2013年5月4日土曜日

2013年5月4日発行のメールニュースより

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■湯浅からのおしらせ


ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、まず2点お知らせとお願いです。

■1 生活保護の真実を伝える雑誌「はるまち」創刊準備号発行

2000年代後半、格差・貧困問題が注目され、「大変だ、大変だ」という中で生活保護の問
題もクローズアップされました。
それに対してこの数年間は、利用者が200万人を超える中で、さまざまな逆風が起きました。
いま「生活保護」といえば、ごく一部の”業界人”を除くと、ほとんどの人は次のような
イメージを思い浮かべるのではないか。
受給日前に役所の前に並ぶ、顔にモザイクのかかった中高年男性たち。
扉が開くとドッと流れこむ。
その次はパチンコ屋や飲み屋の資料映像…。
このイメージに働きかけないと、たとえば30万人に達する生活保護家庭の子どもたちの未
来を冷静に語る視点は出てこないのではないか。
そんな思いから、「はるまち」という雑誌が生まれます。
編集部に生活保護利用の当事者が入り、大学進学を決めた若者が実名で生活保護への思い
を語ります。
そして、創刊準備号、創刊号のために、クラウドファンディングを始めました。目標額は
30万円。みなさんも、ぜひチェックしてみてください。

https://greenfunding.jp/sustena/projects/382

*クラウドファンディングとは、さまざまな事業に対する寄付を集める仕組みです。主催
者が目標金額を設定し、目標金額に到達したら寄付が執行されます。期限内に寄付が集ま
らない場合は、寄付は1円も執行されません。


■2 活動家一丁あがり講座5期生、募集〆切迫る

今年で5期目を迎える「活動家一丁あがり講座」の受講生〆切が近づいてきました(5月7日)。
「自分ひとりで何かやったってどうせ変わらない」から「やってみて、出会う中で考える」
へ。評論家から実践家へ。不平家から提案者へ。
信頼できる社会の構築を目指して、学ぼうとする人たちを募集します。
なお、自分の企画をカタチにするのが義務なので、ただの勉強目的はNGです。

 http://www.parc-jp.org/freeschool/2013/kouza/kouza_icchoo.html

そして憲法記念日ということもあり、フェイスブックで反響の大きかったポストから(い
いね!1553件、シェア503件)。

(4月13日付)
  生まれてこの方、どうしようもない怠け者で、人を平気で裏切り、子どものときは他の
子をいじめ、大人になってはギャンブルに興じ、周囲に被害を及ぼし続ける。そんな人間
でももっているのが「人権」。ちゃんとしてる人がちゃんとしてることの報いとして提供
してもらえるものは、「報酬」「対価」であって「人権」ではない。
  「義務を果たさずに権利を主張するな」「権利の上にあぐらをかくな」の「権利」は民
法上の請求権などで「人権」ではない。人権は、すべての人間があぐらをかくもの。義務
を果たす対価としてではなく持っているもの。だから「天賦」と言った。
  これは感覚的にはわかりにくい。「西洋かぶれ」と言われるが、西洋人だって感覚的に
はわからないんじゃないかと思う。だから「普遍的理念」といったりするんだろう。わざ
わざ「神聖不可侵」と強調するんだろう。
  何を「人権」に含めるかは議論があっていい。でも人権を丸ごと一般的権利みたいに貶
めるのはやめたいし、やめてもらいたい。
  現政権は「民主主義や人権などの価値観を共有する国との連携を深める価値観外交」を
展開している最中だから、きっと前総裁時代につくられた自民党憲法改正草案を見直すん
だろう。価値観外交を展開している本人が、瑞穂の国の価値観は西洋とは違う、では話に
ならない。
  先日のシンポで最後に言おうとして、時間がなくて言えなかったこと、でした。


以下、イベント等のお知らせです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■イベント情報

■1(東京)
2013年5月11日(土)13:30~16:30@西武信用金庫本店8階ホール
『社会保障制度改革』市民委員会・第2回学習会
テーマ 医療・介護にかかる制度改革の動向-「社会保障制度改革国民会議」報告をどう見るか

■2(東京)
2013年5月12日(日)13:30~15:30@早稲田大学戸山キャンパス33号館 3階 第1会議室
2013年5月12日(日)15:40~16:40@同上
あなたの声をみんなで聴きます~子どもの権利条約フォーラム2013プレフォーラム~
& 子どもの権利条約フォーラム2013 第1回実行委員会 ※詳細下記

■3(東京)
2013年5月17日(金)14:00~16:00@(株)イワセ・エスタ 調理室
シャングリ・ラ・ホテル東京 Council on International Education Exchange
セカンドハーベスト・ジャパン共催
Cooking Class for Kids 子どもとお母さんのお菓子教室

■4(京都)
2013年6月22日(土)13:00~16:45(開場・受付:12:30~)@京都リサーチパーク サイエンスホール
現場から問う生活支援のあり方Part2 -生活困窮者自立支援法(案)について考える-

■5(宮城)
2013年6月~11月(詳細下記)@石巻市北上町
復興支援ツアー 出会い、学び、参加する旅 石巻市北上町

■6【お知らせ】
特別企画「憲法の話をしよう。」『映画 日本国憲法』&『ベアテの贈りもの』緊急上映

■7【お知らせ】
2013年度 PARC自由学校 全講座がウェブにUP&お申込みスタート!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1

『社会保障制度改革』市民委員会・第2回学習会
テーマ 医療・介護にかかる制度改革の動向
-「社会保障制度改革国民会議」報告をどう見るか

昨年成立しました「社会保障・税一体改革関連法」にもとづき、本年8月を期限として「社
会保障制度改革国民会議」が設置され、議論が進められています。すでに8回(4/19に第9
回開催)の会議が開催され、委員からの報告や関連団体からのヒアリングなどを行い、4つ
のテーマのうち「医療」、「介護」について先行的に進め、4月末までに制度の方向性がま
とめられる予定です。
そのような動きに対して、『社会保障制度改革』市民委員会では主に社会保障制度改革国
民会議の動向を共有化しようと、「社会保障制度改革情報」を配信してきました。
このような経過のもと、社会保障制度改革国民会議の議論の動向を共有化し、よりよい制
度とするための意見交換の場として、特に「医療」、「介護」を主なテーマにして第2回学
習会を開催します。

【日時】2013年 5月11日(土)13:30~16:30
【会場】西武信用金庫本店8階ホール(JR中央線 中野駅南口 徒歩2分)

□内 容 1)テーマ:「医療」に関する検討の動向と意見(13:30~15:00)
○報 告:『社会保障制度改革』市民委員会
○意見・提案(2~3人(市民団体、研究者、など))
○意見交換

2)テーマ:「介護」に関する検討の動向と意見(15:00~16:30)
○報 告:『社会保障制度改革』市民委員会
○意見・提案(2~3人(市民団体、研究者、など))
○意見交換

【定員】70名
【参加費(資料代)】1,000円

【主催】『社会保障制度改革』市民委員会(委員長:石毛鍈子)

【申込み・連絡先】市民がつくる政策調査会(担当:久塚、小林)
TEL:03-5226-8843/FAX:03-5226-8845/E-mail shimin@c-poli.org

*国民会議の動向等により内容を変更させていただくこともありますので、ご了承ください。
*参加申込みは、お名前、所属(団体名)、連絡先(住所、電話、FAX、メールアドレス)
  を上記FAXもしくはメールアドレスまでご連絡ください。
*定員に達しましたら、お申込みを締め切らせていただきます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■2

1.【案内】あなたの声をみんなで聴きます
~子どもの権利条約フォーラム2013プレフォーラム~
http://www.ncrc.jp/archives/2013/04/forum130418.html

うれしいこと、困っていること、もっとこうしたいこと、不安なこと。。。
いまを生きる子どもたちは、どんなことを思っているのでしょう?
子どもにとって、よりよい社会をつくっていくために、子どもとおとなで話し合っ
てみませんか?

【日時】2013年5月12日(日)13:30~15:30
【場所】早稲田大学戸山キャンパス33号館 3階 第1会議室
※会場警備の都合上、チラシをお持ちでない方はキャンパス内に入れませんので、
  必ずチラシを上記のHPからダウンロードの上、当日お持ちください。

【プログラム】
13:00 開場 13:30 開始
13:35 「聴こう!子どもたちのいま」
  子ども参加者が「子どもたちのいま」をテーマにリレートーク形式で、自分の思
  っていること、感じていること、伝えたいことを話します。
14:00 「語ろう!子どもたちのいま」
  「子どもたちのいま」をテーマに、子どももおとなも、参加者全員でグループに
   分かれて(ワールドカフェ形式)、自分の思っていること、感じていること、伝え
   たいことを話し合います。
15:30 終了

※イベント終了後、子どもの権利条約フォーラム2013(日時:11月16,17日、会
  場:国立オリンピック記念青少年総合センター)の第1回実行委員会(15:40-16:40)
  を開催します。フォーラムを一緒につくりあげてくださる方は、ぜひご参加ください!!

【対象】子ども*おとな だれでも
【定員】80名
【参加費】18才以上500円
【申し込み】当日参加を受け付けますが、資料・会場等の準備がありますので、事
            前申し込みをお願いします。
  件名に「プレフォーラム申込」と明記し、(1)氏名(ふりがな)、(2)年齢、(3)団体名
  *学校名、(4)TEL、(5)E-Mail、(6)第1回実行委員会の参加の有無をご記入の上、
  5月9日(木)午後2時までに、こちらからお申し込みください。
  http://www.ncrc.jp/mail_form.html
  ※同内容をメール送信されても構いません info@ncrc.jp

※子どもの権利条約フォーラム2013の準備委員会は下記の5団体で構成されています。
  特定非営利活動法人国際子ども権利センター、チャイルドライン東京ネットワーク
  、特定非営利活動法人東京シューレ、特定非営利活動フリー*ザ*チルドレン*ジャパン
  、子どもの権利条約ネットワーク

【主催】子どもの権利条約ネットワーク
【共催】子どもの権利条約フォーラム2013準備委員会
【助成】子どもゆめ基金


2.【案内】子どもの権利条約フォーラム2013 第1回実行委員会
http://www.ncrc.jp/archives/2013/04/forum130512.html

【日時】2013年5月12日(日) 15:40~16:40
【場所】早稲田大学戸山キャンパス33号館 3階 第1会議室
【内容】子どもの権利条約フォーラムについて、フォーラムの概要についての意見交換など
【申し込み】会場警備の都合上、事前に出席連絡が無い方は、当日入構できません。
          必ず事前申し込みをお願いします。
  件名に「実行委員会申込」と明記し、(1)氏名(ふりがな)、(2)年齢、(3)団体名*
  学校名、(4)TEL、(5)E-Mail、(6)第1回実行委員会の参加の有無(第1回は欠席だが
  次回以降参加する場合は、その旨)をご記入の上、5月9日(木)午後2時までに、
  こちらからお申し込みください。
  http://www.ncrc.jp/mail_form.html
  ※同内容をメール送信されても構いません info@ncrc.jp

※「プレフォーラムの申し込みをされた方」で「実行委員会への参加を希望される方」
   は別途お申し込み頂く必要はありません。

【問い合わせ】
  子どもの権利条約ネットワーク
  〒152-0034 東京都目黒区緑が丘2-6-1
  TEL&FAX:03-3724-5650(木曜日11~16時)
  ※ご来訪の際は事前に電話などでご連絡ください。
 ウェブサイト随時更新中 http://www.ncrc.jp/
 メール info@ncrc.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■3

シャングリ・ラ・ホテル東京 Council on International Education Exchange
セカンドハーベスト・ジャパン共催
Cooking Class for Kids 子どもとお母さんのお菓子教室

シャングリ・ラ・ホテル東京のパティシエを迎え、お菓子作り教室を開催します。
小さなお子様たちが楽しく簡単に作れるようにお教えいたします。ぜひお気軽にご
参加ください。
当日は、シェフとボランティアがおりますので、お子様が小さくてもサポートいた
します。
親子でお菓子作りを楽しみながら、ゆっくりとした時間をすごせたらと思います。
セカンドハーベスト・ジャパンが集めている食品もお土産としてお渡しします。

【日時】5月17日(金) 14:00~16:00
【会場】(株)イワセ・エスタ 調理室 東京都大田区南六郷3丁目11-1
  京急 六郷土手駅 から徒歩7分
  http://bit.ly/17uoX7L
  (JR品川駅より京急線快特利用にて約15分、京急川崎駅より約10分。当日
  は駅にて、会場までご案内いたします。)

【費用】無料

お子さんの年齢 3歳以上(それより小さいご兄弟も一緒に参加できます)
注意:小麦粉と卵を使いますので、小麦・卵アレルギーのあるお子様は大変申し訳
ありませんが参加することができません。

【申し込み方法】
お名前とお子様の年齢をお書きの上、メールもしくはお電話にてお申し込みくだ
さい。
質問等ございましたら、気軽にご連絡ください。
  セカンドハーベスト・ジャパン 担当 杉山
  pantry@2hj.org
  TEL:03-5822-5371(火曜日~金曜日 10:00~18:00)

○セカンドハーベスト・ジャパンとは
セカンドハーベスト・ジャパンは日本初のフードバンクであり、食品メーカーや農
家、 個人などから、まだ十分に食べられるにも関わらずパッケージの破れなど様々
な理由で売ることができない食品を集めて、それらを児童養護施設のこどもたちやD
V被害者のためのシェルターなどに届ける活動を行っています。
セカンドハーベスト・ジャパンでは、2012年より、子どもたちに十分な食事を届け
るためにバックパックプログラムを実施しています。 www.2hj.org

--

FOOD FOR ALL   PEOPLE!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■4

【現場から問う生活支援のあり方Part2 】
-生活困窮者自立支援法(案)について考える-

  厳しい社会情勢や、家族や地域のつながりの希薄化を受けて、生活に困窮したり、
社会の中で孤立する人が増えています。こうした人たちを早期に助け自立につなげる
仕組みとして、今通常国会で「生活困窮者自立支援法(案)」の成立を目指しています。

  新法案では、生活困窮者等の相談を受ける「相談窓口」を自治体の責務として設置し
地域のNPOや関係機関などと連携して、地域にあった支援体制を作るとされています。
  他に、生活訓練や社会参加などの「就労準備支援」や、すぐに一般就労が難しい人の
ために就労体験をする「中間的就労」の場の確保などの就労に向けた仕組みや、多重
債務問題の解決や家計管理の相談をする家計再生相談などの支援が整備されます。

  また、25年度はモデル事業として、「生活困窮者自立促進支援モデル事業」がスタ
ートします。
◆参考資料 http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/787721/6-1.pdf
【福祉に新しい分野を作り、福祉の枠を超えて、困窮者をみんなで支える新しい地域
  のカタチつくり】

この法案で、本当にこのようなことができるの?現場はどうかわるの?モデル事業
っていったいどんなの???
皆さんと一緒に考え現場から声を発信してみませんか?

【日時】平成25年6月22日(土)午後1時~4時45分(開場・受付:12:30~)
【場所】京都リサーチパーク サイエンスホール(京都市下京区中堂寺南町134)
        (JR嵯峨野線(山陰線)丹波口駅下車 西へ徒歩5分JR京都駅から1駅です)
        http://www.krp.co.jp/access/index.html

【資料代】1000円
【定員】130名(先着順)

*******プ ロ グ ラ ム *********

〇 挨拶(主催者・来賓)

一 生活再建の現場からの報告

  1.青山定聖(弁護士 熊本県弁護士会)
  2.近澤和子(相談員 グリーンコープ生活再生相談室大分)

二 基調報告「生活困窮者自立支援法(案)について」
  熊木正人(厚生労働省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長)

三 パネルディスカッション
  「生活困窮者自立支援法で相談現場がどうなるの?」

  パネラー:
  熊木正人(厚生労働省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長)
  新里宏二(弁護士 日弁連多重債務問題ワーキングチーム座長)
  鈴木晶子(臨床心理士一般社団法人インクルージョンネットよこはま理事)
  生水裕美(野洲市市民部市民生活相談課専門員)
  コーディネーター:
  藤森克彦(みずほ情報総研社会保障藤森クラスター主席研究員)

四 おわりに(主催者)

●チラシはこちらからどうぞ
http://www.evernote.com/shard/s238/sh/ebcf7bca-d321-4b9e-bb16-e4fa22db5920/616cf6c3af64e3e50d571cd9605c1094

【申込み・問合せ先】
※申込みは原則こくちーずでお願いします。

〒530-0047
大阪市北区西天満4-11-16 ニュー梅新東ビル7階
電話 06-6360-2031
Fax 06-6360-2032
山田治彦法律事務所 山田治彦まで

【こくちーず】
http://kokucheese.com/event/index/82928/
●こくちーず のメッセージ欄にご質問ご意見がある方は記載ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■5

復興支援ツアー 出会い、学び、参加する旅 石巻市北上町
http://act.parc-jp.org/s/fs/tour-japan/2013-t1.html
(お申込み、詳細はこちらへ↑お願いします。)

<概要>
東日本大震災は東北の各地に巨大な爪痕を残しました。震災から3年目を迎える2013年。
少しずつ復興の道を歩んでいますが、被災者の多くはいまも仮設住宅で暮らし、震災前か
ら過疎化、高齢化に苦しんでいた東北の農漁村の中には復興の道筋が見えない地域も多く、
日々、さまざまな問題に悩んでいます。例えば、地域のコミュニティ全体で高台移転する
ことができない中で、どうやって村の連帯を残していくか、という課題などです。
他方、多くの都市住民がボランティア、支援者として被災地に赴き、被災者のおおらかさ
、忍耐強さに励まされ、学んできました。
このツアーでは、パルシックが支援してきた北上町の復興の現状を知ると同時に、地域の
人々の知恵や文化を学び、自然にふれ、東北の漁村の地域資源とその魅力を再発見します。

●料金 ¥52,000
●2013年6月~11月
●全7回/定員30名
  ※出かける回は交通費、宿泊費、食費などが別途かかります。
  ※本講座は「自由学校入会金」をお支払いいただかなくても参加可能です。

<講座内容>
◆6/1(土) 13:00~15:00
コミュニティ復興支援でのパルシックの仕事
  ■井上礼子(パルシック代表理事)
石巻市北上町は、人口わずか2,100名の漁業を中心とした集落ですが、東日本大震災で20
4名の死者、94名の行方不明者を出しました。不自由な仮設住宅での生活で、悲しみを胸
に、漁業を開始し、農作業をおこなう被災者たちに励まされながら、パルシックが行って
きた活動をお話します。

◆7/6(土)~7(日) 1泊2日
出会いの旅
  ■被災した漁村のいま―十三浜での被災体験と復興に向けて
北上町十三浜は漁業が盛んな地域です。3.11の津波により大切な家族、家や作業場、漁具
の一切を失いました。
震災後、漁師たちがどのように漁業再開へと歩んできているか、どういう課題に直面して
いるのか。
漁師との交流や高台移転予定地の訪問を通して学び、そして浜料理など地域の魅力を堪能
します。

◆8/1(木) 19:00~21:00
★「復興」―東日本大震災の全体像と復興の現状はどうなっているのか
  ■室崎益輝(兵庫県立大学 特任教授/神戸大学 名誉教授)
巨大災害は、その社会の持っていた歪みを顕在化させる。
復興は、その歪みを改革する使命を持つ。本講義はそうした視点から、東日本大震災の本
質と復興のあり方を考察する。

◆9/14(土)~15(日) 1泊2日
参加する旅
★北上の農家生活を体験し、地元の幸を味わう
北上は海、山、川の幸の宝庫。津波をかぶった大地は再び野菜や花を育み始めました。
「自分の家で食べる野菜は自分で作る」という農家の心意気と、震災後の道のりをどの
ようにして歩んできたかを北上のお母さんたちから伺います。「にっこり仮設農園」では
農園スタッフの作業をお手伝いしたり、郷土料理を作り一緒に味わいながら交流します。
そして宿泊先の追分温泉で一日の疲れを癒しましょう。

◆10/5(土)14:00~16:00
★北上に見る自然・コミュニティ、そして復興
  ■宮内泰介(北海道大学教員/さっぽろ自由学校「遊」共同代表/PARC理事)
北上地区は、どんな歴史をたどってきたところなのか、そしてどんな復興まちづくりを目
指しているのか。
自然とコミュニティとの関係を中心にお話しします。

◆10/19(土)~20(日) 1泊2日
学びの旅
★地域に残る結の力―北上町の人びとの暮らし
  ■佐藤清吾(宮城県漁業協同組合北上町十三浜支所運営委員会委員長)
北上の住民からは「コミュニティ」という言葉が盛んに出てきます。それは集落の中で互
いに見守り合い、助けあってきたこと、そして一緒に行事を催す楽しみのことを指してい
ました。
年長者に漁村での暮らしや郷土芸能の神楽が復活するまでのお話を聞き、地元で盛んな葦
産業の現場や雄勝の復興商店街を訪問しその知恵や文化を学びます。宿泊先の追分温泉で
は、毎月一回開かれる「満月コンサート」を堪能します。

◆12/9(月)19:00~21:00
★ワークショップ:コミュニティ復興のためにできること
  ■井上礼子(パルシック代表理事)
3回の現地ツアーを経て、参加者の皆さんが感じられたこと、発見された北上町の魅力を
語り合うなかから、市民として、これからも北上町の被災者たちの生活再建とコミュニテ
ィの復興のための課題をみんなで探ってみます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■6

==============================
特別企画「憲法の話をしよう。」
『映画 日本国憲法』&『ベアテの贈りもの』緊急上映
-------------------------------------------------
5月3日[金]は憲法記念日
知っていますか?私たちの憲法のこと。
考えませんか?これからの未来のこと。
==============================

日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。
当時の吉田茂首相は「主権在民」「戦力の不保持と交戦権を放棄する平和主義」
「不可侵の基本的人権」を3大原則とする現行憲法を「世界に比類なき憲法である」
と述べました。

それから66年、政治の舞台ではその憲法が争点として注目を集めていますが、私た
ちの普段の生活において、憲法が意識にのぼることはあまりないように思います。

私たちにとって憲法がどのような意味をもつのか?
憲法のことを考え、憲法について語る。
今年の憲法記念日にはそんな時間を過ごしてみませんか?

■上映情報
○東京・ポレポレ東中野 4/27(土)~5/10(金
☆劇場イベント開催決定!! ※連日12:50の回終了後
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4/27(土)田口ランディ(作家)
4/28(日)鈴木邦男(「一水会」顧問)
4/29(月・祝)ジャン・ユンカーマン(「映画日本国憲法」監督)
4/30(火)伊藤千尋(朝日新聞記者)
5/1(水)小森陽一(九条の会事務局長、東京大学教授)
5/2(木)アーサー・ビナード(詩人)
5/3(金・祝)班忠義(作家、映画監督)
5/4(土)アサダワタル(日常編集家)
5/5(日)ジャン・ユンカーマン(『映画 日本国憲法』監督)
  ×山上徹二郎(『映画 日本国憲法』製作、シグロ代表)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

○大阪・シアターセブン 5/4(土)~5/10(金)

■お問い合せ
<宣伝・配給>シグロ(担当:西)
TEL.03-5343-3101/FAX.03-5343-3102/E-mail:nishi@cine.co.jp
特別企画「憲法の話をしよう。」公式サイト
http://www.cine.co.jp/kenpo2013.html

ちらしはこちらから
http://www.jccjp.org/jccjp/ML_files/kenpo2.pdf
http://www.jccjp.org/jccjp/ML_files/sample_OL_Kenpo_flyer_omote.jpg


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■7

■■■
■ 2013年度 PARC自由学校 全講座がウェブにUP&お申込みスタート! ■
  http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html                           ■■■

PARC自由学校は1982年にスタートしたオルタナティブな市民の学校です。
毎年開講し、今年で31年目を迎えます。これまでの受講生は7000名あまり。
時代を先取りしたテーマで、普通の教育機関では味わえない講座を開いています。
参加者は年齢層も10代から70代まで幅広く、様々な職業の方々が集まり、新しい
出会いの場となっています。2013年度の32講座の申し込み受付がスタートします。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしています!

●講座一覧はこちら→ http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html
※ウェブサイトからお申込み・クレジット決済が可能です。またパンフレットのダ
ウンロードも可能です。

【講座一覧】
★ことばの学校★
01. キムの英語で社会を変えよう!
     -English for Creating Social Justice
02. ジェンスの英語で発信!
03. 世界のニュースから国際情勢を読み解こう
04. 武藤一羊の英文精読
05. はじめてのケチュア語―アンデス先住民の歴史と文化を学ぶ
06. きほんのビルマ語―変わる社会と人びとの暮らしを学ぶ

★世界の学校★
07. いのちと暮らしを支配する多国籍企業にNO!―グローバリゼーションを知る
     シネマ&トーク
08. お金をソーシャルに!
09. ビルマとミャンマーのあいだ―変わる社会とどう向き合うか
10. アフリカとわたしたち
11. 領土・国家・ナショナリズム―誰のための「安全保障」か
12. デモクラシーを求め、反乱する都市―テレビが伝えない世界の真実

★社会の学校★
13. シェアするライフスタイル―分かち合い社会の可能性
14. 現代社会を知るための10のキーワード
15. 戦後史の死角―隠された証言から未来を探る
16. 文系アタマで「科学」を考える
17. 放射能汚染時代を生きる―福島の「いま」と私たちの選択

★連続ゼミ★
18. アベノミクスの仮面を剥ぐ!―超初歩からの3大経済学
19. アクティビストのためのソーシャルメディア講座
20. 映像を使って授業をつくろう
     ―持続可能な農業、漁業、働き方をテーマに

★環境と暮らしの学校★
21. 本気で縄文人!!
22. 日本酒で乾杯!―地域と人が醸す豊かな時間
23. コミュニティ・カフェをつくろう! ―あなただからできる、あなたらしい
     場づくり
24. まじめに10A(アンペア)!―地球と家計を守る豊かな生活術
25. 歩いて知ろうニッポンの胃袋の裏側―私たちを生かし、殺す、危ないシステム
26. 東京で農業!2013
27. 初めてのオーガニック2013

★表現の学校★
28. 抵抗の音楽 ―世界に響く闘いのリズム
29. 生きることは表現すること―アーティストと学ぶ、アートの歴史と創作ワー
     クショップ

★特別講座★
社会にモノ言うはじめの一歩!~活動家一丁あがり!~
【労働と貧困】

★お昼の学校★
A. やってみよう!コーヒーアート―楽しくコミュニケーション
B. コミュニティ・カフェをつくろう!─ あなただからできる、あなたらしい場
    づくり

★国内ツアー★
復興支援ツアー 出会い、学び、参加する旅 石巻市北上町

【すべての講座のお問い合わせ・お申込み】
PARC自由学校
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp
Facebook: http://www.facebook.com/parcfs


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━