氏(大妻女子大学教授)
  鈴木ふみ氏(すぺーすアライズ事務局長・弁護士)
【指定討論者】
  大西連氏(NPO法人自立生活サポートセンターもやい)
  早川悟司氏(児童養護施設・主任自立支援指導員)
  竹下奈都子氏(bond project)

第2部 各支援団体アピール

以上です。
よろしくお願いいたします。


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■11

【お知らせ】
映画『医す者として』が文化庁映画賞の優秀賞を受賞いたしました

皆様

いつもお世話になっております。
映画『医(いや)す者として』上映配給担当のグループ現代・五島です。

この度、『医す者として』が文化庁映画賞の文化記録映画優秀賞を受賞いたしま
した。

日頃からの皆様のご指導、ご協力のお陰でこのような賞をいただくことができま
したこと、心より感謝を申し上げます。

また、受賞記念といたしまして、10月27日(土)に『医す者として』を含む受賞
作品が東京国際映画祭期間中の文化庁映画週間(2012年10月20日~27日)にて上映
されることになりましたので、ここにご案内申し上げます。
この機会にたくさんの方々にご覧になっていただけたら幸いに存じます。

受賞についての詳細は、近日中に映画公式ホームページ等に掲載させていただく
予定ですが、一足先に皆様にご報告させていただきました。

最後に、今回の受賞にあたって監督の鈴木正義から皆様へ感謝の気持ちをこめて
コメントを下記に掲載させていただきましたので、ご一読下されば嬉しく思います。

今後も微力ながら精進いたす所存でございます。
何卒、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

配給・宣伝担当
五島歩

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≪鈴木正義監督コメント≫

作品が完成するまでの過程はいつも苦しくて辛いですが、
出来上がってしまえばその辛さが懐かしい思い出に変わります。
「医す者として」も完成までは辛い迷走の日々でした。
今回こうして賞をいただき、ホッとしたというのが正直な気持ちです。
作品に関わった全ての方々とともに、ささやかに受賞を喜びたいと
思います。

鈴木正義

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≪文化庁映画週間≫
http://bunka-cho-filmweek.jp
---

≪受賞記念上映会≫
【日程】10月27日(土)11:00~
【会場】シネマート六本木 スクリーン1
【開場】10時40分~11時00分(20分)
【上映】11時00分~12時48分(108分)
【ティーチイン】12時48分~13時18分(30分)

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【お問い合わせ】
株式会社 グループ現代(五島)
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-15大橋御苑ビル7階
TEL:03-3341-2863 FAX:03-3341-2874 
E-Mail:iyasumono@g-gendai.co.jp

◇只今、自主上映団体募集中!◇

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■12

映画「~放射線を浴びた~X年後」公開等のお知らせ

みなさま

お世話になります、猿田です。

先日よりご案内しております、映画「~放射線を浴びた~X年後」
いよいよ、公開まで10日をきり、さまざまな場面でご紹介いただいておりますので
、新着情報をお届けいたします。

1)早坂暁さんより推薦コメント
2)≪推薦≫日本映画ペンクラブ推薦
3)メディア掲載など(新着分)
4)公開情報

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1)早坂暁さんより推薦コメント
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早坂暁さん(作家・脚本家)より、推薦コメントが届きました!
HPに掲載させていただきましたので、お読みいただけましたら幸いです。
http://x311.info

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2)≪推薦≫日本映画ペンクラブ推薦
------------------------------------------
日本映画ペンクラブの推薦映画に選出されました!
推薦理由をHPに掲載いたしましたので、お読みいただけましたら幸いです。
http://x311.info

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3)メディア掲載など(新着分)
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【SIGNIS JAPAN/応援映画情報】
【民間放送】映画紹介・8.22イベント
【キネマ旬報9月下旬号】文化映画紹介
【日本農業新聞】コラム≪四季≫
【ウェブマガジン・のたる】8.22イベントレポート
【雑誌:自然と人間】映画紹介
【東京新聞】映画紹介・8.22イベント
【しんぶん赤旗】コラム<潮流>
【クロワッサン】女の新聞
【朝日新聞 東京版】映画紹介・8.22イベント

■掲載次第、随時HPやFBでご紹介させていただいています!
http://x311.info
http://www.facebook.com/x311movie

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4)公開情報
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☆9月15日(土)~劇場公開

■東京:ポレポレ東中野
URL:http://www.mmjp.or.jp/pole2/

【連日】12:30/14:30/19:00

  ※初日・監督舞台挨拶あり!
   ほか、期間中トークなど調整中です!

東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
TEL:03-3371-0088

当日:一般1700円/大・専1400円/中・高・シニア1000円
前売:1300円(チケットぴあ Pコード:464-034)
※前売券1300円:チケットぴあ、劇場窓口、ウッキー・プロダクション

---

■愛媛:シネマルナティック
URL:http://movie.geocities.jp/cine_luna/
松山市湊町3-1-9マツゲキビル2FTEL:089-933-9240

*9月15日(土)~21日(金)11:00/18:30
*9月22日(土)~28(金) 10:00のみ
(火曜日は休映)

【当日券のみ】
一般:1700円/大学生:1400円/高校生以下:1000円※/
シニア(60才以上):1000円※/身体障害者の方:1000円※

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◆映画「~放射線を浴びた~X年後」
  http://x311.info

<概要>
1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験。
当時、多くの日本の漁船が操業していたにもかかわらず、
第五福龍丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、そして歴史からも
消し去られていった。闇に葬られようとしていたその重大事件に
光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続けた教師や
高校生たちだった。

南海放送(愛媛県松山市)では、約8年にわたりその足跡を丹念にたどり、
取材を重ねてきた。そのなかで次々と明らかになる船員たちの衝撃的な
その後や、“機密文書”の存在…そこには、日本にも及ぶ深刻な汚染の
記録があった―。
このたび、2012年1月に全国放送され反響を呼んだ番組に新たな
映像を加え映画化。9月15日から東京と愛媛で同時公開されます。

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公式HP・フェイスブック・ツイッター
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ニュースやメディア掲載、上映情報はじめ、
映画にまつわるあらゆる情報をお届けしてまいります!

【公式HP】: http://x311.info
【facebook】: http://www.facebook.com/x311movie 
【twitter】 : http://twitter.com/x311info


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■13

//////////「義務教育議員立法を!国会質問・『集い」アピール」//////////

「義務教育議員立法を!2国会質問・『集い」アピール」

1、国会質問等について掲載させていただきます。(1984年~2012年の夜
    間中学に関する国会議員の主な質問6件を紹介します。
  夜間中学校の拡充、国政調査や義務教育未修了者数の把握等について質問し行政
  施策の問題点が浮かび上がってきています。)

■(1)8月3日の「集い」を踏まえ、池坊保子衆議意議員が8月24日の文部科学委
     員会で質問し、平野文部科学大臣が答弁しました。
   大変素晴らしい質問であり、また従来の答弁の枠を超えた素晴らしい答弁だっ
   たと思います。
 
  1)以下、国会の動画です。
  http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42076
  ※夜間中学に関する池坊議員の質問は1時31分からのものです。

  2)2012年8月24日衆議院文教委員会・池坊保子衆議意議員の質問と平野文部科学大臣答弁
  http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009618020120824008.htm
  (2)1984年12月28日「義務教育未修了者に対する対策と夜間中学校の充実
     ・拡大に関する質問主意書」(吉川春子参議院議員)
   及び1985年1月22日中曽根康弘首相答弁書
  http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/102/touh/t102013.htm

  (3)2003年3月26日参議院文教科学委員会 畑野君枝参議院議員・夜間中学
     の増設と義務教育未修了者の実態把握について質問。
  http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/156/0061/15603260061004a.html

  (4)2005年2月25日衆議院予算委員会 太田昭宏衆議院議院・ 夜間中学校
     及び義務教育未修了者数(国政調査)に関する質問
  http://yakanchugaku.enyujuku.com/shiryou/20050225shuugiin.html

(5)2007年4月23日参議院決算委員会  神本美恵子参議院議員 夜間中学
     校関連質問
  http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/166/0015/main.html

  (6)2009年3月13日衆議院文部科学委員会 小宮山洋子衆議院議員 夜間中
     学校の拡大・国政調査・就学援助等に関する質問
  http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/171/0096/17103130096002a.html

  (7)2008年12月 石井郁子衆議院議員 学齢期を過ぎた義務教育未修了者・
     質問主意書と回答
  質問主意書http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a170353.htm
  回答http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b170353.htm


2、8月3日の「集い」の際、採択された『義務教育等学習機会充実』に関する法
    的整備に向けたアピール(全文)
   ・・・「いつでもどこでもだれでも」つまり「何才でもどの自治体でもどこの
   国籍でも」基礎教育としての義務教育保障を目ざし採択した文書です・・・

【一】「役所に行く時は指に包帯を巻いて、役所の人に、“怪我をしたので代わり
      に書いてください”と頼んだ」「『障がい』があるために就学免除・猶予と
      され、学校に行けなかった。今、文字が書けず『障がい』もあって、とても
      苦しい。」「外国から日本に来たが、15歳を越えているので教育委員会か
      ら昼の中学校への入学を断られた。しかたなく母子で上京して東京の夜間中
      学校に入学した。」「“死ぬ前にもう一度だけ勉強したい。”でも、文部省
      (当時)から言われたことは、“夜間中学校は埼玉県にはない。東京にはある
      が、東京都に在住か勤務している人でないと入学できない。”電話を切った
      後、涙が止まりませんでした。」(元不登校の女性)等々。
  このような大きな困難を抱える義務教育未修了者は、1985年、中曽根首相の
  国会答弁による政府見解でも約70万人いると表明されています。

【二】学齢を超過した人の学習権を保障する体制はあまりに未整備です。
  (1)、公立夜間中学校は、東京・千葉・神奈川・大阪・京都・奈良・兵庫・広島の
       8都府県に35校だけです。北海道・東北・中部・四国・九州には1校もあ
       りません。そのため東京や大阪などの公立夜間中学校に入学するために転居
       する人もいます。
  (2)、1979年に養護学校が義務制になる以前に就学免除・猶予となり、学校へ
       通えなかった方が多数おられます。しかし、成人クラスを設けて40代以上
       の方を受け入れているのは、いくつかの都道府県の一部の特別支援学校に限
       られています。
  (3)、毎日、夜間中学校等に通学できない義務教育未修了者のための、通信制中学
       校は、全国に2校ありますが、中学校の卒業資格が得られるのは、東京・千
       代田区立神田一橋中学校のみです。
  (4)、戦争や経済的な理由でかつて義務教育を受けられなかった成人の義務教育未
       修了者を昼の小中学校で受け入れる「シニアスクール」という施策がありま
       す。しかし、全国的にはごく一部のものでしかありません。
  (5)、障がいがあるために自宅を出られない成人義務教育未修了者のための訪問教
       育も皆無の状態です。
  以上のように、学齢を越えた多くの義務教育未修了者が基礎教育としての義務教
  育を受けられずにいます。

【三】全国夜間中学校研究会が日本弁護士連合会に働きかけた結果、日本弁護士連
      合会は、2006年8月10日に「学齢期に修学することのできなかった人
      々の教育を受ける権利の保障に関する意見書」を国に提出しました。
(【参考】日弁連意見書http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2006/060810.html

    この意見書では、
    (1)、義務教育は全ての人の固有の権利であり学齢超過か否かにかかわらず、義
         務教育未修了者は、国に教育の場を要求する権利を持つ。
    (2)、国は実態調査を踏まえ、夜間中学校設置に関し地方行政に対し、指導・助
         言・財政援助等を行うべきである。
    (3)、普通教育(義務教育)を受ける権利を実質的に保障するため、国は様々な
         手段を尽くさなければならない、
    として次の施策を推進すべきだと述べています。

・既存の小学校・中学校・盲ろう学校・養護学校の活用
・自主夜間中学への施設・財政等の提供・支援
・個人教師の派遣 など

  そして、中高年齢者、障がいのある人、中国帰国者、在日韓国・朝鮮人、15歳
  以上の新渡日外国人の5つのカテゴリーの人々に対し、それぞれの実情に応じ、
  教育を受ける権利を保障しなければならない、としています。

【四】憲法や国際人権規約には教育を受ける権利が明記され、ユネスコ学習権宣言
      では「学習権は人間の生存にとって不可欠な手段である」と謳っています。
      以上の点を踏まえ、「義務教育等学習機会充実」のため、法律の制定と予算
      の確保を行い、以下の施策の実施を求めます。
     
1、全都道府県・政令指定都市や、自主夜間中学による要望がある自治体に公立夜
    間中学校を開設して下さい。
2、自主夜間中学に対する援助等を拡充して下さい。
3、全国で、既存の小学校、中学校への義務教育未修了者の受け入れ、特別支援学
    校での就学免除・猶予者のため成人クラスの拡充、通信制教育の実施、障がい
    者への訪問教育を拡充して下さい。

2012年(平成24年)8月3日
義務教育等学習機会充実に向けた「超党派参加・国会院内の集い」参加者一同


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■14

リバティおおさかからのお知らせ

お世話になっております。お知らせです。

1.「リバティおおさかを応援する全国ネット」公式ブログを引越ししました。

新しい公式アドレス:
http://ameblo.jp/libertyouen/
           ↑
旧のアドレス http://libertyouennet.blogspot.jp

に変わりました。
なお従来のブログもまだ生きています。


2.緊急呼びかけ

  9月緊急行動として街頭署名カンパ一斉行動を計画しています。
  参加者を募ります。

  全国一斉街頭署名・カンパ行動
  月日:9月21日とします。ただし、地域によっては22日もあり。

  大阪では、9月21日 午後5時半―6時半  難波駅高島屋前 で計画中
  9月22日 大阪人権博物館玄関(リバティおおさか)終日

(リバティガイドボランティアによる)

お願い

(1) みなさんのお近くの拠点で街頭行動を企画していきたいと考えています。
  各都道府県で、効果のある場所、支援者が集まりやすい場所等調整していきたい
  と考えています。
  繁華街、ターミナルなどもありです。
  遠方では、少ない人数で、どこかの集会所の前で、もありです。
  計画できる方は、リバティネット事務局までお知らせください。

(2) 街頭一斉行動に参加希望の方お知らせください
    ※お知らせいただければ事務局で各地で調整します。

【連絡先】リバティネット事務局
      浪速地区歴史展示室内
      〒556-0025 大阪市浪速区浪速東1-4-19 
      電話・ファックス:06-6568-7200


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■15

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      Fashion Resistance to Militarism ファッションショー
           ボランティア大募集!!!!

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20~30代の女性たちが中心となってジェンダー問題に取り組むアジア女性資料セ
ンター・ユースグループは、昨年原発をテーマに開催し好評だった「Fashion
Resistance to Militarism」 ファッションショーを今年も開催します!!

昨年同様、今年も「ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーン」の一環として
行うイベントです。

このファッションショーを一緒に盛り上げてくれる20~30代のボランティアを募
集しています!12月8or9日に開催予定のこのファッションショーに向けて準備を
手伝ってくださる方、また当日ボランティアスタッフも募集しています。

【ボランティアの主な内容】
(1)企画会議に参加(9~10月、月2回程度)
(2)Militarism(軍事主義)に関して一緒に学び、考える(10月上旬勉強会開催予
   定)
(3)テーマに沿ったファッションショーの準備
(4)ショー当日の進行(12月8or9日予定)
*今回の募集は無償ボランティアです。交通費等の補助はありません。

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【16日間キャンペーンとは…】
11月25日(女性に対する暴力撤廃デー)から12月10日(国際人権デー)までの16
日間は、世界中で女性に対する暴力をなくすためのさまざまな取り組みが行われ
ます。DV、デートDV、レイプ、セクシャルハラスメント、ヘイトスピーチ(人を
貶めたり暴力的で差別的な言動)など、色々な形で暴力の被害に遭っている女性
・男性は私たちの住む日本でもたくさんいます。そんな悲しい思いをする人が
一人でも少なくなるために、できることから少しずつ、アクションを起こしてみ
ませんか?

【その他の取り組み】
アジア女性資料センター・ユースグループはこの「ジェンダー暴力と闘う16日
間キャンペーン」の取り組みの一つとしてFacebookにキャンペーンページをつく
りました。ぜひたくさんのいいね!をお願いします!
昨年度開催した「Fashion Resistance to Militarism‐核・原発・戦争と平和を
着る」の様子もみることができます。

16日間キャンペーン2012
http://www.facebook.com/16nichikancampaign
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★お問い合わせは★
アジア女性資料センター
Tel:03-3780-5245
E-mail:ajwrc@ajwrc.org
HP :http://www.ajwrc.org/jp/

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2012年8月24日金曜日

2012年8月24日発行のメールニュースより


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【湯浅からのおしらせ(8月22日)】

目次
■ごあいさつ
■新著が出ました
■大阪でも活動を始めました
■「たね蒔きジャーナル」ってご存知ですか?
■夜な夜なカフェ、はじまってます
■平成25年度予算の概算要求基準が閣議決定
■イベント情報


*****

■ごあいさつ
  みなさん、こんにちは。残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか?
  私は7月から大阪でも活動を始め(年内いっぱいの期間限定の取組みですが)、現
在は、東京、大阪、どちらでもない場所を行ったり来たりの毎日です。
  今月はいったい何回新幹線に乗っただろう・・・?
  いままでは、このメールニュースはイベントのおしらせばかりでしたが、これか
らは少し私の意見もお伝えしていければと思います。
  よろしくお願いします。


■新著が出ました
  8月21日、朝日新聞出版から『ヒーローを待っていても世界は変わらない』を上梓
しました。内閣府参与の2年間の経験は、私に民主主義について考えさせてくれまし
た。そして、いわゆる「橋下現象」・・・。私なりに考えた「いま」と「処方箋」を述
べています。ご笑覧いただければ幸いです。

〈朝日新聞出版ホームページ〉
http://publications.asahi.com/ecs/3.shtml
〈アマゾン〉
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%A6%E3%82%82%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%B9%AF%E6%B5%85%E8%AA%A0/dp/4022510129/ref=sr_1_4?s=books&ie=UTF8&qid=1345550882&sr=1-4


■大阪でも活動を始めました
  「民主主義をテーマにした市民団体」と言っても「???」という感じだと思い
ますが、社会運動家としては、言ったことをカタチにしないことには「何かをした
」とは思えないので、ささやかながらも注目の地・大阪でも活動を始めました。
  その動機や内容は、上記の本に記載してあることだと思っていただければ。
  名前をAIBO(Action Incubation Box Osaka)と言います。
  大阪に来られた際には、ぜひお立ち寄りいただければ。

〈AIBOホームページ〉
http://www.aibofund.net/


■「たね蒔きジャーナル」ってご存知ですか?
  大阪・MBS毎日放送のラジオ番組に「たね蒔きジャーナル」という報道番組が
あります。たねまき~を一躍有名にしたのは、昨年の原発事故以来、京都大学原子
炉実験所助教の小出裕章氏を連日インタビューし続けたことかと思いますが、それ
以前から良質な報道を心がけてこられた真摯な番組です。
  そのたねまき~が、主にMBSの経費削減のために打ち切りの危機にある、との
こと。
  私自身は、たねまき~の前身番組にしか出たことはないのですが、ひょんなこと
から、その小出裕章氏らとともに、①過去の出演経験者などが無料ボランティア出
演を申し出ることでMBSの経費削減に協力する、②「たね蒔きジャーナル」の市
民スポンサーとなるべく寄付を集める、という活動の事務局を担うこととなりまし
た。
  よろしければ、みなさんも賛同/寄付をご検討いただければ幸いです。

〈すきすきたねまきの会ホームページ〉
http://www.tanemakifan.net/
(小出さんのビデオメッセージやその他の呼びかけ人のメッセージ、呼びかけ文
等々ご覧いただけます)

  27日18時には、これまで集まった寄付(5日間、8月20日時点で約157万円)をもっ
てMBS本社にお願いにあがります。こちらも関心のある方はぜひお越しください
。小出裕章・京都大学原子炉実験所助教も来られます。詳しくは上記ホームページで。


■夜な夜なカフェ、はじまってます
  あまり得意でなかったインターネットによる情報発信も、AIBOのITスタッ
フの協力で可能になりました。
  毎週月曜よる9時から10時に、公開対談&ユーストリーム配信で、「夜な夜なカ
フェ」を始めました。
  夜な夜なカフェのキャッチフレーズは「多彩なゲストをお迎えして、日本の難題
を少しユルめに語り、考える」。対談はビールを飲みながら、硬くなりすぎずに。
  初回8月13日は、辻元清美×イダヒロユキ×桂むつ子でテーマは「リベラル」、20
日は柴山桂太×中島岳志で「保守」、次回27日は雨宮処凛×ラボルテ雅樹で「右翼
と左翼」というように続きます。

  9月のラインナップはこちら。
http://www.aibofund.net/応援プロジェクト紹介/#yonayonacafe

  ユーストリーム配信はこちらから(手話通訳あり)。
http://www.ustream.tv/channel/aibofund
  大阪にお住まいの方はAIBO事務所へ(開場20:45。保育あり(要予約))。
  そうでない方はユーストリームを。


■平成25年度予算の概算要求基準が閣議決定
  一転して硬い話題ですが、8月17日、上記が閣議決定されました。
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2013/index.htm
  そこには、次の記述があります。
「③義務的経費や社会保障関係費等の効率化
各省大臣は、義務的経費も含めた歳出全般について聖域視せず、概算要求段階から
予算編成過程において、行政刷新の継続・強化等を通じて、歳出全般にわたり、制
度改正を含めた制度の根幹にまで遡った見直しを実施し、徹底した歳出の効率化を
図る。
義務的経費については、義務的性格の根拠(支出の根拠、単価等の根拠等)を明示
の上、要求する。
また、特に財政に大きな負荷となっている社会保障分野についても、これを聖域視
することなく、生活保護の見直しをはじめとして、最大限の効率化を図る」
  デフレによって税収が減る、赤字国債はこれ以上出せない、という基礎的条件に
加えて、にもかかわらず震災復興、エネルギー転換は重点的に進めなければならな
い、社会保障費自然増分の抑制も民主党政権の命綱の一つ、という事情があります
。「他だって政策的経費の一割減を行っているのだから」という理由で、「義務的
経費についても聖域視せず」という表現が出てくる経緯はわかります。また「生活
保護の見直し」を明記することも、「国民的に不信感の強いこの制度に切り込まな
いといけない/切り込めるチャンスだ」という心理に基づくものだと想像できます。
  これらについて論じ始めれば、長文になることは必至ですので、ここでは数点だ
け指摘しておきたいと思います。

1) 生活保護費の半分を占める医療費のうち、25%(約3000億円)は精神科入院費
、30%(約4500億円)は一般入院費。精神医療のあり方、社会的入院という問題に
目を向ける必要はないか。生活保護の課題を生活保護制度だけ見て何とかしようと
する縦割り型発想の限界。
2) たとえば大阪府のレセプトを見ると、75歳以上の入院外診療は2010年4~5月期
で、16280件、45980日、2億9千万円。平均値で1件あたり2.82日/2ヶ月。頻回受診
者もいるだろうが、それで2.9億円のいくらを削れるのか。上記1)との比較におけ
る費用対効果の問題。より根本的には誰もが暮らせるインクルーシブな地域社会と
いう目指す方向性の問題。
3) 「住民の不公平感に応えないと」と二言目には言われるが、しかし生活保護を
切り刻んでも不公平感をもつ住民の生活は1ミリも改善されない。不公平感を持つ人
たちの「報われない感」をもたらしている暮らしそのものに向き合わなければ、生
活保護制度をどれだけボロボロにしてみせても、フラストレーションは解消されな
い。次のターゲットに向かうだけ。


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■イベント情報

【新規のお知らせです】

■1(東京)
2012年8月31日(金)・9月1日(土)(時間・場所等下記詳細)
国際水映画祭2012 9/1(土)○o。.&先行プレミアム上映会 8/31(金)


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■1

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○o。.国際水映画祭2012  9/1(土)
○o。.  &先行プレミアム上映会 8/31(金)
○o。.
○o。.  水の私有化と商品化を問い
○o。.  行き過ぎた人間の経済活動を考える珠玉の5作品!
○o。.  原発事故後の海の放射能汚染をテーマにしたシンポジウムも開催
○o。.           http://www.parc-jp.org/mizu_eiga/index.html
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21世紀中ごろには、飲料水は石油よりも値段が高くなる可能性があると言われて
いるのをご存知ですか?利用できる水資源は限られた貴重なものである一方、人
類はますます多くの水を使用するようになってきています。
国境を越えて流れる河を巡って国家が対立し、地域住民が水の利用権を巡って衝
突し、スラム街では水を待つ順番を争い殺人までもが起きています。
豊富な雨に恵まれた日本はこうしたことと無縁の国のように感じますが、我々日
本人が大量に輸入する農産品などを作るために大量の水が必要です。
福島第一原発事故によって放射性汚染物質が河川・海に流されるという事態も生
じてしまいました。「水」にまつわる映像は、ドキュメンタリーを中心に各国で
制作されています。その中から優れた作品を紹介し、皆様と一緒に環境を、経済
を、貧困を、政治を、人類の未来を考えていきたいとの思いからこの映画祭は企
画されました。映像を通じて、「水」問題を知り、私たちの暮らしを見つめ直し
てみましょう。

<国際水映画祭 概要>
【日時】2012年9月1日(土)10:00~20:00
【会場】国際連合大学(UNU)
     http://www.parc-jp.org/mizu_eiga/access.html
【参加費】当日券:2500円 (25歳以下:2000円)
         前売券:2000円(高校生以下:無料)    
   ※当日券・25歳以下の方は年齢が証明できるものをご提示ください。
   ※前売券・高校生以下は事前申込のみに限ります。

【チケットお申込み&お問い合わせ】
国際水映画祭実行委員会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 PARC気付
TEL.03-5209-3455  FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
http://www.parc-jp.org/mizu_eiga/
Twitter : mizu_eiga

【主催】国際水映画祭実行委員会
(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉/NPO法人メコン・ウォッチ
/国際有機農業映画祭運営委員会)
【後援】国際連合大学(UNU)
【協力】有限会社アップリンク/ラテン・ビート映画祭

【上映作品】※詳しい作品紹介・上映時間帯はウェブをご覧ください。
■雨さえも―ボリビアの熱い一日 (2010年/スペイン・フランス・メキシコ)
■クルード―アマゾンの原油流出パニック (2009年/米国)
■今日はよき日 (2011年/インドネシア)
■川を継ぐ者 (2010年/インド)
■未来への診断書―水俣病と原田正純の50年 (2010年/日本)

【特別シンポジウム】
■水俣と福島 ―水・海・魚の放射能汚染とどう向き合うか
★高岡 滋(神経内科リハビリテーション協立クリニック)
★花岡和佳男(グリーンピース・ジャパン 海洋生態系問題担当)
★コーディネーター:細川弘明(アジア太平洋資料センター代表理事)

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【先行プレミアム上映会+スペシャルトーク@UPLINK】
「水は誰のもの?―民営化に揺らぐボリビア先住民の暮らしから考える」
【日時】2012年8月31日(金)19:30
【会場】アップリンク
【上映作品】『雨さえも―ボリビアの熱い一日』
       (2010年/スペイン・フランス・メキシコ)
【トーク】太田昌国さん(民族問題研究家)


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